趣味は読書です。と、ちょっと前までは胸をはって言えたんですが、数年前から、すっかり本を読まなくなってしまいました。前は私鉄→地下鉄と乗り継ぎ、だいたい1時間強の通勤時間があったせいか、車内のお供はいつも単行本。が、最近の通勤時間は自転車で10分ほどなので、すっかりご無沙汰状態なんです。それでも、なんとか読むようにはしてるんですけど、なかなか読書のためだけに時間を割く、ってことができないんですよね……。
読書と言えば、最近は携帯小説ってのが流行ってて、何本か映画も作られてるくらい大きな存在になっていると思うんですけど、個人的には、う~ん…という感じ。もうすぐ公開される映画『恋空』の原作も、映画を見る前に読んでおこう、と思って読んでみたんですが、もの凄い違和感を感じてしまう僕がいたんです。
僕も凄い文章力を持ってる訳じゃないので偉そうなことは言えないんですが、文体が日記調というか、女子高生のブログを読んでいるようで、これを小説って言っていいんだろうか? って疑問が浮かんでしまったんです。元祖的なYos○iさんとやらの作品も読んでみたんですけど、いろんな意味で、びっくりしちゃったりして……。
一概には言えないのかもしれませんが、少なくとも僕が見た範囲内では、ほとんどが主人公の女子高生とかが発情期のサルみたいにとっかえひっかえ男と遊んだり恋したりHしたりして、最後はお決まりの難病モノへ…って流れ。ワンパターンがいけないっていうことでもないんですが、その文体への違和感も相まって……。まぁ、それでもこれだけブームになってるし、良い所もあるとは思うんですが、僕にはまったく合いそうにないなぁ。
で、映画版の『恋空』を今日、見てきた訳なんですが、新垣結衣ファンな僕も、やっぱり首を捻ってしまいました。新垣さんを筆頭に、演者の方々は良い演技をしてるんです。相手役の三浦春馬くんもカッコよかったし、最近よく見かける小出恵介さんも良かったし。でも、肝心要のストーリーがもろ携帯小説(原作がそうだから当たり前ですが)なので、展開が……。原作者の方の実体験がもとになってる、っていうことですけど、かなり脚色して王道な携帯小説作品らしく、面白おかしくしてるんちゃう? と、穿った見方をしてしまう捻くれ者な僕なのでした。あ、もし本当に実話を忠実に再現してるんだったらごめんなさいです
それと、主演が新垣さんでよかったのかなぁ…。前述した通り、ポッキーのCMで心を奪われた僕としては、新垣さんのキュートな顔を2時間強、見ていられるっていうだけで至福の時間だったんですが、レイプや妊娠などなど壮絶な半生を生きる主人公には、やっぱり見えなかったことも事実。別に見たいって訳ではないけど、裸はおろか、キスシーンさえちゃんとしないっていうのは、この映画的にはどうなんでしょうか……。
重ね重ね言いますが、裸が見たいって訳じゃないんですよ、本当に。どっちかと言えば、新垣さんにはそんな役はやってほしくない! 清純なままでいてほしい! って思ってるくらいだし。でも、この作品に出るって決めたんだったら、覚悟を決めて臨んだ方が良かったのでは? と思ってしまうんです。大胆な役にも挑戦して、一皮むけた存在になってほしい、とも思っていたので、正直、そこはちょっと残念だったなぁ。
ちょっとネタバレかもしれないけど、図書室のあるシーンでは、机でキスシーンなどを隠したりするなど、あまりにも腰砕けな展開。泣けるどころか、その古くさい演出手法が逆に面白くて、笑いをこらえるのが大変だったくらいだし。
たぶん、本人じゃなく、事務所的にNGだったんでしょうけど、それなら事務所の方々も出演させんなよ、と、偉そうなことも少しだけ思ったりしました。まぁ、拡大系の話題作でビックバジェットだし、出ればハクがつくだろうっていう考えかもしれないけど、こんな中途半端だと逆効果なんじゃねぇの? って思うんだけどなぁ……。
とはいえ、阿呆な僕と違い、原作にハマって涙した人なら、あのベタベタだけど、愛し合うことの意味が描かれてる世界が、綺麗にちゃんと映像化されてるので、きっと泣けると思うし、原作を知らない人は、僕みたいに新垣さんのキュートな笑顔に癒されまくりだと思うので、劇場に足を運んでみてはいかがでしょうか? もうね、マジで新垣さん可愛すぎっすから。僕の学生時代にも、あんな娘がいたら、きっと人生変わってたんだろうなぁ……
『恋空』11月3日(土)より 全国東宝系にて公開
C 2007映画「恋空」製作委員会
読書と言えば、最近は携帯小説ってのが流行ってて、何本か映画も作られてるくらい大きな存在になっていると思うんですけど、個人的には、う~ん…という感じ。もうすぐ公開される映画『恋空』の原作も、映画を見る前に読んでおこう、と思って読んでみたんですが、もの凄い違和感を感じてしまう僕がいたんです。
僕も凄い文章力を持ってる訳じゃないので偉そうなことは言えないんですが、文体が日記調というか、女子高生のブログを読んでいるようで、これを小説って言っていいんだろうか? って疑問が浮かんでしまったんです。元祖的なYos○iさんとやらの作品も読んでみたんですけど、いろんな意味で、びっくりしちゃったりして……。
一概には言えないのかもしれませんが、少なくとも僕が見た範囲内では、ほとんどが主人公の女子高生とかが発情期のサルみたいにとっかえひっかえ男と遊んだり恋したりHしたりして、最後はお決まりの難病モノへ…って流れ。ワンパターンがいけないっていうことでもないんですが、その文体への違和感も相まって……。まぁ、それでもこれだけブームになってるし、良い所もあるとは思うんですが、僕にはまったく合いそうにないなぁ。
で、映画版の『恋空』を今日、見てきた訳なんですが、新垣結衣ファンな僕も、やっぱり首を捻ってしまいました。新垣さんを筆頭に、演者の方々は良い演技をしてるんです。相手役の三浦春馬くんもカッコよかったし、最近よく見かける小出恵介さんも良かったし。でも、肝心要のストーリーがもろ携帯小説(原作がそうだから当たり前ですが)なので、展開が……。原作者の方の実体験がもとになってる、っていうことですけど、かなり脚色して王道な携帯小説作品らしく、面白おかしくしてるんちゃう? と、穿った見方をしてしまう捻くれ者な僕なのでした。あ、もし本当に実話を忠実に再現してるんだったらごめんなさいです
それと、主演が新垣さんでよかったのかなぁ…。前述した通り、ポッキーのCMで心を奪われた僕としては、新垣さんのキュートな顔を2時間強、見ていられるっていうだけで至福の時間だったんですが、レイプや妊娠などなど壮絶な半生を生きる主人公には、やっぱり見えなかったことも事実。別に見たいって訳ではないけど、裸はおろか、キスシーンさえちゃんとしないっていうのは、この映画的にはどうなんでしょうか……。
重ね重ね言いますが、裸が見たいって訳じゃないんですよ、本当に。どっちかと言えば、新垣さんにはそんな役はやってほしくない! 清純なままでいてほしい! って思ってるくらいだし。でも、この作品に出るって決めたんだったら、覚悟を決めて臨んだ方が良かったのでは? と思ってしまうんです。大胆な役にも挑戦して、一皮むけた存在になってほしい、とも思っていたので、正直、そこはちょっと残念だったなぁ。
ちょっとネタバレかもしれないけど、図書室のあるシーンでは、机でキスシーンなどを隠したりするなど、あまりにも腰砕けな展開。泣けるどころか、その古くさい演出手法が逆に面白くて、笑いをこらえるのが大変だったくらいだし。
たぶん、本人じゃなく、事務所的にNGだったんでしょうけど、それなら事務所の方々も出演させんなよ、と、偉そうなことも少しだけ思ったりしました。まぁ、拡大系の話題作でビックバジェットだし、出ればハクがつくだろうっていう考えかもしれないけど、こんな中途半端だと逆効果なんじゃねぇの? って思うんだけどなぁ……。
とはいえ、阿呆な僕と違い、原作にハマって涙した人なら、あのベタベタだけど、愛し合うことの意味が描かれてる世界が、綺麗にちゃんと映像化されてるので、きっと泣けると思うし、原作を知らない人は、僕みたいに新垣さんのキュートな笑顔に癒されまくりだと思うので、劇場に足を運んでみてはいかがでしょうか? もうね、マジで新垣さん可愛すぎっすから。僕の学生時代にも、あんな娘がいたら、きっと人生変わってたんだろうなぁ……
『恋空』11月3日(土)より 全国東宝系にて公開
C 2007映画「恋空」製作委員会
>>そのレイプや堕胎の描写が曖昧、不明確、
>>不適切で恋空の原作は
>>絶版騒動まで起こったんですよ?
曖昧だからこそ、
映画ではちゃんとするんだろう、
っていう期待を持ってたんですが、
その期待は見事に裏切られた、
ということだったりします(汗
しかし、絶版騒動なんて起こってたんだ、
知らなかった…。
批判サイトとかあって
叩かれてるのは知ってましたが。
>>ターゲットは中高生なので
>>いい大人が~
そうっすね、おっさんにはキツかったしw
っていうか、いっそファンタジーだと
思えばいいのかも、って、
見てから時間が経って思うようになってきましたw
恋空の原作は絶版騒動まで起こったんですよ?
映像化するに当たって脚本の時点でカットなり修正なりされて
るはずです。性的な描写がぬるくなるのは仕方がないかと・・・
あくまで、ターゲットは中高生なので、いい大人がケータイ小説
について深入りしないことをお勧めします(笑)