けやきと見る夢~殿ヶ谷十二支はやし連ブログ~

東京都立川市西砂町で活動する 重松流・殿ヶ谷十二支はやし連の公認ブログです

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10月11日に殿ヶ谷一座のTV放映が・・・

2018年10月13日 | はやし連の紹介
去る10月11日(木)のJCOMさんの「デイリーニュース多摩」で、今年の殿ヶ谷一座の奉納芝居「国定忠治」の模様がダイジェストで紹介されました。



最初に、殿ヶ谷まつり前夜祭の神社境内の様子が紹介され、囃子連の山車や、大勢のお客さんで賑わう各模擬店の様子が流れました。
その後、芝居の映像が部分的に映し出され、「時折、セリフを忘れてしまって、台本をちらちら見る一幕も・・・」など、現場の雰囲気が伝わるナレーションで解説され、最後に座長のインタビューという構成でございました。

見逃した方、またJCOMが視聴できない方は、しばらくすると、「立川市動画チャンネル」に動画がアップされるかもしれませんので、チェックしてみてください。

平成26年「遠山の金さん」動画はコチラ

平成27年「銭形平次」動画はコチラ

地元ケーブルテレビとはいえ、いち町会の小さなお祭りを何度も取り上げていただき、本当に光栄です。(まあ、私が一生懸命売り込んできたわけですが)JCOMさん、ありがとうございました!

殿ヶ谷まつり前夜祭の記録

2018年10月10日 | 西砂・阿豆佐味天神社祭り

平成30年10月6日(土)
第33回殿ヶ谷まつりの前夜祭が開催されました。

写真とともに、来年への私的忘備録を書いておきます。

心配された台風25号も、この地域ではあまり影響なく、
舞台の幕が風でめくれるのを、ウラで私がおさえる程度で、無事に予定通り開催することができました。

早朝より会場準備を行い、私はひとり途中抜けさせていただき、新山車小屋(大野屋商店倉庫)の中で、太鼓のセッティングや、秘密の内職を済ませ、午後は殿ヶ谷一座の衣装・小道具を搬入して、一座の舞台の仕込みに合流。舞台ソデ幕の取り付けやら、背景画の転換の仕掛けなど、チャチャチャと済ませて、いったん帰宅。シャワー浴びて、ヒゲ剃って、半纏来て出発。山車小屋からトラック屋台を運転して、神社に向けて時速20㎞以下で走ってますと、沿道の人がスマホを取り出しパシャパシャ撮ります。子どもは「あ!」って言って走ってきます。ニヤリ。神社参道前に到着しますと、神酒所に花掛けして、各方面にご挨拶して、あっちこっちと前夜祭の段取りの打ち合わせ。そうこうするウチに中里さんとの競り合い時刻がせまり、散らばってるメンバーを呼び出して、お囃子スタート。




陽も西山にかたむく頃~


中里神明囃子連さんの山車が到着して、競り合い開始。




殿ヶ谷での競り合いのときは、私がご挨拶して手締めの音頭をとらせていただきました。

ひきつづき、中里ふるさと祭りの会場前に移動。
舞台が後ろ向きのトラック屋台。会場までの南北の道を、ずーっとバックして来てください、と言われましたので、そろそろと山車を走らせて無事に到着して、競り合い再開。













中里では、小林会長が挨拶と手締めを行いまして、無事に今年の「西砂・囃子の競演」が終了いたしました。

「無事」では、あったのですが、私はこの間に一つミスをおかしまして、中里さんにご迷惑をおかけしてしまいました。
詰めが甘かった・・・。詳細は書きませんが、例えるなら、発注したモノが、予定日翌日に届いたみたいな凡ミス。モノが無けりゃ、代わりのモノで対応する、まだそれが出来ない未熟な囃子連。来年への宿題でございます。

中里での競演後は、トラックを前進させて、急いで阿豆佐味天神社拝殿横に移動。
皆さんに電線を持ち上げてもらい、幅ギリギリの通路を通って定位置に到着。
前夜祭の司会者さんと打ち合わせまして、演芸舞台のオープニングを盛り上げるためのお囃子を披露。







1回目のオープニングは17:45より、山車の上で演奏しまして、その後19:00から(予定より15分オシ)の演奏は、鳴り物は山車の上で、踊りは舞台の上に登場させてみました。最後は花道いっぱいまで総出演で、賑やかに前夜祭の出番を締めくくりました。

この日、囃子連が出店したフランクフルトの模擬店も好調に売れまして、300本が1時間ほどで完売したようです。

出番が終わったので、山車を山車小屋に戻して、私は殿ヶ谷一座出演の準備に突入。5分でメイクして、着物着て、ピンマイクやら小道具やらを準備したら、あっという間に開演時間となりました。

演目は「国定忠治」。
時間も長くてセリフも多かった今年の脚本。どうなるかと心配でしたが、スムーズに劇は進行して、お客さんも楽しそう。
最後の決め台詞のあたりで、セリフと所作が前後したりして、ちょっと焦りましたが、何とかラストまで演じ切りました。
おひねりも沢山飛んで、拍手をいっぱいいただきまして、私も最後にちょこっとご挨拶させていただきました。



ほんと、一日中、止まらずに動き回って、なんだかずーっと息してなかったみたいな感覚でした。
もうすぐ48歳。こんなやり方は、そろそろ限界ですな。来年に向けて、さっそく作戦変更しないと。

以上、前夜祭忘備録でした。




殿ヶ谷まつり本祭終了報告

2018年10月08日 | はやし連の紹介


昨日10月7日(日)、第33回殿ヶ谷まつり本祭が開催されました。
まさかの「夏日」。朝からギラギラと日差しが照り付けるなか、恒例の子ども神輿渡御・トラック屋台巡行が行われ、大勢の子どもたちが集まって、賑やかに町内を巡りました。

ここ10年ほど、本祭は御神輿と山車が帰ってきたらお握りを配って終了という簡略スタイルが続いておりました。
しかし、今年はささやかではありましたが、かつての本祭のスタイルを復活させて、舞台を使っていくつかの出し物とカラオケ大会をし、模擬店も少し開きまして、10軒の農家が参加して農産物の直売も行いました。さらにお昼のまかないも、長年続いたコンビニおにぎりをやめて、手作りの焼きそばとフランクフルトが振る舞われました。

囃子連のこの日の活動も、多くの皆様のご協力をいただいて、事故なく終了することができました。
また、多くのご芳志も賜り、厚く御礼申し上げます。

そして、瑞穂・殿ヶ谷囃子連より、2名の師匠が応援に来てくださり、盛り上げてくださいました。

写真掲載と細かいレポートは後日にいたしまして、まずは終了報告。


殿ヶ谷まつりに参加されたみなさん、おつかれさまでした。


・・・ながーい追記・・・

こんなテンションのときじゃないと、こっ恥ずかしくて書けないネタでも少々。
たぶん初めて書きます。このブログタイトル「けやきと見る夢」の意味。

この殿ヶ谷まつりが始まったのは、昭和61年。
その2年前の昭和59年に、当時の子供会が手作り神輿で「殿ヶ谷こどもまつり」を行い、翌60年にも開催。その後は「殿ヶ谷まつり」に合流しました。

では、その前は?
といいますと、ずーっと何もしてませんでした。
神社の祭礼の日には、氏子が集まって、砂川四番の阿豆佐味天神社の宮司を呼んで、拝んでもらい、一杯やるだけ。
そういう「おまつり」が、約100年ほど続いてたのです。
でもね、ウチの神社にはあるんですよ、古い大きな御神輿が。


これがその写真。

「なんで担がないの、これ?」
子どもだった私は、親や祖父に聞きました。
「重すぎて、かつげないんだって」
子どもダマしのそんな回答だったことを記憶してます。
でも、その親も祖父も、自ら担いだことも、担いでるのを見たこともないんですからね・・・

その後、いろいろな人の口伝えの話や、図書館にあった資料などから、その神輿が担がれていた「おまつり」の様子がぼんやりと見えてきました。
当時は、五日市街道の北側の「殿ヶ谷」地区と南側の「宮沢」地区で、協力してお祭りをしていたようです。つまり殿ヶ谷の阿豆佐味天神社と宮沢の諏訪神社のお祭りを一緒に行っていたのです。
出し物は「御神輿」と「獅子舞」。この二つを、両地区の氏子が協力して行っていたんですね。

この獅子舞は、私たちのお囃子の獅子舞とはちょっと違うもので、立川の諏訪神社に奉納されている古式獅子舞のようなものと思われます。御神楽的なやつで、頭に直接、獅子頭をつけて踊るタイプですね。この獅子頭は、今でも宮沢の神社で保存されているそうですが、私は未だに見たことがありません。この「獅子舞」は、宮沢地区に五日市の養沢の出身者がいて、そちらの獅子舞を伝えたんだそうです。一説に、当時、殿ヶ谷に笛の名人がいたなんて話も・・・。

そのお祭りが、なぜ行われなくなったかは、いろいろな理由があったようですが、詳細は控えます。
あまり深く掘り下げないほうがいい部分も、きっとあるので・・・

いずれにしても、そのお祭りを見て覚えてる人が、もう、誰もいないんですから、わずかな「文字」の情報と、残っている実物を見て、どんなお祭りだったのか、想像するしかありません。
そうやって、いろいろ調べたり、想像していたある時、ふと気づいたんですよ。
「アイツらは見てたんだよな、そのお祭りを・・・」
そう。五日市街道沿いに、わずかに残る、かつての防風林の名残の大欅たち。推定樹齢200~300年のヤツラは、かつてのお祭りのときも、ここに立って御神輿や獅子舞を見下ろしていたはずなんですよ。なんだ、いるじゃん、見てたヤツが。

三十数年前、ヤツラはきっと思ったことでしょう。
「あれ?コイツら、またお祭り始めたぞ。」

十二年前には、
「あれ?コイツら、お囃子も始めたぞ。けど、ヘタクソだなぁ。」

今日の一枚目の写真は殿ヶ谷公会堂前(玉林寺境内)の様子。
手前の欅も大きいですが、お寺の屋根の向こうに見える欅が、おそらく殿ヶ谷で現存する欅でいちばん大きいと思います。
殿ヶ谷の長老であるその欅は、今年の私たちのお祭りを見て、どう思ったんでしょう。
「少しはマシになってきたじゃねぇか。」と思ってくれてるといいんですが・・・。

いつもこの欅に見守られながら練習してる、私たちの囃子連のブログタイトルを考えたとき、こんな私の妄想から、

「けやきと見る夢」と名付けたんです。



あーはずかしい。もう寝ます。

殿ヶ谷まつり前夜祭終了

2018年10月07日 | 西砂・阿豆佐味天神社祭り

昨日10月6日、第33回殿ヶ谷まつり前夜祭が開催されました。
心配されたお天気も、奇跡的に好天に恵まれ、阿豆佐味の神のやしろが大勢の人で賑わいました。


恒例の中里神明囃子連さんとの競り合いも、殿ヶ谷・中里の両会場で行われ、多くの見物のみなさまに威勢のいいお囃子を披露することができました。


20時からは、殿ヶ谷一座奉納芝居「国定忠治」が上演されました。
前日のTV放映の効果もあってか、境内にいっぱいのお客さんが集まり、多くのおひねりもいただきまして、心より御礼申し上げます。


終演後の一座打ち上げ風景。
模擬店の焼きそば・焼き鳥・フランクフルトのほか、湯豆腐、お稲荷さん、その他差し入れの数々・・・
おなか一杯でございました。


本日7日(日)は本祭。10:30より子ども神輿・山車の渡御巡行が行われます。
なんでも「平成最後の夏日」になるとか・・・。
まさか10月のお祭りで、熱中症の心配をすることになるとはねぇ。

台風が来そうというので、ここ数日、毎日神社にお参りして好天を祈ってたのですが、効きすぎましたかね~。

殿ヶ谷まつり・囃子連の予定再掲載

2018年10月06日 | 西砂・阿豆佐味天神社祭り

殿ヶ谷まつりの際の、囃子連の活動予定のご案内です。



第33回殿ヶ谷まつり 於:西砂町・阿豆佐味天神社

前夜祭 平成30年10月6日(土)
模擬店出店(フランクフルト)17:00より販売開始。
お囃子の予定
 16:30~ 居囃子開始(神社参道前にて)
 16:40~16:55 参道前で中里神明囃子連さんの山車と競り合い
 17:00~17:15 中里ふるさと祭り会場前に移動し、中里さんと競り合い
 17:45~18:00 演芸舞台出演(拝殿横にて山車で演奏)
 18:45~19:05 演芸舞台出演

本祭 平成30年10月7日(日)
町内巡行
 10:30宮出し →10:45殿ヶ谷公会堂 →11:20大野屋商店 →11:55第七中学校 →12:45宮入り
舞台出演
 13:15~13:30 神社特設舞台にてお囃子演奏