Landscape diary ランスケ・ ダイアリー

ランドスケープ ・ダイアリー。
山の風景、野の風景、街の風景そして心象風景…
視線の先にあるの風景の記憶を綴ります。

失われた風景

2010-06-22 | 風景
 
 また母のアルバムから古い写真を紹介します。
 現在84歳の母が女学校の頃の写真ですから、70年くらい前の日本の風景です。
 おそらく、この頃の自然景観は100年前も200年前も、それほど大きく変わることは
 なかったと思います。
 日本の自然景観が大きく変化したのは1960年以降、高度成長期へとシフトを切り換えてからでしょう。

 一枚目の画像は母の故郷「岩松川」の風景です。
 (東京から帰郷した伯母夫婦との夏休みのスナップ写真)
 こんな川なら、川一面の蛍の群舞も観られたでしょう。
 まだ日本国中の川が、以前の四万十川のような「日本の川の原風景」を保っていた
 最後の時代の景観です。

 
    
    
    
    

 さて次の4枚の画像は宇和島高女の「篠山登山」です。
 アケボノツツジで有名な山も、昔は稜線を笹が覆う美しい山だったようです。
 おそらく季節は秋でしょう。
 母から篠山に咲くリンドウの話を以前聞いた記憶があります。
 私は篠山を訪れたことがないので比較できませんが、
 カタックリさん、kyoichさん如何ですか?
 地元の山の自然景観の変化を教えて頂ければ嬉しいです。

 最後に母親自慢です(笑)
 こんな美少女写真が出てきたので載せておきます(こちらも失われた景観?)
          

             
       
   


 
   

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2 コメント

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胸キュン (kyo-chan)
2010-06-24 22:53:05
さすがに、お袋の言っていたように「色が白くてきれいなお嬢さん」そのものです。

現在の青年も胸キュンとなるお嬢さんですね。うらやましい。

ところで、山岳写真家の貴兄が、曙ツツジ群落では県下有数の篠山に来られていないとは驚きです。小生は、毎年その時期に登っていましたが、今年は伯母のことがあり、結局行けませんでしたが。

最近は、樹齢もすすみ、花も昔に比べて華やかさに欠けるかも?


さて、写真ですが
頂上の石碑はそのままですが、現在はその周りは曙ツツジの木が林立しています。

ここには、お袋はいないようですのでクラスが違っているのか?明日、プリントアウトして見せてみます。

次の写真は全く分かりません。
上槙のどこかか?それとも岩松からの登山路の低いところ?

3枚目4枚目は頂上稜線上か?

この風景を尋ねての山行ができるときがあれば、案内人にご指定ください。(笑)

山本富士子かdoi Etukoか?何度見つめてもドキドキです。この瞳に見つめられたい。
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回答ありがとうございます (ランスケ)
2010-06-25 08:19:15
なにせ古い写真ですので場所を特定するのは難しいですよね。
たぶん引率の先生が撮影した写真だと思います。
篠山登山を楽しんだ本人(母)が、今では何も記憶
していないので確認しようがありません(苦笑)

わが母ながら、この美少女写真にはドキリとしました(笑)
でも一番上の岩松川スナップ写真の左隅で、はにかむ素朴な田舎の少女も、
同じ母なのですから、女性は??ですね。

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