高速道路無料化（１）

従兄弟の帰省
亡くなって既に１７年が経ってしまった伯父ご夫妻の供養
の為に実の息子で奈良在住の私の従兄弟が息子さんと
二人で高速道路を乗り継ぎ故郷へ帰省しました。
第二阪奈有料道路、近畿自動車道、中国自動車道以降と
三箇所で料金を徴収されたとのことでした。

高速道路無料化
高速道路無料化を民主党が掲げて選挙を戦い、それに
刺激されたかのような現行制度はいわゆる妥協の産物
として生まれました。山崎養世さんの理論のもと主導
された政策だと言えます。山崎養世「日本列島快走論」
にあるように、すべて無料としようという話ではありません。

片道９時間
片道９時間の道のりを息子と二人で交代しての帰省でした。
制度の目的である交流範囲の拡大、地域へ足が伸びるた
めの施策という趣旨からすれば成功と言えると思います。
実際、こうして高速道路を乗り継ぎ佐賀までやって来たの
ですから。

交通渋滞と無料化
無料化すればゴールデンウィークや盆正月など、かえって
混雑して困ってしまうという話をお聞きしますし、報道されて
います。私はそうした時は他の交通機関、例えばＪＲの
利用を呼びかけ、高速道路に対しては交通渋滞が予想
される特定区間のみ特別料金を課すなどの措置をとれ
ば交通量の平準化が計れるのではと思います。