一歩一会・・・♪

日々のお仕事の事や、趣味、旅行関係についての自分記録♪

『王女メディア』観劇。

2008年05月12日 | 日々♪
兵庫県立芸術文化センター 中ホールにて『王女メディア』観劇。
1階F列、通路側。トイレの心配のない通路側。
でも、本日は1時間30分の上演時間だからそんなに心配ないけど、それでもラッキ~通路側。

蜷川さん版『メディア』よりかなり時間は短くなっているけど、かなり伝わる『王女メディア』であった。
短い時間でもいいんじゃ~~ん!・・・なのは
案内人の存在があったから♪
これは演出家の栗田芳宏さんにあっぱれ!を送りたい。

しかし、ギリシャ悲劇というのは、なんだかなあ・・・こういうどうしようもなく残酷なのが多いわねえ。
それにしても、この手の残酷なお話がしつこく現在まで残り続け、見る者を魅了し続ける・・・ってのはなんなんだろう?
目を背けたくも、観たい・・という・・・。
そこにはなんの教訓も美しさもないのに・・・。(こういうことはやるなよ・・っていう教訓にしては、おおざっぱすぎる残酷さ)

こんな女、怖い!・・・いたら怖い!・・・でも存在しそう!
そんな女性を松井誠さまが熱演!素晴らしかった。
赤いライトで怖さ倍増・・。
そう・・・。そんな怖ろしいオンナの熱演を見れるからこそ、また
劇場へ行ってしまうのかしら?

終了後、ロビーで待ち合わせたスキップさまと、
「背中・・・綺麗やったねえ~~~!」が開口一番・・・だった。
本当に美しかった。お背中。
そして、その背中の開いたドレスで踊られる誠さまの美しさったら♪
そして、えげつなさも凄いぞっ!

案内役の方が最後に出てこられて、まとめられる。
「神は・・・・人間がこうあればいいな・・ということは叶えてくれません。そして、こうでなければいいな・・ということを叶えてくれるのです。」
・・・のセリフに・・・
あ~~~来た来たきた~~~っ!
ここへ来て、妄想のサウンドトラックが頭の中でガンガンと・・♪
これは、芝居に没頭しているのか?!自分?!・・・に
対する不幸せな現象でもあり、幸せな現象でもある。
多分、この先も続く・・・のである。しばらくは・・・。

兵庫県立芸術文化センター 1階ロビーにあるこれまたお洒落な
レストラン(名前確認せず。しまったっ!)にてお茶♪
今日はね~~、もう本当にスペシャルな1日でございました♪




 
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