Tomotubby’s Travel Blog

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1/8日 亞州最大球体商場 「京華城 (Living mall)」へ

2005-01-23 | Asia 「圓」な旅
北平都一處」で棒餃子、「鼎泰豐」で小籠包、「度小月」で擔仔麺を食べ歩いて、次に向かった先は国父紀念館の北側にある「京華城 (Living mall)」です。既に夜の11時を回り、お疲れモードに突入ですが、「台北101」とともに是非訪れたかった場所なので、タクシーを飛ばして行ってみました。

MRTの駅からアクセスが悪くて連絡バスが出ているような辺鄙な場所にあるのですが、週末だけあって結構な人出です。実はここは「不夜城」といってもよく、24時間営業の店や映画館などが集積している、アジア最大のショッピングモールなのです。

ただ大きいだけのショッピングモールなど面白くもないのですが、この「京華城」を特徴づけているのは、そのユニークな建築です。世界最大の球体建築がL字型の建物にめり込んだような、世界のどこにもないような外観(「双龍抱珠」というらしく縁起モノ)をしています。そのせいで、2001年11月にオープンして以来、台北の一大集客スポットとなっています。

地址:台北市松山區八徳路四段138號
電話:02-37621888
定休日:年中無休
營業時間:終日営業の店も多いが、店・フロアによって違う


京華城 (Living mall) の模型

こういう球体建築は、18世紀に、Giovanni Battista Piranesi (1720-1778) や Jean-Jacques Lequeu (1757-1826) なんかが空想して絵として遺したものに近いような気がします。彼らに「京華城」見せたら、誰よりも喜ぶんじゃないかな。と思います。


Piranesi


Lequeu

最近のものだと、ちょっと様子は違うけど「STARWARS Episode Ⅳ」の Deathstar を思い出してしまいました。


Deathstar しかし宇宙ステーションにそんな不吉な名前つけるかな。ふつう


東大でピラネージも取り上げた面白そうな展覧会を行うそうです。以下勝手に引用:-

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特別展示「メディアとしての建築─ピラネージからEXPO'70まで」展
会期:2005年2月5日(土)~5月8日(日)
休館日:月曜日(月曜日が祝日の場合は開館、翌日休館)及び2月25, 26日
開館時間:10:00~17:00(入館は16:30まで)
会場:東京大学総合研究博物館1階新館展示ホール
主催:東京大学総合研究博物館
入館料:無料
東京大学総合研究博物館における2005年1回目の特別展は<建築>をテーマに取り上げます。
建築を含む全ての人工物は、多少ともメディアすなわち情報媒体の役割を担うと言えるでしょう。
本展覧会では、もう少し焦点を絞り、その時代の建築・芸術の思潮に大きな影響を及ぼした建築の図像(例:ピラネージの版画など)や、国力や産業技術の力を謳い上げるために作られた建築(例:万国博覧会の建築)などに照明をあて、メディアたるべくデザインされた建築というものを取り上げたいと考えます。
展示物は、明治時代にヨーロッパから持ち帰られたG・B・ピラネージによる古代ローマの想像的復元図ほかの版画集(東京大学総合図書館所蔵)、18世紀の建築家による古代の建築遺跡の想像的復元の書物、万国博覧会の歴史に関する諸資料および映像などです。18世紀以降の近代という時代のなかで、建築が何を伝えようとしたのか、そのためにいかにデザインされたかを展示を通して見ていきます。

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