としおんのぺえじ

愛犬パズーとの戯れや日々の出来事などをつらつら綴ります

えいがのかんそう

2008年01月25日 | 映画
陰日向に咲く
原作は途中まで読んだ状態、っていう中途半端な感じでの鑑賞だったんですが、それがよかったのか、楽しめました。○ネマ旬報では「岡田の演技がいつものマンネリ演技で辟易~」なんて内容の批評が書いてあったりしたのもチラっと読んだけど、そのいつもの岡田くんの演技が好きだったりするので、僕的には全然OK。オタクくんのエピソードだけが中に浮いてたりするのも気になったし、ベッタベタのお涙頂戴な話だったりするんだけど、なんか、見終わった後、頑張ろうって思えたんですよね。岡田くんの爽やかなラストのシーンが、なんかめっちゃ好きでした。まぁ、年末進行でヘロヘロになってた時に見たから、ってことかもしれないんですが、なかなか楽しめましたです。

母べえ
たそがれ清兵衛」から続く時代劇3部作でちょっと思ってたことなんですけど、山田洋次監督の作品って、徐々に激しくなってるような気がするのは僕だけでしょうか? で、それに続くこの「母べえ」も、タイトルからは分かりづらい、怒りというか何というか、監督の強い感情を感じました。いわゆる反戦って奴なんですが、家族の絆っていうオブラートに包みつつも、コラー!って怒ってる感じ?(ちょっと違うかも、ですが…)その強い思いが胸に迫ってきて、なかなか楽しませてもらいました。しかし、なにが凄いって吉永さん。30代で、しかも浅野忠信に惚れられちゃうっていう設定って、よく考えなくても凄いし、それを違和感なく見せちゃう吉永さんも凄ぇなぁ、と、ただただ感心する僕なのでした。

ラスト、コーション
う~ん…。確かにアン・リー監督作だけあって、見応えはあるんだけど、その評価がハードなラブシーンに集中してしまってるのに疑問を抱いてしまう僕。その激しいシーンを見てて「愛のコリーダ」を思い出してしまったのは、僕だけではないはずだ、と思ったりしたんですが、よくよく考えりゃ、今のご時世、AVやら何やらでもっとハードなもんはある訳で、何を今更、っていう気がしないでもないのです。まぁ、確かに凄い体位(交尾って感じだったなぁ、あれは…)だったし、あのトニー・レオン様がやったから、っていうのはあるんでしょうけどね。ストーリー的には、『ブロークバック・マウンテン』が結構、好きだった僕的には、さすがアン・リーって感じで感動したりもしたんですが。そうそう、ヒース・レジャー、好きな俳優さんだっただけに残念。ご冥福をお祈りしますです。

チーム・バチスタの栄光
このミスで大賞受賞!って宣伝文句に期待し過ぎたのか、確かに面白かったんだけど、オススメ!って胸はって言えないって言う感じ。原作は未読なので分からないんですけど、あの犯人っていうのは、なんかありきたりというか何というか…。まぁ、それすら分からなかった僕なので、すっかり弄ばれてんじゃん、っていう気がしないでもないです。ちなみに僕は、全員が犯人だ、と思ってたんですけど、はずれちゃいました。しかし阿部寛さん。もう、ずっと『トリック』の上田にしか見えなかったのは内緒。上田といい、『魍魎の匣』の榎木津といい、もうそろそろハイテンションじゃない、普通の阿部さんも見たいもんです。

魔法にかけられて
予告編を見た時は、めっちゃ面白そう!って思ったんですけど、こちらもバチスタ同様、今ひとつ、突き抜けないなぁっていう感じ。ベタベタな展開はディズニー作品だから仕方ないとしても、何もかもが「あぁなるんだろうなぁ」と思ったことそのままに進んでいく展開は、やはり僕には厳しいもんがあったりしました。おとぎ話から現実世界に来て遭遇するギャップ、ってのが、もっとたくさん描かれてれば、もう少し楽しめたような気がするんだけどなぁ。あ、あと主役を演じた女優さんが僕のタイプじゃなかったことも大きいことは、否定しません(汗

あけおめ

2008年01月24日 | 日々
何を今更、って感じですが、あけまして、おめでとうございます。たぶん、今年も長い間隔があいてばかりの更新になってしまうと思いますが、どうか長い目で見ててやって下さいませ。

で、何故、またこんなに更新の間隔があいてしまったかと言うと、年末の前倒し進行やら、その糞忙しい時に限って、という感じの試写会3連発運営やら何やらで、こんなにあいてしまったのでした。忙しいとは言いつつ、書く時間くらいは正直、あったりはしたんですけど、心に余裕がないって言うんでしょうか、書く気にならんかった、というのが最大の理由だったりします。

まぁ、所詮、ブログ。好きな時に更新すればいいんだし、無理矢理、更新したってつまんないだけだと思うんだ! ……と、なかば逆切れ気味なことも思ったりしないことも事実だったりするんですが、なにはともあれ、長い目でよろしくお願いします。

しかし、心をなくす、と書いて、忙しい。いかんなぁ、とは思いつつも、周囲の人に不機嫌な対応をしてしまったり、テンパってパニックになったりと、己の修行不足をまざまざと認識したここ数ヶ月。今年こそは、いかなる時でも余裕を持ったジェントルマンでいたいなぁ、と思う今日、この頃だったりします。

と言う訳で、全然、更新されねぇけど、死んじゃったか? なんてことを思った人はいないと思うし、心配なんて一切、されてないでしょうけど、一応、生きておりますのでご安心くださいませ。