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全力で勉強してみてください!

2015-06-22 16:32:29 | 日記

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 前田 遼太郎

 勉強する意味ってなんだろう。多くの人がそんな疑問を抱いている、もしくは抱いていたと思います。僕も昔は思っていました。例えば英語、日本で過ごすのだからこんなのまなばなくていいやって中学生の僕は本気で思っていました。でも今の時代、高校や大学の入試で必要という理由でなくても英語は必須です。グローバル化が進みいまや企業は英語を話せるコミュニケーション力の高い人を欲しています。こんなことは当たり前であっていまどき英語は学ばなくていいと本気で思っている人はいないと思いますが、最近まで僕には学ぶ意味の無い教科は存在すると思っていました。それは世界史です。僕は世界史というものが本当に嫌いでした。なんのために歴史を学ぶのか、今頃昔の人の名前やその人の起こした出来事を覚えて何の意味があるのか全く分からなかったからです。授業中は眠り、提出物も出した覚えがありません。でも、今の僕はそのことを非常に後悔しています。僕は昔から色々な人の思想に興味があったのですが、大学生の今、暇な時間を使って独学で学んでいます。調べ方というのは単純にある思想をもった人物の本を読むだけなのですが、最初はどうしてその人がそんな思想にいたったのか全く理解できませんでした。そこで世界史の登場です。その人が存在した時代の歴史的背景を知れば比較的簡単にその理由が分かります。簡単に説明すると、神が存在すると本気で思っている人は現在殆どいないと思いますが、昔の人は神を本気で信仰し信じない人に厳しい罰を課してきました。なぜそのような違いが起こるのか。それは理不尽な事が起こるか否かです。現代ではありえないことがその昔では起きました.飢饉や国家の暴虐、これらは個人の意志とは関係なく起こり、人々はそれらを理屈で考えることはできず、悪い事が起きると神が不機嫌なんだ、いい事が起こったときは神がご機嫌なんだと考えることによって理解しようとしました。…と、こんな感じに歴史的背景から理解しがたいことが説明できることがあります。世界史をしっかり学んでおけばもっと他にもこんな感じに理解できることがあるかもしれません。

 つまり、僕の言いたいことは、今高校生の人は自分の受験科目や得意科目だけを必死にやり、関係のない授業は聞かないもしくは内職をする人が多いと思いますがこれを機に授業を真面目に聞いてみてください。人の考えは変わるものであり、高校時代はいらなかったものが大人になってから必要になることが必ずあります。その時後悔しなくてもいいように全力で勉強してみてください!  受験生はそうも言ってられないけどね(笑)


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