夏至を過ぎた頃から、
四国の山野に夏の訪れを告げる花~
笹百合の開花情報が、チラホラ見られるようになって来ました~♪♪♪
退院した翌年の2022,7/1の皿ヶ嶺までは、
なんとか山登りして、最寄りの駅から往復20kmのササユリ撮影が可能だった~??
でも、それから行動制限を余儀なくされるコロナ禍ピークの第8波の猛威の一年を経て~
脳出血後遺症の視野障害である私の病状は、突然襲ってくるブラックアウト状態に
失明の恐怖に怯える~先の見えない日々を送っていました~
通院していた脳神経内科の医師から大学病院での脳の精密検査を薦められたのは、
まさに渡りに船だった~感謝~
2023年、年始から三カ月間の精密検査の通院は、
残りの時間を生きてゆくための、
一縷の望み綱を手繰るような暗中模索の綱渡りの日々でした~
三カ月の大学病院の精密検査の間、
救われたのが、臨床心理士の若くて聡明な研修医のドクターが
私の担当医だったことです~
河合隼雄や「心の傷を癒やすということ」の安克昌医師と向き合っているような
錯覚を覚える検査診療の面談の時間でした~
カウンセリングの専門家である臨床心理士という安心感からか~
抱えきれない心の重圧に圧し潰されされそうな正直な気持ちを吐露していました~(汗)
この若くて聡明な女性との面談時間は、一時間から二時間を超えることもありました~
私の他愛もない、ほとんど雑談に、辛抱強く耳を傾けてくれたドクターに感謝~♪♪♪
脈絡もなく話が脇道に逸れるのは、何時ものことですが~
これも脳の毛細血管が裂けたことによる神経細胞の損傷に起因した脳の機能障害らしいです~
この情報に、最近、偶然出会いました。
そして、この病気の進行を抑えるには、
生物が人間が本来持っている自然治癒の免疫力「マクロファージ」に行き着きました~♪♪♪
この食事療法は、
私の実践している自律神経を整えるための禅寺の精進料理~
土井善晴さんの「一汁一菜でよいという提案」と繋がります~
体内時計を整えるには、
食事療法と共に習慣的な身体運動、太陽光を浴びた(有酸素運動)が必要です~
さぁ、今日は梅雨の晴れ間の貴重な晴天~
自宅から最も近い笹百合咲く山~
皿ヶ嶺山系に連なる塩ヶ森(標高525.8m)
目指して歩くことにした~
健常者の頃、自転車で登ったことはあるが、
徒歩での登山は初めて~
私の視野障害は、空間認知が正常に機能しないという病気なので、
身体が予想もしない動きをするという不安感と常に向き合わなければならない~??
一年ぶりの山登り~大丈夫だろうか~??
一等好きな花~
笹百合に会うために~
その魅力に抗えなかった~
勇気と決断の一歩を踏み出した~♪♪♪
6/24、歩行距離、18.7km。
郊外電車の駅から登山口まで片道5km。
登山口から塩ヶ森山頂のササユリ自生地までの山道は、
梅雨時の山で大発生するブヨの洗礼を受け、
長い療養生活で、野生の感を忘れた人間の
この危機の時代を生き延びるために不可欠な
生命力の劣化を思い知らされました~
目的の笹百合の花には山頂周辺の草原では出会えず、
諦めて下山途中の林道沿いの林床で、
偶然二輪の咲き始めたばかりの可愛い笹百合と出会いました~♪♪♪
これも出発前の朝、仏壇の花好きの父母姪に
「笹百合に会いにゆくよ~一緒に見に行こうね~」
と祈った~
その想いが通じたのでしょう~♪♪♪
大好きなササユリの記録~
知ってる地名と、「笹百合」に嬉しくなってコメントさせて頂きましました。お体に気を付けながら散策楽しんで下さいね。
ことり
コメント投稿ありがとうございます~
本当にササユリ(別名乙女百合)は、
何度見ても、可愛いですよね~♪♪♪
日本の女性を表現する常套句として、
「大和撫子」が用いられますが、
プラントハンター、シーボルトの持ち帰った
植物標本によって、
世界中に百合の楽園として知れ渡った
日本を代表する万葉集にも詠われた
美しい百合です~♪♪♪
私は殊の外、この花が大好きです~♪♪♪
特に、木漏れ陽揺れる森の林床に咲くササユリが
得も言われぬ美しさです~
もう皿ヶ嶺や堂ヶ森や「カルスト高原に
行くことは、
身体的に叶いませんが、
咲き始めたばかりのササユリを、もう一度見に、
塩ヶ森へ天候の安定する梅雨明けの頃に
再訪したいと願っています~
ことりさんも
これから四国の山野に咲く誇る笹百合を
楽しんでください~♪♪♪
朝ドラ「らんまん」人気でササユリ変異種の、
フクリンササユリの名称が、
また復活したようです(笑)