Pet 君の記事につけられた金正哲の隠し撮りされた姿を見ていて、ふと思い出した人がいます。いわゆる他人の空似です。
よくよく考えれば名前も知らないのですが、タヒチ・ボラボラ島のホテルで出会った彼のことを、私たちは「王様」と呼んでいました。
お断わりしておきますが、「王様」と呼んでいた彼とは一言も話していません。私たちが彼の名前を知らないのも最もなことだと理解頂けるでしょう。
ただはっきりしていたのは「王様」が日本からやって来た新婚さんであったことです。「王様」とは言葉を交わしていないのに、どうして新婚さんであるとわかったかというと、「王様」がホテルで結婚式をあげていたからです。
それはたった二人の結婚式でした。タヒチでの結婚式と聞くと、青い海に面した白いかわいいチャペルを思い浮かべるのですが、「王様」のあげていた結婚式はこれとはまったく別ものでした。
ホテルはモツという小島に建ち、コテージの宿泊客以外は立ち入ることのできないプライベート・ホテルでした。モツには、上るとオテマヌ山の眺めのよい丘がありました。私たちは夕陽を見るためにその丘に上ったとき、結婚式に望もうとしていた「王様」と出会ったのでした。というか、今まさに始まろうとしていた奇妙な結婚式に遭遇し、好奇心から式の進行を見物したのでした。
よくよく考えれば名前も知らないのですが、タヒチ・ボラボラ島のホテルで出会った彼のことを、私たちは「王様」と呼んでいました。
お断わりしておきますが、「王様」と呼んでいた彼とは一言も話していません。私たちが彼の名前を知らないのも最もなことだと理解頂けるでしょう。
ただはっきりしていたのは「王様」が日本からやって来た新婚さんであったことです。「王様」とは言葉を交わしていないのに、どうして新婚さんであるとわかったかというと、「王様」がホテルで結婚式をあげていたからです。
それはたった二人の結婚式でした。タヒチでの結婚式と聞くと、青い海に面した白いかわいいチャペルを思い浮かべるのですが、「王様」のあげていた結婚式はこれとはまったく別ものでした。
ホテルはモツという小島に建ち、コテージの宿泊客以外は立ち入ることのできないプライベート・ホテルでした。モツには、上るとオテマヌ山の眺めのよい丘がありました。私たちは夕陽を見るためにその丘に上ったとき、結婚式に望もうとしていた「王様」と出会ったのでした。というか、今まさに始まろうとしていた奇妙な結婚式に遭遇し、好奇心から式の進行を見物したのでした。
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