心地よいSOUND

ギタリスト・米川英之さんの話題メインに語っているブログです。
米川英之九州後援会からのお知らせ等も掲載中!

『あれから』 矢口敦子

2011年11月14日 | 漫画・本
大分への行き帰りの新幹線で読もうと購入した本。
‥のわりには重い内容でした。

父親が電車内で痴漢をはたらき、さらにそれを咎めた若者を線路に落として死なせてしまったと知る主人公。
父の汚名を晴らすべく、妹と協力して調査を開始する‥。

事件が起こった10年前の「過去」と、主人公が看護師として働く「現在」が交互に語られます。

結構引き込まれて読んで行ったのですが、最後の方がちょっと分からないな~と思う部分もないでもない‥。

とりあえずハッピーエンドだったのでそこは良かったかな。
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乾くるみの小説2冊

2011年03月24日 | 漫画・本
書店で「何か面白そうな本はないかな~」と探していたときに見つけたのが乾くるみさんの文庫本。

帯の紹介文を読んだらかなり面白そうだったので購入してみました。


「イニシエーション・ラブ」

代理で出た合コンで知り合った彼女との恋愛のストーリー。
読み進めながら「普通の恋愛話だなぁ~‥」と思っていたのですが‥。
帯の紹介の通り、ラスト2行で驚かされます。


「リピート」

“現在の記憶はそのままに過去の自分に戻って人生をやりなおす「リピート」に成功した若者たちが、次々と不可解な死を遂げはじめた!”

これもラストが‥「え~っ!?」となってしまいました。


でも一番「え~っ!?」と思ったのは、作者・乾くるみさんが男性であったということ。
名前が可愛すぎる!!
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ガラスの仮面46巻!

2010年11月01日 | 漫画・本
ガラスの仮面が9月に45巻、10月に46巻と2カ月連続での発売。
気分的に盛り上がり、ここ最近は文庫・コミックス、雑誌連載分などを読み返していました。

46巻は10月29日発売だったのですが、私の住んでいるところはやや遅れるのですぐには入手できず。
次の週明けにやっと手に入りました。
土日はそわそわして「早く読みたいな~」と頭の中はすっかり「ガラかめ」モード。

コミックス化されるときは改稿がある、と思っているので雑誌連載を読んでいてもやはり気になります。
特に「指輪事件」の顛末はどのようになったのか?
いくらか良くなっているのか、事件そのものが起こるのか??

月曜日、46巻の入荷日に早速書店に買いに行きました。
余裕を持ってお昼ごろに行きましたが、まだカウンター内で梱包された状態でした。
店員さんが包みから取り出したほやほやの46巻を購入して帰宅。

いざ手にしてみると読むのがもったいない気分に‥。
夜読もうかな~と思ったりもしましたが、やはり気になって読んでしまいました。

一番気になっていた「指輪事件」。
事件自体は存在しましたが、「これはないよな~」と思っていたセリフが変更になったりしていてちょっと安心。
連載の時はあんまりな展開だった部分もややマイルドになった気が‥。
亜弓さんの特訓シーンはすごいことに。

今月はまた連載が再開されるようで、続きが楽しみです。






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ガラスの仮面45巻!

2010年10月05日 | 漫画・本
   

昨年8月に44巻が発売された「ガラスの仮面」。
先月、9月30日に45巻が発売されました。

内容についてはあちこちで書かれているので詳しくは書きませんが、
またまた雑誌連載時とはかなり変更されていました。
結果的に単行本バージョンの展開が良い・好き、という部分も人によってはあると思います。
私も、新しく加わった場面で「いいなぁ」と思ったところがありました。

一方で登場人物の動きや言葉を噛みしめながら、感情移入しながら雑誌連載を読んだ身としては、
同じ場面が違う会話や展開になったのを見て「あれはなんだったんだ」という気にならなくもないです。

かといって「完成形」の単行本だけ読めばいいかというと、改稿される前のものも読んでおきたい、と思ってしまうのです‥。
以前は普通に文庫化されたものを順番に読んでいただけなのに‥はまり具合が深くなっていっています。

さて、45巻の帯には1988年に「ガラスの仮面」初舞台化を演出したという、
坂東玉三郎さんからの“悲願のメッセージ”が。
『長年の夢、紅天女はいつ見られるのだろう…』とあります。
43巻では蜷川幸雄さんの「いつまでも待たせないで」もありました。
本当にねぇ‥というか、こういう帯を付けて売るってすごいな。

帯の裏側には「ガラスの仮面」が3倍楽しめるプロジェクトと称し、

1 マツコ・デラックス、光浦靖子、大久保佳代子による「ガラかめ」ポスター
2 「ガラスの仮面」全国統一模試開催
3 速水社長のツイッタースタート

が挙げられています。
1のポスターは、書店に行ったら目の前にドーンと張られていて、マツコさんの迫力にビビってしまいました。
2は全45問。それぞれの巻とリンクしているそうです。早速受験してみたら84点。大都芸能主催の模試らしいです
3は‥コミックスの宣伝文句だらけで‥。速水社長になりきってのつぶやきオンリーだったら面白かったのに。

そうそう、今月末には46巻も発売されるらしいです。すごいペースだ。
そちらはどんな風になっているんだろう?
45巻では物陰に潜んでいた紫織さんが活発に動き回るんだろうか?‥いやだなぁ。

連載の方の続きも非常に気になるんですが‥。
船出のあとどうなったんだ!?

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有川浩の本を三冊

2010年09月10日 | 漫画・本
図書館で何気なく見つけて読んでみた2冊+書店で購入した1冊。

「空の中」
「海の底」
「塩の街」

有川浩さんって「アリカワヒロシ」という名の男性だと思っていました。
「空の中」に出てくる女性自衛官の武田 光稀。しゃべり方とか男みたいなんだけど、
時々可愛い面を垣間見せる‥作者の好みのタイプなんだろうか?なんて勝手に思っていました。
が、新聞に顔写真入りで載っているのを見て女性であることをと知りました。
名前で「男性」と思い込むなんてそのまんま‥。

「空の中」は空中高い所に生息する謎の生物に遭遇するお話、
「海の底」は突然現れた巨大ザリガニが人々を襲う話、
「塩の街」は突然天から降ってきた巨大な塩の柱(生物?)のせいで人々が塩化していくお話。

‥と書くと突拍子もない話のようですが‥。
実は登場人物たちの人間模様が主だったりするのかな、と思いました。
なので、敵(巨大生物とかザリガニとか塩ののかたまりとか)を排除する部分は思いのほかあっさり行ってしまったような気もします。

作品の雰囲気としては、「塩の街」が好きかな。
でも結局“ラブストーリー”のような展開なんだけど‥。
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貫井徳郎「転生」・矢野 龍王「極限推理コロシアム」

2010年08月07日 | 漫画・本
貫井徳郎「転生」

心臓移植を受けた青年が、度々みる夢にはいつも同じ見知らぬ女性が‥。
また、以前とは違った趣味や嗜好に戸惑う青年。
「夢に出てくる女性がドナーではないのか」「変化した趣味嗜好はドナーの記憶ではないか」
青年は、タブーとされているドナーの遺族との接触を試みる‥。

意外な展開もあり、引き込まれて夢中になって読みました。



矢野 龍王「極限推理コロシアム」

この作家の作品は初めて読みました。
図書館でたまたま見つけて借りてみました。

主人公が目覚めると、見知らぬ部屋にいた‥というところから始まります。
二つの部屋(夏の館と冬の館)に強制的に集められた人間たち「プレイヤー」に「主催者」は告げます。
「これから起こる殺人事件の犯人を当てよ」
その殺人事件は、夏の館と冬の館で起こるのです。
すなわち、プレイヤーは犯人を当てなければならない一方で被害者にもなりうる、
被害者にならなくても、犯人を外してしまえば「死」が待っている‥
とことん怖~いストーリーです。

最後はあっけないような気がしないでもなかったかな‥。
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珍しく

2010年07月18日 | 漫画・本
上下2冊組の文庫を2作品読みました。

「運命の塔」深谷忠記

元法務大臣・榎木雪夫の孫が誘拐された。1億円の身代金奪取のため犯人が仕掛けた巧妙狡猾なトリック。もうひとつの悪辣怜悧な陰謀。雪夫の義父で“昭和最後の怪物”と呼ばれる政界の重鎮・大河原善造一族の封印された過去が翳を落とすなか、事態は元秘書・平岡道義の業火の記憶と交錯していく。 (アマゾンより)

読み始めは、誘拐事件の物語かと思いきやもっと複雑でした。読み進めながら「これが真実か」と思ったことがどんどん覆れて行き、意外な展開だらけでした。


「邪魔」奥田英朗

小さな放火事件がきっかけで、どんどんあらぬ方向に進んでいき、最終的には‥。
簡単に起こりえない出来事ではあるけど、自分の身に絶対降りかからないとも言い切れない怖さがありました。
郊外のマイホームに暮らす、平凡なパート主婦の及川恭子。彼女の変貌していく様子はすさまじい。
妻を交通事故で亡くし、それ以来義母が心のよりどころである刑事、九野薫。
随所で出てくる義母との交流。いい関係なんだなぁ、義母を本当に大切に思っているんだなぁ‥と思いましたが、だんだん不思議な方向へ‥。

物語の最後は、さびしかったですね‥。


長い作品だと読みごたえはあるのだけど、分厚い本を読みながら「1冊読み終えても解決しないのか‥」とちょっと気が遠くなる感が‥。
私は1冊で解決するくらいがちょうど良いみたい。
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最近読んだ3冊

2010年06月28日 | 漫画・本
「漫画・本」というカテゴリを作っておきながら、ほとんど何も書いていなかったので、
読んだ本の記録をしていくことにしました。

でも詳しい感想とかではなく、「読んだ履歴」程度になるかと思います。


「黙秘」深谷忠記

北海道のホテルの一室で有名な精神科医が殺される事件が起きるのですが、
逮捕された犯人の女性が、氏名と住所以外は何も語らない。
‥というところから始まる物語です。
結構分厚い本でしたが、引き込まれて読んでしまいました。


「天路」宗田理

中学生の時に担任の先生を刺した少年が、自分の犯した罪を告白して全国を巡るという物語。
どうやら前作があるようなのですが、そちらは読んでいません。
そのせいなのか、ストーリーに入りづらかったかな。
主人公の行動にも共感しづらかった‥。


「人はなんで生きるか」(トルストイ民話集)中村白葉訳

子供のころ学校の図書館で借りて読んだ本。
懐かしかったので読んでみました。

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読書の記録

2010年06月07日 | 漫画・本
「漢字と日本人」高島俊男

中国から伝わってきた漢字。日本人はその漢字とどのように付き合ってきたか?
というような内容の本。
これを読み「漢字って外国から伝わってきたものだった」ということを忘れがちだよなぁ‥と思いました。
かなり興味深くて面白かったです。


「伝染歌」秋元康

映画にもなった作品。
妙に引き込まれる歌で、耳にすると自分もつい歌ってしまうが、その歌を歌うと死ぬ。
真面目に怖い話かと思いきや、結構軽めのストーリー。
怖すぎなくて良かったけど‥。
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ミステリー2冊

2010年05月24日 | 漫画・本
「悪意」東野圭吾

ドラマ「新参者」でもお馴染みの刑事・加賀恭一郎が登場する小説。
一言で感想を言うと「だまされたっ!」


「被害者は誰?」貫井徳郎

こちらは短編集です。上記タイトルほか「目撃者は誰?」「探偵は誰?」
「名探偵は誰?」が収録。
こちらも「まんまと引っかかってしまった!」となってしまう作品でした。
真相がわかった後にもう一度読むのも面白いかも。
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ガラスの仮面・・連載中

2010年01月26日 | 漫画・本
「漫画・本」のカテゴリで2007年に「ガラスの仮面」について書きましたが、
それ以来全く触れていなかったこの話題。
その間、是非とも書かなければならない話題が実はどっさりありました~。

このあと(2009年1月)久しぶりに、単行本43巻が発売されました。
そしてその続きが「別冊花とゆめ」で連載開始。
(3月号からだったかな?夏にちょっと中断有り)
夏には単行本の44巻発売もありました。

今年に入ってからは文庫版の新刊(24巻)もものすごく久しぶりに発売されました。

昨年から今年にかけて大きく動いているのでうれしい限り♪

「ガラスの仮面は文庫で揃える」派だった私ですが、
今では毎月「別冊花とゆめ」を購入しているという・・。

内容については詳しく触れませんが、十数年前に「花とゆめ」の増刊号みたいなのに
「ガラスの仮面」の未刊行部分(雑誌で連載されたが単行本にはなっていないもの)
をまとめたものが掲載されたんですよね。
今連載されているのはそのあたりとリンクしている箇所もあります。

何となく、過去の“未刊行部分"は幻のようなものだったのかな?
などと勝手に思っていたので、ここに来て再登場したエピソードを読み、
「あ、ちゃんと出てくるんだ」と意外に思ったりしてました。

ストーリー的にはここのところスッキリしないので毎月もどかしいです・・。
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富士山!?

2009年11月26日 | 漫画・本
時々図書館に通って読書をしております。

最近読んだ本は・・

薬丸岳「天使のナイフ」
少年犯罪を扱った小説。考えさせられるし、小説としても読み応え有り。

東野圭吾「分身」
医療分野をあつかった小説。

伊坂幸太郎「魔王」
特殊な能力を持った青年の話。

などです。
重いストーリーが多い・・。

で、「魔王」なんですが、ストーリーは個人的には「?」でしたが、
本の中で興味深いネタが。
文中に『新聞紙を25回折り曲げると富士山の高さと同じ厚さになる』という会話が!
本当か!?
と早速新聞紙を25回折ってみたら本当でしたっ・・なはずがない!!
7回折ったところで限界。それ以上折れませんでした。

で、7回折った時点で厚さは1センチほどでした。
8回目折れば倍の2センチ、9回折れば更に倍の4センチ。
・・とあとは電卓で計算してみると、
25回折ったら約2600メートルになるんです。
富士山には届かないけど、2600メートルってすごくない??

それ以来、半信半疑なもので時々新聞紙を折ったり広げたり、
電卓を叩いたりしている私です。
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「オリエント急行殺人事件」

2009年11月05日 | 漫画・本
有名なアガサクリスティの推理小説ですが、初めて読んでみました。
夫所有の古い文庫本が家にあったのですが今まで手に取ったことはなく・・。
アガサクリスティものを読んだこともなかった気がします。

で、面白く読んでいたのですが半分あたりに来たときに、
過去にこの小説のラストのネタばらしを何処かで見聞きしたことを唐突に思い出してしまいました!

早々と結末が分かるって面白くない・・。
最初は忘れていたのだから最後まで忘れていたかったよ~。
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久々の読書

2009年06月05日 | 漫画・本
ここ長らく本を読むというと短編集やエッセイが多かったんですが、
久しぶりに長編の小説を読みました。

東野圭吾「時生」、高野和明「13階段」の2冊。

どちらの本も読み始めるともう止まらない。
先が気になってしょうがないというストーリー。
前者は温かいような切ないような、
後者はハラハラドキドキが続く本でした。

長編小説は、1冊丸ごと登場人物に付き合うので、
人物達に愛着がわきやすく、
物語の世界にすっぽり入り込んでしまえて、
読んだ後もしばらくその世界で余韻を楽しめるトコが好きです。

こうなるともっと読みたくなってしまい、
今日は図書館にでも行ってみるかな~?と考え中です。
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ガラスの仮面

2007年05月13日 | 漫画・本
この週末、久しぶりに美内すずえさんの「ガラスの仮面」を読んでいました。
この作品は連載開始されたのが昭和51年らしいのですが、それから30年以上たった今でもまだ完結していないという超・長編漫画です。
私がこの作品を知ったのはもうあまり覚えてはいませんが、中学生の頃は知っていたような?
高校の頃に友人に1冊だけ借りて読んだのが、「忘れられた荒野」のジェーンの役作りのためにマヤが山に行くあたりの話。
でもそれっきり。
本格的に読み出したのが社会人になって、文庫版が出てからです。
最初の頃は一度に4冊ずつ発売されていたのでどんどん読み進めてました。
今思うとなんて贅沢な時期だったんでしょう。
数ヶ月おき(だったかなぁ?)に厚めの文庫本を一気に4冊読める幸せ。
今では文庫は8年前に、コミックスの新刊は約2年半前に出たきりですから・・。

最初に文庫版を購入してから、もう10数年。
何度読み返したことか。
そして何度読んでも読み出したら止まらずに全巻読破してしまいます。

「ガラカメ」で好きな場面は、大河ドラマ出演後芸能界を追放されて、
その後また這い上がっていくところです。
「夜叉姫物語」で泥饅頭を食べたり、学校の文化祭で一人芝居をやったり、
マヤの役者としての力、たくましさを感じるからです。

コミックスとしては42巻、文庫版でも23巻のこの作品、
語ることもたくさんありそうなので、今後もちょっと触れてみたいと思います。
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