風の記憶

the answer is blowin' in the wind

春を告げる福寿草

2021-03-08 | 







   

今年もまた我が家の庭に福寿草が咲きはじめました。
雪が消えるやいなや、いの一番に春の訪れを告げてくれます。

季節が逆戻りしてまた雪に閉じ込められてしまうのも想定内、でしょうか?
雪が降ったら花弁をしっかりと閉じて暫しの我慢。
この頃の雪はすぐに溶けることを知っているようです。
案の定、早朝に積もった雪は昼には消えて、太陽の光を目一杯独り占めしていました。

いよいよ庄内にも春がやってきます。

 







前日に咲き始めたと思ったら朝方に雪が・・・。





昼頃には雪も溶けて






























撮影DATA
Nikon D750
TAMRON SP 90mm F/2.8 Di MACRO VC



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海岸からの鳥海山

2021-03-01 | 

鶴岡市堅苔沢 波渡崎灯台下より見る鳥海山



   

2月の最終日、庄内地方は今年初めての雲一つ無い晴天に恵まれました。
前日の朝、うっすらと雪が積もっていたので風はまだ少し冷たいのですが、何しろ久々のお天道様です♪
日曜日だしせっかくの快晴。鳥海山がとてもきれいだったのでカメラを持って出かけました。

高速道路(日本海東北道)や国道7号線は味気ないので避けて、
庄内平野の海岸線をなぞるようにくね
くねと縦断している海岸道路を南に向かって走りました。

酒田市 → 湯野浜温泉 → 由良温泉 → 波渡崎(鳥海山が見えるのはここまで)→ あつみ温泉。
(庄内地方って温泉が多いんです。本当はゆっくりと温泉巡りをしたいところですが。。。)
道々の停車場に車を止めて撮影スポットまで歩いて行き、鳥海山を惚れ惚れと眺めてから撮影。
庄内海岸の南方面は磯浜が多く、磯の香りがして懐かしいです。 子供の頃、母の実家の吹浦漁港でよく
遊んだ記憶がよみがえりました。

鳥海山の素晴らしいところは、流麗なスカイラインと日本海から立ち上がるその裾野の雄大さです。
(鳥海山の裾野の広さは富士山と同じ規模なのだそうです。)

あの遠く佇む山の頂までが庄内です。



 



鶴岡市堅苔沢漁港と鳥海山






鶴岡市由良の白山島から見る鳥海山






湯野浜温泉から見る鳥海山









鳥海山・飛島ジオパーク




撮影DATA
Nikon D750
Nikkor AF-S 24-70mm f2.8E ED VR









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蝋梅が咲く頃

2021-02-20 | 




   

我が家の庭の蝋梅(ろうばい)も、つぼみを柔らかくして咲き始めました。
蝋細工のような艶やかな光沢と透明感を持ち、微かにとても良い香りがします。

この蝋梅、名前は「梅」となっていますが、実は梅の仲間ではないそうです。
梅はバラ科サクラ属に分類されますが、蝋梅(ろうばい)はロウバイ科ロウバイ属に分類され、
梅とはかなり遠くに分類されるようです。
ちなみに、蝋梅の色によく似た花に黄梅がありますが、こちらも梅の仲間ではなくモクセイ科
ソケイ
(ジャスミン)属に分類されるとか。
梅に黄色い花を咲かせる品種はないそうです。

蝋梅の原産国は中国で、日本に渡来したのは意外と最近だそうです。とはいっても江戸時代末期
頃だそうですので、今に生きる私たちからすれば、昔々・・・、ですけどね。(^^;

蝋梅はまた、漢方薬としても利用されるようです。蕾を乾燥させて煎じたものを飲むと解熱や
咳止めの効果があるそうです。
ところが、花が終わった後の種子は毒になるんだそうです。種子を摂取すると30分ぐらいで
痙攣が起きて、最悪呼吸困難で死に至るらしいです。気をつけましょう!!
薬にも毒にもなるとはこのことか・・・、ちょっと違うか。(^^;)


『 蝋梅や 雪うち透かす 枝のたけ』


と芥川龍之介も歌に詠んだように、蝋梅は冬の季語となってます。
「春を先駆けて咲く」のではなく、「冬の終わりを告げてくれる花」なのです。

やがて、春を告げる花たちが咲き出す頃まで、蝋梅は 終わり行く冬 を歌って散るのです。

 





































撮影DATA
Nikon D750
TAMRON SP 90mm F/2.8 Di MACRO VC





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北帰行間近な白鳥たち

2021-02-13 | いきもの

酒田市 最上川河口





   

立春を過ぎても寒さはまだ続きますが、それでも雪雲が切れることの多くなった空から
太陽の光が射し込むことが多くなり、大地を温め気温は確実に上昇傾向となります。

昨年晩秋の頃にシベリアから越冬のために渡ってきた白鳥たちも、また北へと帰る気配
を感じているのでしょうか、水辺に浮かびながら旅への心の準備を整え始めているよう
に見えます。


あともう少し。


もう半月もして川辺のネコヤナギが固く閉ざした穂をふっくらとさせた よく晴れた朝に、
白鳥たちは北へと帰って行くのです。

 











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立春大吉寒椿

2021-02-03 | 季節



 


今日は『立春』


二十四節気の始まりの日です。




新しい季節が始まります。





~『東風凍を解く(はるかぜこおりをとく)』(七十二候_第一候)~


立春」については過去に何度かエントリーしていますので、こちらをご覧下さい。
  ↓
『立春の頃~庄内の暦風景』
『立春大吉』
『立春』
『寒椿』
『黄昏、白鳥』

『春が立つ日』


 










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ニッポンの二十四節気・七十二候―写真・和歌・前線図でめぐる72の季節
クリエーター情報なし
誠文堂新光社
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