としおんのぺえじ

愛犬パズーとの戯れや日々の出来事などをつらつら綴ります

オカネ

2006年01月31日 | 日々
株のことをいろいろ勉強してたせいか、最近、お金のことが凄く気になったりしてます。お金が欲しいとか、そうゆうことじゃなく、お金って何なんだろう?ってことなんですが。

前にも書いたように、ホリエモンショックの直前まで10万円以上儲かっていて、それで何買おうかなぁ、なんて脳天気に考えていたんですけど、根っからの貧乏性も手伝ってか、結局は何も買えず仕舞い。

ビデオ機能もついてる新しいiPod欲しいけど、もうiPod mini持ってるし、ビデオ機能も会社まで自転車で10分通勤してる僕は、見る機会が少なそうだ。新しいパソコンも欲しいけど、今使ってる奴もなんとか復活して、十分使えてる。新しいゲームも欲しいけど、買ったってやる時間ないだろうし、大画面の液晶テレビも欲しいけど、今あるテレビもまだ全然見れるし、高級料理とか食べたいけど、腹の中に入っちゃえばスーパーの安売りで売ってるものでも同じだし…。

そんなことをグダグダ考えているうちにあの騒動が勃発し、あっという間に水の泡。まさにバブルが弾け、結局は始める前、つまりほぼプラマイ0に戻ってしまった、という訳です。

今、思い返してみると、この数ヶ月間、自分は何をしたかったんだろう?ってことがよく分からなくなったりしてます。欲しいものを買いたいからお金をゲットしようって思ってたんだけど、ゲットしたらしたで、結局は何も買えなかった。何かを買うっていうよりも、正直、もっとお金を増やしたいって思ってたりもしてたし…。そう、プラスをもっと大きくして、もっともっと儲けたいっていう気持ちが大きくなっていたんです。

お金って、本当はそれ自体には何の価値もなくて、言ってしまえばただの紙切れ。欲しいものと交換するための、交換券でしかないんですよね。でも、僕はいつのまにかお金自体に執着を憶えてしまって、本来の意味を忘れてしまっていたような気がするんです。

そんなことをぼんやりと考えながら、連日やってるこの事件に関するニュースを眺めていたんですが、あるジャーナリストがこんなことを言ってました。

「今の個人投資家は、1億稼いだら、今度はそれを2億にしようとする。それが終わったら3億を目指す、と、キリがない。儲ける、と言うより、ゲームで高得点を目指すようなものでしょう」

なるほどなぁ、と、自分のことを照らし合わせて(金額の規模は全然違いますがw)納得しちゃう僕がいました。みんな(自分も含め)本来の目的を忘れて、お金っていうものに振り回されちゃってるんだろうなぁ。文字通り“マネーゲーム”に翻弄されてるって感じでしょうか。

で、僕が本当に欲しいものって何なんだろう?って、あらためて考えてみたんですが、物じゃなく、安心が欲しいなぁ、ってとこに落ち着いたりしてます。根っからの心配性人間なので、仕事が失敗したらどうしよう?とか、病気になったらどうしよう?とか、交通事故にあったらどうしよう?とか、そんなネガティブなことばっか考えちゃうんです。そんな不安がきれいさっぱり無くなっちゃえば、どんなに楽だろう、って思って。そして、そんな不安のない世界で、パズーと一緒にゴロゴロしてる時間。それが今、一番欲しいものだなぁ。でも、それってお金で買えるんかなぁ…?

カッコイイことを言うつもりはないんですが、やっぱりお金は最低限あればいいのかなぁ、と思ったりしてます。万が一、株で儲かったとしても、今度はそれが減っちゃったらどうしよう?っていう不安が常に付きまとうと思うし。現に、たった10万ちょい儲かってただけで、ずっと不安だったしなぁ。そりゃ、無きゃ無いで不安だけど、それなら株なんてギャンブルやってないで、額に汗して働きゃいい。ユニコーンの歌じゃないけど、やっぱ「お金なんかはちょっとでいいのだ!」と思ったりしてるのでした。

とは言え、連日ニュースで「ライドアショックも終わり、日経平均は今日も爆上げ」なんてのを聞くと、急がなきゃ、俺も参戦しなきゃ!って思ったりする学習能力のない馬鹿な僕。う~ん、しばらくは、お金についての思考は止められそうにないっす…

うっちゃん

2006年01月28日 | 映画
ちょっと前に終わっちゃいましたが、テレビ朝日系で放送されてた「内村プロデュース」が大好きでした。休み明けの月曜日、やっとのことで仕事を終えて帰り、ほっと一息つきながらテレビをつけるとやってる、っていう感じで、いつも笑わせてもらってたんですが、残念ながら終わっちゃったんですよね。ネットで署名活動しよう! なんて運動もあったみたいですけど、その気持ち、凄ぇよく分かるって思ったりしてました。

そんな内P好きだったので、こないだ「ピーナッツ」っていう映画のキャンペーンでウッチャンこと内村光良さんの取材をした時は、なかなか感慨深いものがありました。記者会見だったんですけど、その直前までメ~テレ(名古屋のテレビ局です)の番組で、さまぁ~ずと雪合戦してたらしく、ちょっとお疲れ気味だったんですが、初監督したっていうことで、裏話やら意気込みやらを面白おかしく話してくれたんです。

映画自体は、正直、コントの延長っていう気がしないでもないんですが、出ている人たちがさま~ず、TIM、ふかわりょうなどなど、内P好きにはたまらない面々なんで、僕はそれだけで楽しめました。

でも、しつこいかもしれないけど、内Pは本当に好きだったなぁ。終わっちゃってから、月曜の夜はなんとなく寂しいし。その気持ちは内村さんも同じようで、「この映画は、このメンバーが揃っているところを、映像っていう形で残しておきたかった」って話してたのが凄く印象に残りました。

まぁ、あえて書かないけど、内村さんとテレ朝、いろいろありそうっすからね。内P終了も本意ではなかったろうし、いろいろ思うところはあるんだろうなぁ。もちろん、そんなことを本人に聞く勇気、僕は持ち合わせておりませんが(汗)

正直、映画好きにはあんまりオススメ出来ないけど、内P好きなら間違いなく楽しめること必至のこの「ピーナッツ」。今日から公開なので、内P好きな人は見に行ってみてはいかがでしょうか。

株とギャンブル

2006年01月27日 | 日々
そう、よせばいいのに、始めちゃったんですよね、株。ほら、本屋さんとか行くと「学生だけど1億円稼ぎました!」とか「主婦でも年収3000万!」とか、めっちゃ興味をひくタイトルの本が並んるじゃないですか。ずっと前から、俺も始めなきゃなぁ、ってぼんやり考えていたんですけど、去年の11月くらいから、怖々、始めてみたんです。

最初は何を買えばいいのか全然、要領が分からず、適当に買ったりしてたんですけど、初日にいきなり2万円も上がってびっくり。おいおい、マジかよ、と思いつつ、こりゃ楽勝だな、って調子にのってしまったのでした。

が、その次の日に2千円くらい下がり、その次ぎの日になんと1万円下げ。そして3日後にまた1万円下がり、あっという間にマイナス2千円。これ以上下がったら堪まらん、って思って慌てて売り、撃沈してしまった僕なのでした。が、翌日、株価をチェックしてみると、なんと3万円上昇。何もせずに持っていればプラスになっていた訳で、文字通りの狼狽売りって奴なのでした。

もうそっからは、絶対、取り戻してやるってな勢いでのめり込んでしまい、いろんな銘柄を買い漁っては売り、売っては買って…っていう感じの繰り返し。はっと気が付いた時には、なんとマイナス17万円に! それを取り戻そうと必死になっちゃ負け、それでも引くに引けなくて買って、っていう繰り返し状態。正直、本当に仕事も手につかないくらい落ち込んで、マイナス20万円になったらきっぱりやめようって思いながら、消沈の日々を過ごしていました。

そしてあっという間に年末になり、諦め半分、今年最後の勝負! って意気込んである銘柄を買ったんですが、なんとそれが大化け。あれよあれよと上がっていき、年末から年明けにかけて、正味一週間で30万円以上も爆上げしたんです。もちろんマイナス分はなくなり、逆にプラス13万円に! 有頂天とはこのことだ、ってな具合に喜んでしまう僕なのでした。

と、そこで話が終われば良いんですが、世の中、そうは上手くいきません。もう7万プラスにして、新しいパソコンでも買っちゃおうかなぁ~♪ なんて欲を出したのがいけなかったのか、きつ~い制裁をくらってしまったのでした。

そう、世に言うところの“ライブドアショック”です。魔の1月17日です。もともとホリエモンは大嫌いだったので、ライブドアの株はもちろん買ってなかったんですが、ほとんどの銘柄が連られるように爆下げ。もちろん、僕が持っていた株も直撃を受けてしまったという訳です。

ライブドアとは縁もゆかりもないところなんですが、IT関連っていうことで同じだと思われたのか、パソコンの画面上に表示されるグラフは、一直線に下降。みるみるうちに下がっていくそれを見て、慌てて売っぱらったんですが、時すでに遅し。気が付いてみれば、プラスだった13万円は忽然となくなり、マイナス500円になってしまったのでした。あれから一週間が経ち、少しは落ち着いてきてるんですが、もう怖いから株なんてやるのヤダっていうのが正直なところだったりします。

やってみて分かったんですが、やっぱり株も、パチンコとかと同じギャンブルなんですよね。パチンコはどの台に座るかで勝負が決まるように、株はどの銘柄を買うかで勝負が決まる。前日までに何回大当たりが来たかっていうデータで台を選ぶように、株は株価の推移を示すチャートを見て選ぶ。でも、そのデータに絶対はなくて、最後は運なんですよね。

このサイトで詳しく書かれているように、本来の株っていうのはもっと健全なものだとは思うんですけど、今の市場は、ホリエモンやデイトレーダーって呼ばれる人たちが繰り広げるマネーゲームの場になっちゃってるっていうことは、紛れもない事実。景気の良いタイトルの本を出してらっしゃる方たちは、運が良くて、それに上手く乗っかった人たちなんでしょうね。そう考えると、本当にギャンブルでなんか嫌だなぁ、っていう嫌悪感を憶えてしまうのは僕だけでしょうか。

っていうか、これで儲かる! 的な本出してる人たちって、何が目的なんすかね? 本当にそんなに儲かる方法があるなら、誰にも教えずそれやってればいい訳で、それをわざわざ本にして出すっていうことは、印税が欲しいからなんだろうし、ってことは確実に儲かる方法なんて無ぇんじゃねぇの? って思ったりもするんですが…。

まぁ、何を書いたところで、負け犬の遠吠えでしないんですけどね…。やっぱ、額に汗して働くのが一番。あらためてそんなことを思いつつも、めっちゃ悔しい僕なのでした。

あぁ、ホリエモンさえいなきゃなぁ…

あけおめです

2006年01月25日 | 日々
いやぁ、年も明けましたね~。時間が経つのは、あっという間ですな~。

…と、脳天気に始めてしまいましたが、めっちゃ久しぶりの更新でございます。サボリまくってしまい、本当にすいませんです。

思い返せば、更新を止めてから約3ヶ月。この間、もう本当にいろいろありました。パソコンが絶不調になったり、風でぶっ倒れたり。そしてよせばいいのに、株なんてもんを始めてしまい、今、世を騒がせている“ホリエモンショック”に巻き込まれて呆然としたりと、まさに波瀾万丈とはこうゆうことを言うんだろうってなもんで、翻弄されまくっている僕だったのでした。

まぁ、諸々、徐々に書いていこうとは思うんですが、今日は取り急ぎ、生きてます宣言+更新頑張ります宣言ってことでこの辺で。