旧ソヴィエト支配下のカザフスタンにおいて、日本の四国ほどもある核実験場で、40年間に亘り500回近い核実験が秘密裏に行われてきた。
チェルノブイリを遥かに凌ぐ大量の放射性物質が環境に放出され、120万人とも言われる周辺住民が被曝し、苦しむこととなった。
癌、白血病、心臓病...他にも様々な病気や障害児出生率の増加、若年での死亡率の増加、そして自殺率の増加。
ペレストロイカを機にカザフスタン全土で200万人が抗議運動に参加。「ザマナイ」はこの運動と共に歌われ、多くの人々に勇気を与えた。
1989年、セミパラチンスク核実験場を閉鎖させることに成功したが、周辺住民の苦しみは今日も続いている。
人類は、核と共存することはできない。
旧ソ連下カザフスタン40年の核実験を止めた歌。
魂の歌声を聴け。
日本語版「ザマナイ」～時代よ～
オリジナルの「ザマナイ」が凄い。心が震える。
【訳詞】高橋朋子
【作曲】T.Muhamad Janov
１．健やかな子らは なぜ消えた
風になびく髪は なぜ消えた
心ないしうちよ ザマナイ
ザマナイ ザマナイ
清き故郷はなぜ消えた
哀れなるわが大地
数え切れぬ 爆発 閃光に
引き裂かれたわが心よ
２．父祖の眠る地を壊して
豊かな大地を汚して
罰として苦しみ続けよと？
ザマナイ ザマナイ
ひとの誇りよ 今いずこ
哀れなるわが大地
数え切れぬ 爆発 閃光に
引き裂かれたわが心よ
３．泉に毒を流すものよ
愛しき子らを奪うものよ
何故ふるさとを貶めるのか
ザマナイ ザマナイ
恥じてこの身が地に埋まる
哀れなるわが大地
数え切れぬ 爆発 閃光に
引き裂かれたわが心よ
哀れなるわが大地
数え切れぬ 爆発 閃光に
トータル
≫環境ホルモンに限らず化学的環境の悪化を知る手がかりとして重視すべきなのは障害児の発生率である。
環境の影響は胎児にもっとも強く現れるからである。
しかし、人工流産がこれだけ普及しているために胎児のうちに死亡した子供のどれだけが障害児であったか不明である。
障害児だったと届けることが一種のタブーになっているという側面もある。
だから厚生省がデータを取っているが、どのくらい信用してよいのかわからないのである≪
チェルノブイリやカザフスタンそれに劣化ウラン弾による被曝に苦しむアフガニスタンやイラクでは、その貧困ゆえに（中絶を禁止する宗教的背景もあるだろう）夥しい数の障害を抱えた子供たちが誕生しました。
でも日本では、そのほとんどがこれからも露出してこないと考えられます。
もう昨年末のこと、福島の助産婦さんたちの間で囁かれた情報がインターネット上に掲載されていました。
広島、長崎、ハンフォードそしてチェルノブイリにカザフスタン、アフガニスタンにイラクと放射能の低線量被曝による障害児の発生は夥しい数に上ります。
これだけの犠牲者を出しても科学は、放射能との因果関係を認めようとしません。
やっと今年、広島の放影研が放射能による閾値はないと認めましたが、厚生省はそれを広報する意志がないそうです。
科学が現代の宗教といわれて久しい。
絶対神である科学が、データ主義であることから夥しい数の犠牲者を要求するところも宗教と同じ。
まだこれからどれくらいの犠牲者を出せば、彼らは認めるのでしょうか？
私は、あまり関心がなかったので翌朝の新聞報道を見るだけでTVの中継は観ていません。
ところが少し気になるニュースがインターネットで流れています。
（例によって大手メディアは報道しません）
日本選手団が開会式のときに誘導されて全員退場させれている。
http://onodekita.sblo.jp/article/57352527.html
それだけだと誘導ミスもありえるか思われます。
どうも色んなところで、例えば開会式のインド選手団や誤審も多かった大会でしたから。
でも、よく読むと、選手村の宿舎も日本だけ離れた場所だったとか。
何やら嫌な雰囲気です。
日本に対する放射能汚染による偏見や差別は、もう半ば公然と世界では行われているのでしょうか？