本当にいいのか？「ピンピン、コロリ」

先日　久しぶりに会った友人から聞いた話


　近所の奥さんが　朝　亡くなったが、


前日まで、近々呼び寄せる予定の実母の為に

　せっせと家を片づけていて　前の晩も

遅くまで片づけていたという。


　そして、朝、ご主人の隣で、冷たくなっていた・・・と。


これはもう、典型的な　突然死で

　ご家族の心中は察するに余りある。



警察が入って、検死中だそうだ。


　引き取る予定だったお母さんは　どうしたのだろう・・・


自分が親だったら、狂う・・・


　多分　その人は５０代くらいだと思う。お子さんはみな社会人らしいから。


私の父方の祖母も、やはり５０代で　前日まで畑仕事をし、

　子守りもし、　今日は夕飯はいらない、疲れたから寝るわ・・

といって、就寝し、二度と目覚めることはなかった。



　いまだに、父は　その時のショックは忘れられないという。


不謹慎にも、ぽっくり寺で盛り上がった事もあり、


　ピンピンコロリって　どうよ？　と思った。


やはり、なにかしら持病のようなものを持って

　日頃死の準備を怠りなく、人の手をわずらわす前に

コロッと・・・というのが　理想といえば理想


　そんなに都合よくいきっこないのもわかっているけれど


人はこうして、あの世へ帰るんだな　と思う。


　介護の話があまりにもつらい事（するほうも、されるほうも）なので

つい　亡くなりかたについて、考えてしまった。