縛られていないと思っても、縛られています。

飲み屋のおねえちゃんから
「今日暇なんですゥ～♪来てもらえませんかっ♪」
・・・という電話がこの間かかって来た・・・と、
突然朝ごはんの時に話し出したダーリン。

「・・・でどうしたん？」・・と聞くと

「俺は縛られるのが嫌いやねん。行きたい時に行くから縛らないでほしい。」と、あんた何様？・・・の発言をしたとの事。
（最近チャッピーにめちゃハマっているダーリン。ここでは堂々としているチャッピー連想）
でも、それっきり電話はなくなったから、この返しは使えると
甚くご満悦の様子。（ただ単に「アホか？」と思われただけでは？）

縛られるのが嫌いだから、本当は旅行とかも、朝起きて「行こう！」
・・って気分で飛行機に飛び乗りたい・・のだって。
もう来月にもやりたい気分なんだと・・・。
きひ～～～っ！
今日は言う事がカッコいいねっ！いちいち・・・（笑）

パックのツアーじゃなかったら、結構値段上がるよね・・・
どれぐらい飛行機の値段に差がでてくるんだろうねえ・・
宿泊の値段とかもねえ～～。
かなり違ってくるよね・・・

・・・と話をそちらに振ると、考え込んだ。
「・・・ホンマやなあ・・・値段上がるなあ・・・」

さっきまで、縛られない男に憧れていたこの男は
もうすでに「値段」・・というものに縛られている・・・（笑）
家族４人だと、もの凄い金額になりますよ・・・
・・・と再び振ると
大きく頭を振って、「・・・考えられない・・」と・・・。

まだまだ縛られていますよ・・（笑）
いくらチャッピーに憧れても・・・（笑）

　好きなときに好きな事をして
　時々休みまた適当に歩き出していた～♪・・に至るにはまだ遠い。


「値段に縛られる・・」という呪縛にかけられた人生は、
多くの人がそうであるように
その人生の終わりまで、到底ぬけ切れないものである。
（Ｂｙ　マリア・コレインチーキ　　アメリカ）
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コレインチーキです。