江副 康成 鳥栖市の未来を語るブログ

鳥栖市議会議員として鳥栖市の未来に対する思いを語るとともに、その活動の様子を議会および議会外についてお知らせします。

サガン鳥栖とACL

2015-12-21 13:59:08 | 郷土愛

サガン鳥栖とACL

質問

ホームで勝てない日々が続き、我らサガン鳥栖は残留争いを演じる不甲斐ないシーズンであったかのような印象が強いのですが、いずれかのタイトル及びACL出場権を勝ち取ることがサポーターに対して示された今年の目標でありました。そうした中、現在天皇杯ではベスト8とまだまだ元日決戦で日本一になるチャンスもあり、ACL出場権を狙えるところにあります。ホームタウンの鳥栖市としてはJ1定着ということが私はもっとも有難く重要な事であるとは思うものの、波乱万丈、獅子粉塵の活躍はその名を全国に知れ渡らせるところとなっています。鳥栖市はよく知らなくてもサガン鳥栖のある街として鳥栖市は市名よりもチーム名が先に世に認知されることが多くなりました。

サガン鳥栖が鳥栖市という名を広めるプロモーションとして貢献していることに対してどのような認識をお持ちでしょうか。 

答弁

江副議員のご質問にお答えいたします。

サガン鳥栖は、2015シーズンを最終順位は年間11位という成績で終えておりますが、第95回天皇杯全日本サッカー選手権大会においては、ベスト8に勝ち残っております。

天皇杯優勝クラブへは、アジアサッカー連盟が主催するAFCチャンピオンズリーグ、通称ACLへの出場権が与えられることになっており、サガン鳥栖はこの悲願に向け鋭意トレーニングを積まれております。

従来より、本市はホームタウンとしてサガン鳥栖に対し様々な支援をしてまいりましたが、現在は、北部グラウンドのクラブハウスやコート整備による練習環境の充実やホームスタジアム整備など、施設面を中心に支援を行っております。

チームがJ1リーグで活躍することによってメディアへの露出が増え、「鳥栖」という名前も広く認知していただくことにつながっているものと考えており、また、J1リーグ昇格時の試算ではありますが、約17億円の経済効果がもたらされていると言われていることから、サガン鳥栖の活躍が地域の活性化に大きく貢献しているものと考えております。

今後も、さらなる本市の知名度・イメージの向上、さらには年間20万人を超える来場者の消費活動による経済効果等も引き続き期待できると考えており、これからのまちづくりにおいても、サガン鳥栖は非常に重要なコンテンツであると位置付けております。

 以上、ご答弁といたします。

 質問

テレビ、新聞へのサガン鳥栖が取り上げられることは、当然サガン鳥栖というチームのブランディングに貢献することは言うまでもありませんが、サガン鳥栖がある町としての鳥栖市の認知度は上がっているのは間違いありません。我々鳥栖市議会として全国に視察に行ったりしていますが、必ずと言っていいほどサガン鳥栖が自己紹介の際の引用語となっています。我々に限らず、多くの場面で鳥栖市の名刺代わりになっているのではと思います。まさに広告塔です。J1リーグ昇格時の経済効果が約17億円ということですが、継続は力と言いますか、J1を維持しているサガン鳥栖の経済効果ははるかに17億円を上回るものと考えます。サガン鳥栖のブランディングが上がれば鳥栖市の存在感の増す関係にあります。昨年の今頃はベストアメニティスタジアムのネーミングライツ契約更新が問題となっていましたが、今年は関係者と適切な信頼関係を維持できているものと思われ、そうしたことを話題にする必要もないようです。支援企業に対して良好な関係を維持できることまさに鳥栖市ななすべきブランディングではないかと思います。

 来期、ACLの出場権を得た場合、アジアより多くのサポーターが鳥栖市を訪れ、国際的な人物金の移動が起こることになります。サガン鳥栖の活躍に纏わって予期される企業活動がよりスムーズになるような協力体制、ブランディング拠点都市として必要な施策はどのようなものを想定されていますでしょうか。

 答弁

江副議員のご質問にお答えいたします。

議員ご指摘のACLへ出場されますと、ホームゲームは、鳥栖スタジアムで開催されることとなりますので、海外クラブの選手や関係者をはじめ、多くのサポーターが本市にお越しになることになります。

 その際、外国人の皆様が、ストレスや不自由を感じることなく鳥栖市に滞在していただくためには、外国人の受け入れ側といたしましては、生活習慣や食習慣などの違いを正しく認識する必要があると考えております。

スタジアムは、外国人の方も含めた来場者に対応するため、場内の案内表示を英語、中国語、韓国語の3ヶ国語表記といたしております。また、平成25度に実施した大規模改修工事の中で、トイレを全て洋式化いたしました。

この他、具体的な外国人の受入体制といたしましては、スタジアム施設内の多言語標記や多言語で市内観光地を案内するパンフレットの作製を行っておりますが、特に言語の違いでうまくコミュニケーションが取れないこと等が課題となっていたことから、平成27年1月から佐賀県観光連盟におきまして、観光アプリケーションと多言語コールセンターサービスを開始されているところでございます。

観光アプリケーションは、日本語・英語・中国語(簡体字・繁体字)・韓国語・タイ語版の各言語で県内の観光情報をはじめ、宿泊・飲食・ショッピング・Wi-Fi情報等を得ることが可能となっております。

また、多言語コールセンターは、英語・中国語・韓国語・タイ語での観光案内や通訳サービスを24時間365日いつでも無料で利用することが可能となっております。

 しかしながら、通常、観光やビジネスでの来訪者と、ACLでの試合観戦のために訪れる外国人とに、どのような違いや課題があるのか不透明な部分があるため、現状の受入体制で十分であるのかは判断が出来ないと考えております。

そのため、ACL開催に伴う外国人の受け入れにつきましては、他市の状況の聞き取りを行い、今後、必要に応じて関係各課との連携を図りながら進めていくことが重要であると認識をしております。

また、観戦のために鳥栖を訪れてくださる外国人来訪者の方が、鳥栖での滞在期間を楽しんでいただくためには、市内の関連する事業者の皆様など多くの関係者の方々と一体となって対応する必要があると考えております。

以上、ご答弁といたします。

 意見要望

外国人が鳥栖市を訪れて、いい街だと思って帰国される。出来れば鳥栖市の風土、歴史文化を好きになっていただきたい、また鳥栖市で出来たものを買っていただきたい、そうした街を日本の心ある都市は目指しています。ホームタウンとしてもサガン鳥栖のACL目標と共に成長出来ればと思うところです。来年ACL出場は後3勝すれば、いや3回負けなければ現実のものとなります。私も26日ガンバ大阪戦には家族で大阪まで応援に行こうと思っていますが、ご答弁をお聞きすればACL出場に対する備えは万全かどうかは別として鳥栖市が成長するチャンスだとして積極的に捉えているものとお聞きしました。味の素スタジアムで最高のお正月を迎えたいものだと思います。


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