としおんのぺえじ

愛犬パズーとの戯れや日々の出来事などをつらつら綴ります

ママ…

2005年07月30日 | Weblog
このあいだ、今日から公開される「ハービー/機械じかけのキューピッド」の日本語吹替版で主人公の女の子の声を担当している土屋アンナさんにお会いしてきました。「下妻物語」のヤンキー役ですっかりファンになっちまった僕だったんですけど、お会いして更に好きになっちまいました。

顔は小さいわ、スタイル抜群だわ、喋りはチャキチャキの姉ちゃんって感じで面白いわ、と、三拍子揃うとはまさにこうゆうことを言うんだろうなぁ、って感じでポケ~っと見とれている僕がいたのです。

で、肝心の映画なんですが、実は見ていなかったりするので何とも言えない(汗)

でも、周囲の人たちに聞くと、ディズニーのお子ちゃま映画って馬鹿にしていたら結構面白かった、っていう人が多かったので、お時間があれば足を運んでみてはいかがでしょうか。

しかしアンナさん、これでもうママなんだよな…。母ちゃんがこんな綺麗だったら、きっと僕の人生も変わっていたかもしんないなぁ…

「タッチ」

2005年07月29日 | Weblog
昨日に引き続き、今日は9月10日公開の「タッチ」を見てまいりました。どっかのサイトで「月曜ドラマランド」みたいだ、っていうのを見かけたんですが、実際見てみると……その通りでした(汗)。

南を演じてる長澤まさみは、めっちゃ可愛いんですよ。「世界の中心で、愛をさけぶ」の時もそうだったけど、あんな儚げな視線で見つめられちゃったらもう、男子諸君はキュンってなもんですよ。(もっとも、今回はセカチューの病弱な感じじゃなく、元気はつらつですが)

でも、それも前半までで、克也が死んじゃってからの野球メインの展開になると、途端にリズムっつうか、何かが崩れちゃってたような気がします。達也を演じてる「キッズウォー」に出てた双子くんは結構、がんばってると思うんですけど、なんなんだろうなぁ。

まぁ、ほとんど誰もが展開っていうか、克也が死んで達也が変わりに甲子園に南を連れてく、っていうストーリーを知ってるわけで、それをどう見せるのかっていうのは凄く大変なことだと思います。そんな難題に「ジョゼと虎と魚たち」などの犬童一心監督が挑むっていうもんだから、多大なる期待を持っちゃったんですよね、きっと。

ということをつらつらと考えていてハタと気付いたんですけど、昨日の「NANA」といい、この「タッチ」といい、人物描写は凄く良いんです。宮崎あおいや長澤まさみなんか、いい年ぶっこいた僕が、思わずときめいちゃうほど煌めいていたし。でも、映画の核となるだろう部分(「NANA」ならライブシーン、「タッチ」なら野球のシーン)が今一つだったんですよ。

「NANA」は、ナナのバンドが凄い!っていうことを観客に見せるためには、その凄さをライブシーンで表現するしかない。それと同じく、「タッチ」なら恋愛沙汰はもちろんだけど、やっぱり野球のシーンがしまっていないといけないと思うんです。で、結果はと言えば、ライブシーン&野球シーンともに、な~んか中途半端なんすよね、迫力がないというか、あんまりカッコよくないというか…。

この2作品の2人の監督さん、もともと人物描写っていうか、可愛い娘を可愛く見せるっていうんでしょうか、そっちの方の技術が凄い人たちだからしょうがないのかもしれないけど、それならそれで、ライブ&野球のパートだけプロモーションビデオ撮ってる人とか、野球中継してる人とか、外部スタッフを入れた方が良かったような気がするんですけど…。「スター・ウォーズ エピソードⅢ」のジョージ・ルーカスでさえ、クライマックスのシーンをスピルバーグに頼んだ、っていう例もあるくらいだし。

まぁ、そんな偉そうなこと言うなら自分で撮れや、ってなもんなのでこの辺でやめときますです(汗。
でも、本当に2作品とも人物描写は良かっただけに、なんかもったいないなぁ、と思う若輩者の僕なのでした。

C 2005「タッチ」製作委員会

NANA

2005年07月28日 | Weblog
マンガはガキの頃から大好きで、「少年ジャンプ」は欠かさず毎週読んでたし、ほかにも何冊か買い込んで楽しんでました。でも、ここ最近は忙しさも手伝ってか離れていて、時々、コンビニとかで立ち読みする程度。それでも「ワンピース」とか「鋼の錬金術師」とか、流行どころは(仕事の関係上もあって)押さえて読んでるし、本当はもっと他のマンガも読みたくてしょうがない! っていう、マンガ不足な状況だったりします。

が、少女マンガだけは、目がキラ~ンってなってるとか、展開がベッタベタなところとかがど~してもダメで、これまでずっと敬遠してたんです。

そんな中、先日、9月3日に公開される「NANA」の試写を見たせいか、いきなり興味津々状態。早速、ツレから単行本を10巻まで借りてきて、一気に読んでしまいました。

ファンの方には反感を買うかもしれないけど、話的にはよくあるサクセス・ストーリーかなぁ、という印象。でも、前半と明るさと後半のシリアスさが上手く考えられてんなぁ、なんて偉そうなことも思っちゃいました。まぁ、奈々がとっかえひっかえ男を乗り換えてく(恋してく?)とことか、ナナの(男からみた)色気のなさとか、あまり乗れなかったところも多々あったりしたのも事実なんだけど、少女マンガ嫌いの僕が一気読みしちゃうくらいだし、これだけ人気があるのも分かる気がしましたです。

で、映画の方は原作の途中まで(半分くらい?)で綺麗にまとめたっていう感じなんですが、正直、ストーリーとか設定とかはどうでもよくなっちゃうくらい、奈々役の宮崎あおいが可愛くて可愛くて、もう、ずっと見とれておりました。きっと女子から見ると「何?あれ」ってな感じで反感買いまくりなんでしょうが、男子はあんなキュートな笑顔で迫られたら誰でもイチコロっすよ、きっと。はっと気が付くとニヤけてる自分がいて、イカンイカンっと自制する僕なのでした。

一方、ナナ役の中島美嘉は、なんかハマりすぎ(笑)。映画全体が原作のほぼまま状態なのも手伝ってか、ナナの迫力っつうんでしょうか、感情を爆発させるとことか、なりきってんなぁ、って感じでなかなかよかったっす。一昨年くらいにお会いしたことがるんですけど、本人はナナみたいな怖い雰囲気な人じゃなく、いたって普通の姉ちゃんでしたけどね。

ただ、その2人以外のキャストには違和感ありまくり。あくまでも僕個人の感想なんですが、レンは松田龍平じゃないだろ、と。なんかぬぼーっとしてるし、なにより、お腹がポテっと出てるし(笑)。そしてもう一人凄かったのが、章司役。たぶん「スウィングガールズ」に出てた男の子だと思うんだけど、棒読みのセリフとか佇まいとか、結構重要な役なのにそれは……的な感じで驚きましたです。

とまぁ、好き勝手書いちまいましたが、原作のファンの人は満足出来ると思います。逆に原作を読んでない人は、話の続きが気になって原作を読みたくなると思いますよ。原作は読んでないどころか、どんな話かもよく知らないで観た僕がそうだったし(笑)。何はともあれ、食わず嫌い改め、観ず嫌いせずに劇場に足を運んでみてはいかがでしょうか。


…と、いきなり突拍子なく更新してしまいましたが、また時間が出来たら徐々に更新していく予定。あくまでも予定。そう、きっと予定…(哀)

C 2005「NANA」製作委員会