昭和の恋物語り

小説をメインに、時折よもやま話と旅行報告をしていきます。

[ブルーの住人]第四章:蒼い友情 ~まーだー~

2024-02-17 08:00:15 | 物語り

(二十三)last

どういうことだ? 病院をまちがえた? 
確かに、kashiwara 総合病院のはずだ。

親切な運転手さんが探しだしてくれたんだ。

思いだした! 手紙にそうあった。
そうだった、手紙だ。

手紙を見せれば良かったのに、失念していた。

この内ポケットに入れて…、
ない! ここにもない! そうだった。

鞄の中だ、落とさないようにと入れ替えたんだ」
「……ない!

おかしいぞ、忘れてきたのか? 
新一くん、ヒンヒシフン…ヒミ、ヒラナヒカ…?(シンイチクン…キミ、シラナイカ…?)」

「… …」

ソンナカオヲシナイデクレヨ。
コエガ、コエガ、コワレテルナンテ…… 

ウケツケノアナタ……
ソンナカオヲシナイデ……ヨ……

 



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