伊坂幸太郎氏、再読祭り。
「チルドレン」 講談社文庫
「陽気なギャングが地球を回す」「陽気なギャングの日常と襲撃」 祥伝社文庫
どちらも結構前に読んだので、適度に内容を忘れてる状態での再読です。
「チルドレン」
5話の短編風のお話なのですが、全てに共通する登場人物「陣内」。
たぶん正義感が人より強くて、そして結構ムチャな理論を展開して、周りの人をちょっとうんざりさせるタイプなのだけど、たまにその言葉が人を救う、そんなそばにいたらちょっとめんどくさいけど、いたら人生が面白くなりそうな人だと思います。
銀行強盗に巻き込まれたり、家裁の調査官として活躍する部下を励ましたり、ロックバンドのメンバーとして、いや家裁の調査官として少年を救ったり、世界は自分のために時をとめたと信じたり、息子だとばれずに恨みのある父親を殴る方法を実践したり、します。
面白いですよ。読後感最高。
「陽気なギャングが地球を回す」
人間嘘発見器、成瀬。秒単位の正確な体内時計を持つ、雪子。演説の名人、響野。天才スリ青年、久遠の4人は銀行強盗。各々の特技をいかし、完璧な銀行強盗を行ってきた。が、今回も完璧な計画の下、完璧な銀行強盗をやってのけたのだがその「売り上げ」を奪われてしまう。
でもそこはかとなく、どこかのんきな4人。(いや、内1人は必死だ)
「陽気なギャングの日常と襲撃」
いつもの4人が、それぞれの生活で出会った人々と事件が、あれよあれよと言う感じで1つの事件につながっていきます。短編として4人のスピンオフ的に楽しんでたら、最終的にばらばらのパズルが全部はまっていく快感があります!
2作品とも、銀行強盗の4人の会話がすごく面白いです。ホントに強盗なのかと思うくらい、いらない会話がはさまれたり(笑)。
能力として一番一般的かもしれない響野氏が、個人的にはとてもすきです。
また田中頼りか、の成瀬と響野の会話は面白すぎ…。
(田中=引きこもりの情報屋。どんな部屋の鍵、パスワード、アイテムでも用意できる)
続編出て欲しい。
最近、まだまだ寒いけど、少し春めいてきたので、明るく楽しくココロが上がる本が読みたいなーと思い、読んだ3作です。
満足!
「チルドレン」 講談社文庫
「陽気なギャングが地球を回す」「陽気なギャングの日常と襲撃」 祥伝社文庫
どちらも結構前に読んだので、適度に内容を忘れてる状態での再読です。
「チルドレン」
5話の短編風のお話なのですが、全てに共通する登場人物「陣内」。
たぶん正義感が人より強くて、そして結構ムチャな理論を展開して、周りの人をちょっとうんざりさせるタイプなのだけど、たまにその言葉が人を救う、そんなそばにいたらちょっとめんどくさいけど、いたら人生が面白くなりそうな人だと思います。
銀行強盗に巻き込まれたり、家裁の調査官として活躍する部下を励ましたり、ロックバンドのメンバーとして、いや家裁の調査官として少年を救ったり、世界は自分のために時をとめたと信じたり、息子だとばれずに恨みのある父親を殴る方法を実践したり、します。
面白いですよ。読後感最高。
「陽気なギャングが地球を回す」
人間嘘発見器、成瀬。秒単位の正確な体内時計を持つ、雪子。演説の名人、響野。天才スリ青年、久遠の4人は銀行強盗。各々の特技をいかし、完璧な銀行強盗を行ってきた。が、今回も完璧な計画の下、完璧な銀行強盗をやってのけたのだがその「売り上げ」を奪われてしまう。
でもそこはかとなく、どこかのんきな4人。(いや、内1人は必死だ)
「陽気なギャングの日常と襲撃」
いつもの4人が、それぞれの生活で出会った人々と事件が、あれよあれよと言う感じで1つの事件につながっていきます。短編として4人のスピンオフ的に楽しんでたら、最終的にばらばらのパズルが全部はまっていく快感があります!
2作品とも、銀行強盗の4人の会話がすごく面白いです。ホントに強盗なのかと思うくらい、いらない会話がはさまれたり(笑)。
能力として一番一般的かもしれない響野氏が、個人的にはとてもすきです。
また田中頼りか、の成瀬と響野の会話は面白すぎ…。
(田中=引きこもりの情報屋。どんな部屋の鍵、パスワード、アイテムでも用意できる)
続編出て欲しい。
最近、まだまだ寒いけど、少し春めいてきたので、明るく楽しくココロが上がる本が読みたいなーと思い、読んだ3作です。
満足!
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