お茶のみの効用

昨晩、同窓会の準備で23年ぶりにまたまた友人と会う。どうしてこうも時間が飛び越えられるのだろうと不思議な気持ち。私の目の前で友人たちが仕事の話をしているのを眺めていたら、とっても嬉しくなった。みんなしっかり大人になっている。なんだか感動～。さて、その友人からおいしいネギトロをいただいた。ご飯をいっぱい炊いて、なんと朝からネギトロ丼！

おーいしい～！
ドラマ「食いタン」の少年隊東山くんの真似をする。何度も言ってたら娘に「ひつこい！」と怒られた。すいましぇーん。娘を学童に送った後、気を取り直してネギトロをおすそわけに行く。行った先は、おばあちゃんの家。我が娘、姪っ子のおばあちゃんを自分のおばあちゃんのように慕ってる。私がいない時などは何の遠慮もなくお邪魔してるし。

いつもいつもお世話になっているおばあちゃんに私が恩返しできることなどそうそうないから、いただき物のネギトロを持って出かけたの。おばあちゃんは「お茶飲んでく？」と誘ってくれた。私は遠慮なく上がりんだ。ご近所の話しやら、姪っ子の入学の話しやら。おばあちゃんの作った漬物と煮物を食べながら、お茶をいただく。う～ん、おーいしぃ～！またまた「食いタン」モード。30分ほどおしゃべりして、きゅうりに煮物に漬物にとお土産をいただいて帰宅。あれ、私何しに行ったの？またいただいちゃったじゃないー。

姪っ子の前の家のおばさんが庭の手入れをしていた。
「よく働きますね～。」と声をかけた。庭のアザミのことやら、チューリップのことやら、村の抜け道のことまでいろいろと教えていただいた。おばさんの家の変わりチューリップ、花を見るのが楽しみ！そんな立ち話をしているとおばさんがこんなことを言う。「いつも娘さんと遠くの駐車場に車を停めているでしょ。まだ寒いからうちの庭に停めていいよ。」おばさんのうちの庭に入っては申し訳ないと思い、いつも庭をぐるりと回って歩いていた私たち。おばさんのひと言が嬉しかった。

お茶のみの効用。
人間関係というのは自然にはできない。田舎に引っ越してきて、私はちょっとほっとしている。確かに面倒なこともある。でも、こうして話しかけることが当たり前。近くに人がいるってことを毎日感じることができる。私も子どもも知らないうちに、ずいぶんおしゃべりになった。

追伸：こんな時間を持つきっかけのネギトロをくれたしゅうちゃん、ありがとう。おかげさまですー！

【写真】朝から堪能！ネギトロ丼

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