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平々凡々生活

毎日の平凡な生活の中での出来事。。

白夜行

2006-12-09 15:25:47 | 小説
々に小説ネタです。
東野圭吾さん作の“白夜行”。TVドラマ化もされています。

すごく分厚い本だったのでゆっくり読んでたのだが、半分をすぎたあたりから先が知りたくて仕方なくなったので一気に読みました。

あらすじは・・・
まず殺人事件から始まる。被害者の息子と容疑者の娘は当時は小学生、その後、全く別の道を進んでいくのだが2人の周囲におこる幾つもの犯罪。だが何も証拠がなく19年・・・。その2人の周辺では様々なおかしいことがおこるのだが、何もかもが2人が仕組んだことなのだろうが、証拠がない。心を失った人間の悲劇なのである。

ドラマを観てなかったので読み終わったらドラマを観たくなった。
今度、DVD借りて観てみようかな~。

さて、今日は会社の忘年会です。どうなる事やら・・・
何かやらされることも憂鬱だし先に飲みまくって酔っ払いそうです。



小説 “ゲームの名は誘拐”

2006-08-20 19:35:03 | 小説
私は新幹線では小説を読んだり寝たりの繰り返しで長時間の旅を乗り切ることにしている。今回の旅でも小説を読んで過ごしていた。今回、購入した本は東野圭吾さん作の“同級生”と“ゲームの名は誘拐”という本だ。何故、2冊かというと行きの新幹線で1冊を途中まで読んで続きが気になり1冊はそのまま読みきってしまったのでもう1冊買ったのだ。

そのうちの1冊“ゲームの名は誘拐”は
“g@me”というタイトルで映画化された原作本である。藤木直人さんと仲間由記恵さんが演じた作品と言えばわかる人も多いかもしれない。私は映画は観ていないのだが小説はかなりおもしろかった。

主人公は人生において負けたことのないエリートである。女性にも不自由する事なく仕事においても負けをしらない。そんな主人公がある時、自分が手がけてきたプロジェクトを潰されてしまった。彼は自分の気持ちを抑えることができず、そのプロジェクトを潰したクライアント(社長の息子の副社長)の自宅へ行く事にした。そこで、たまたま家出しようとしていた副社長の娘に出会いその娘と誘拐というゲームを始めるのであった。彼の目的は自分のプロジェクトを潰された復讐でお金がないという娘と協力し身代金3億円奪取を狙うというストーリー。彼は知能犯でうまく3億円を奪取するのだが最後に大どんでん返しがあり実は娘は父親と協力して彼をうまくだましていたのだった。彼がうまくいったと思っていたのは仕組まれていた事で本当は自分がだまされていたという結末なのである。

主人公はかなりプライドの高い人間である。
私も働き始めてからプライドが高い人って案外、いっぱいいるんだなって思うようになった。私にはプライドを持てるだけの学力も美貌も何も持ち合わせていない。だからこそ努力しないと何も手に入らないのだ。でも、プライドの高い人は今まで自分が出来なかったという事が何もないのだろう。学校に通っているうちは勉強さえ出来れば上に立てる。でも、社会にできると勉強だけじゃない。応用のきかない人間は適用できないのが社会である。
会社にも頭のいいだけで協調性がなく、頭が固すぎで自分の意見しか通せない、人に少しでも注意されるとへそをまげてしまい人の意見をきく事が出来ない人がいっぱいいる。そういう人は確かに頭はいいのから人より優れているのかもしれないがマネジメント能力はなく上にはあがれないだろうし、たとえ頭がいいだけで上に上がれたとしても下がついてこないだろう。会社という組織はそういうものだと私は思っている。私はプライドの高すぎる人間が苦手だ。
でも、だからと言って本当のバカも嫌だから自分より知識を持っているけど自分の知らない事をバカにせずやさしく教えてくれるパートナーに出会いたいなぁ・・。


東京タワー

2006-08-09 20:54:54 | 小説

リリー・フランキーさんの“東京タワー ~オカンとボクと、時々、オトン~”を読んだ。
前々から読んでみたいなと思っていたのだがたまたま会社の先輩から借りれることになったのだ。
先輩から最後の方は会社で読むとヤバイと言われていた私は半分を少しすぎた辺りからもうヤバイと思い、そこからは家で号泣しながら読んだ

話しの内容は息子と母親との日常生活の話しなのだが母の気持ちが痛いほどわかり母の偉大さや思いやりが伝わった。

作者のうちは小さい頃に両親が別居し母に育ててもらっていた。
それが自分とかぶり余計に感情移入してしまった。
私の家は両親は自分が物心ついたときに離婚し母が女手一人で子供2人を育ててくれた。母は本当に大変だったと思う。
私は正直、自分で働いて稼げるようになるまでお金を稼ぐ事の大変さをわかっていなかった。自分で稼げるようになりこの給料で子供を育てるなんて絶対に出来ない、私にはムリだと母の偉大さを感じた。

母は今まで何一つ不自由なく育ててくれた。今まで貧乏なんて思ったことは一度もない。不自由を感じたことも一度もない。
兄と違って出来の悪い私はお金のかかる子だった。習い事がしたいと言えば習わせてくれたが何1つ身につかなかった。短大はお高い私立の短大に行く事になってしまった。行きたいところに行けばいいと何校も受験させてもらった。
受験料もバカにならなかったはずだ。本当に悪い事をした。
母は全然、苦労を見せなかったが大人になってから本当に生活するにも大変な時があり親に泣きついたことがあったが親は助けてくれなかったと言う話しを聞いた。
私は胸が痛かった。
そんなときがあったのにその頃の私は何一つ身につかなかった習い事をしたり塾に通わせてもらったりと無駄なお金を使わせていたのだ。
今でも定年退職した母に家賃、光熱費、電話代等すべて出してもらっている。
ほんとに情けない。私が出すと言ってもまだ大丈夫だと母は言う。
家には小額ながらお金は入れているけど母はまだ手をつけていない。
本当はこの世で一番、尊敬し感謝をしている母にどうしても素直になれない自分がいる。ついつい憎まれ口をたたいてしまったり、いまだ反抗期のように接してしまう事がある。孝行しないといけないとは思うのだが何だか照れくさくて素直になれない。

そんな母ももう60歳をすぎた。
今まで母は再婚もせず子育てだけに従事していた。
それで良かったのかな?自分達がいるせいで母は人生のほとんどを子供を育てるためだけに時間を費やしてしまったんだろうな。

今日はそんな母の誕生日。
もう今まで充分頑張ってきたんだからこれからは自分のためだけに生きてほしい。1日でも長く生きて残りの人生は子供を気にすることなく楽しんでほしい。私も迷惑かけないようにするからさ・・・。もうそんなに頑張らなくてもいいよ。今は家賃もだしてもらっている状態だけど老後のお金の心配しないで楽しい人生を過ごしてほしい。
お誕生日おめでとう・・・


宮部みゆきさんの作品

2006-07-10 22:49:18 | 小説

先日、観た映画“ブレイブストーリー”の原作者は宮部みゆきさんだ。
私は宮部みゆきさんの作品も好きなのである
最初に読んだのは“模倣犯”でかなり衝撃をうけた・・・。
友達に借りて読んだのだが、かなり分厚い本だったので最初は読めるかなぁ・・と思っていたのだが読みはじめるととまらなくなった。
結構、早めに犯人がわかっているのにも関わらずあんなに長く話しが続き、しかもあきさせる事のないおもしろい本だった。
映画化もされているのでレンタルで借りて観たいとは思っているのだがまだ実現してない・・。そのうち、絶対観るのだぁ。
“理由”も映画化されていてこちらは映画も小説も両方みた。他にも色々な作品があるので私の読んだことのある本はほんの一部だけどこれから制覇していきたいと思う。
楽しみなのだ~


千里眼 トランス・オブ・ウォー

2006-06-26 20:48:20 | 小説
今、読んでいる本は松岡圭祐さんの“千里眼 トランス・オブ・ウォー(下)”(上は読み終わった)である。もともと学生時代は全く本など読まない人だった・・・。
ある時、友人に松岡圭祐さんの“千里眼”を借り、そこから本にはまった。
すご~くひきこまれる内容だったのだ。映画化もされたのでDVDで借りてみたけどそれは私にはいまいちだった・・・。
映画には本の内容のすごさがいまいち表現されていなかった。
主人公がスタイルよくて美人で仕事ができてという(私の勝手な想像だけど)すごくよくできる女性だという点も同性としてひかれるところなのかもしれない。
本を読むと、きっとこの人はこんな人なんだろうとかこんな場所かな?とか想像できるのが楽しいのかもしれない。
じゃ、これから続きでも読もお~っと。