Tosh!'s Blog

ただ生きるな善く生きよ(ソクラテス)

夏椿

2014-06-14 14:20:50 | 花木


ナツツバキ - 夏椿
・分類 ツバキ科ナツツバキ属の落葉高木
・学名 Theaceae Stewartia pseudocamellia
・原産 日本
・花期 6月~8月
・樹高 10m程度
・雌雄同株
・同属 ヒメシャラ、ヒコサンヒメシャラ
・別名 シャラノキ(娑羅樹)

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読売新聞:2014年06月13日 10時02分
「認知症高齢者に抗精神病薬、死亡率2倍…半年内」
認知症高齢者に、統合失調症などに用いる抗精神病薬を使う場合、飲み始めから3~6か月の間は、死亡リスクが飲まない人の2倍に高まる、との調査結果を日本老年精神医学会がまとめた。
13日、東京都内で開かれる同学会で発表する。
抗精神病薬については、米食品医薬品局(FDA)が2005年、認知症患者に使うと死亡リスクが1.6倍高まると警告した。しかし医療現場では、激しい興奮や暴力などの症状を抑えるために用いられることが珍しくない。
このため、同学会は12~13年、全国の約360医療機関で診察を受ける認知症高齢者(平均82歳)で、抗精神病薬を使う約5000人と使わない約5000人を登録。半年追跡し、死亡率などを調査した。その結果、使う群と使わない群全体の比較では、死亡リスクに差はなかった。
しかし、抗精神病薬を飲み始めたばかりの約450人を抽出すると、開始11~24週(3~6か月)の間の死亡率は3.7%で飲まない人の1.9%より高く、死亡リスクは2倍に上がった。開始10週(約2か月)までは差がなかった。

記事前半は殆ど意味がない。450×3.7%=16.65、端数は有り得ないから17人だとして計算すると3.777…%、16人だと3.55…だから、開始11~24週の間に450人中17人が亡くなったと云うのが事実なのでしょう。残りの4550人は半年以上服薬しているのでしょうが、差はなかったと云うのだから1.9%の範疇なのでしょう。私なら端数を四捨五入して3.8%としたい処ですし、そうすれば1.9%の丁度倍、「2倍」なのですが、どうして3.7%とするのでしょうか?解せませぬ。

疫学としての統計も期間も短く、統計としての分母も小さく、疫学的統計結果としてはお粗末です。

学会のHPを見ますと、調査した12年から13年は一般社団法人格取得から公益社団法人認定まで10ヶ月とスピード出世しておりますから、その為の調査報告なのでしょうな。理事長は第一三共(TPP参加企業)とも厚労省とも繋がりがある様ですから、aha~。それに、認知症治療薬のジェネリック参入に第一三共が絡んでいる様ですから、aha~。

読売は扱いの小さい科学で、毎日は社会ですが新聞に載せるかどうかは知りません。朝日はアピタルと云う医療サイトオンリーですから、きっと世間向けではないのでしょう。学会で発表したって、処方が減るとは思えませんし、病院と薬局を分離したって多剤投与が減っていませんもの。薬局で「薬減らした方が良いですよ」なんて聞いた事ありますか?

以前記した経営・基本理念同様、努力してまっせっ!と云うポーズとしか思えない記事です。

日本精神神経学会、日本神経精神医学会、日本児童精神医学会、日本司法精神医学会、日本総合病院精神医学会、日本精神科救急学会、日本社会精神医学会、多文化間精神医学会、日本病院・地域精神医学会、スポーツ精神医学会、生物学的精神医学会、日本心療内科学会、日本心身医学会、日本うつ病学会、日本新型ウツ病学会...etc.

ちょっと検索しただけで、精神科関連の学会は笑える程乱立しています。そんな一団体が何を発表しようが日本全体の事を考えての提言などする筈も無いでしょうな。恐らく力関係とコネで厚労省の審議会でも席を確保するのにシノギを削っているのは想像に難くないですし、そんな輩が、特定の方針を決めて法整備やら施策を決めているのですから、利権誘導も想像に難くありません。

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今日も晴れ、穏やかな南風で昨日の予報では真夏日(30℃以上)だったけれど、30℃までは上がらずに夏日(25℃以上)留まり。黒潮も八丈島まで南下していた様で相模湾もまだ左程温まっていないから、南風も心地よい。

逗子は少し早くて6月27日、大体7月1日~5日が相模湾の海水浴場海開き。江ノ島ライブカメラを見れば、もう海の家も格好がついて来た。夏本番近し。

皆様方は水難事故には呉々も気をつけて下さいねぇ。

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Katherine Phillips: How DSM-5 will change your clinical practice (Part 1/4)


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