Tosh!'s Blog

ただ生きるな善く生きよ(ソクラテス)

虹色な人生も悪くない

2013-06-23 07:49:52 | 人生


長く続いた雨上がり、忘れかけていた日差しが何時もより神々しく輝いたと思い南の空を見やると、虹が。写真ではぼやけていますが、私の目にはくっきりと見えましたよ。

虹と云えばアップルのロゴマークも今じゃモノトーンだけれど、一世代前は虹色だった。が、お国の違いで日本じゃ虹は7色だけれど、アップルのロゴマークは6色。

日本:赤、橙、黄、緑、青、藍、紫
米英:赤、橙、黄、緑、青、紫
独逸:赤、黄、緑、青、紫

これも昔Blogに記したけれど、銀塩写真のフィルムはアメリカのコダック社の色は原色が強く出て嫌いだった。少し淡いこれぞ日本と云うコニカ(小西六)のサクラカラーが私の御用達だった。フジはノーマル過ぎてつまらなかったのは個人的感性なので致し方ない。サクラもフジも素人目には変るまいが、コダックだけは色がキツくて微妙な陰影も潰れてしまう。

欧米でコダックはポピュラーだったが、私には青い目の人達には色弱とまでは云わないが、きっと微妙な色彩・陰影を認識出来ないのではなかろうかとすら思っていた。そこから始まり、私の頭の中では人それぞれ色の認識に違いがあるのだろうとの推論を得、それを完膚なきまでに覆す実証方法がない事を悟る。例えばだ、クレヨンには色の名前が書いてあるが、その色と色の名前を憶える訳だが、貴方の「青」と私の知っている「青」とは違うかもしれぬ。

16進表記で#0067C0の「青」、CIEでの435.8nmの波長を「青」と定義は出来ても見え方の違いはどうやったら実証出来ると思う?

若い頃、印刷会社でバイトをした事もあるが、プリンタ同様シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックで色合いを調整するのだが、それも人の目で調整しているから印刷会社に依って微妙に色が合わない。例えば雑誌の広告、複数の雑誌は印刷会社の違う雑誌で同じ広告を見比べてみると良い。色合いが微妙に違う。否、違ったと云うべきかな。最近じゃ、カラーマッチングも機械毎のプロファイラに照らし合わせて極力指示通りの色が出る様にはなって来ているが、まだまだ完璧にはなっていない様に思う。

テレビモニタやデジタル(ビデオ)カメラなども家電量販店で見ていれば、色の違いが判るだろう。各社、極力被写体の色を忠実に再現しようと努力はするものの、やはり画像処理エンジンやらの調整は人間の認識の違いが現れていると思う。これはどんなに技術が進歩しても、人それぞれ好み(認識)の色彩が違うから絶対に同じ物を選ぶとは思わない。

そもそも色或いは光の認識は、目の奥の網膜の受容体で像を結ぶのでなく、脳で合成しているのだから、色の認識にも違いが出るのだろうとも思う。勿論、網膜(受容体)の個人差もあるだろう。

私の子供の頃、東宝特撮の「愛の戦士レインボーマン」と云うのがあって、虹は7色と認識している日本では勿論変身は七変化(太陽、月、火、水、木、金、土)。曜日とも掛かっているのだけれど、きっと外国じゃ前述、多いんじゃねぇ?ウィークリーマンじゃねぇ?と素直に受け入れて貰えまい。ふふっ、金・土は虹色じゃなかったし。

このレインボーマン、大日本帝国で酷い目にあったアジア諸国民が復習する為「死ね死ね団」を組織し日本を滅ぼすのを阻止する物語。戦後左翼思考を子供に植え付けたのかもしれぬ。「死ね死ね団」って、何処かで聞いた気がするのなら、レインボーマンが発端だよ。

さて、虹が7色とするのは日本の教育に依る処が大きい。元々虹を7色としたのはニュートンで、沖縄含め東南アジアでは2色とする地域も或る。貴方には何色に見えますかね?私には6色しか見えません。波長の比較的狭い範囲で青と藍(と紫)を見分ける事は難しいですしね。

( ´ー`)yー-~

星が流れるのを見て、占星術師は運命を占い、天文学者は天体の運行を知り、数学者は数学をする。
空に虹が掛かるのを見て、詩人は詩を作り、気象学者は明日の天気を知り、
...数学者は数学をする。

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