Tomotubby’s Travel Blog

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虎のギロチン (麻豆代天府 第二地獄)

2007-02-09 | 麻豆代天府・彰化八卦山南天宮
「第二殿楚江王」第二地獄。為官貪瀆、濫用職權、刁難老百姓者、應受「虎頭」斬之刑。

「十八地獄」の第二殿からは、いよいよ地獄らしくなります。「秦廣王」のいた第一殿は、大海の底にあるといわれる水を吸い込む岩「沃燋石」の外側にあるのですが、第二殿の「楚江王」が司る「等活地獄」は「沃燋石」の下にあるのです。「等活地獄」では、罪人はいろいろな刑罰を受けて仮死するのですが、それで終わりではなく、涼しい風を暫くあててやると、前と等しく復活するため「等活」の名がついています。(あれ?ここに来ている人たちって既に死んでなかったっけ?)

「等活地獄」の中にはいろいろな小地獄があるのですが、ここで「第二地獄」として取り上げられているのは「虎頭」というギロチンで首を切る刑です。説明によると官僚となった者が職権を濫用して富を貪り市民を苦しめたりすると、「楚江王」の裁きにかけられ、このような刑を受けるようです。罪人は虎の飾りのついた枕のようなギロチンに仰向けに寝ると、たちまち首チョンパです。


裁判の途中なのに、脇に佇むボーイッシュな女性がやけに寛いでいるように見えます。


鬼さんたち、嬉々として首を切っております。Hugo さんちで見た三島由紀夫(ここここ(グロ注意))や、誘拐された「香田さん」のことを思い出してしまいました。しかし、こんなになっても、涼しい風にあたると復活するのだろうか。

つづく


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