今週は雨が多いとの天気予報で、(今日はもう変わってしましましたが。(笑))
その中で昨日は唯一の晴れのようなので、高松へ行ってきました。
県立ミュージアム、三越、玉藻公園、そして高松駅付近の瀬戸内芸術祭と
盛り沢山なスケジュール、さてどうなることやら・・・。
まず9時の開館とほぼ同時に行ったのが県立ミュージアム。
折角高松へ行ったら、やっぱりピカソ展を見たいな~と思いまして。

車を裏側に付けてくれたので、初めて裏口から入ります。
この時間、さすがに人はまばらです。
美術館のポスターを写メ
このポスターの絵は、かなり大きい油絵で、
ピカソ42歳の時に制作された『手を組んだアルルカン』という作品です。
この絵について、音声ガイドで、
ピカソの所に遊びに来た友達がふざけて
自分の服の下に道化師のアルルカンの衣装を着ていたことがあって、
それを思い出して描いた というようなことを言っていたと思います。
ピカソはスペインの生まれなので、闘牛が生涯好きで、闘牛を描いた作品が今回もたくさんありましたが、
サーカスのアクロバットや道化師も好きで、若い頃から好んで取り上げたモチーフだそうです。
でも、作品は全体的に、女性を描いたものが多かったという印象です。
ピカソの作品は、油絵、版画、陶器、彫刻・・・と多岐にわたり、
本当に多才だったことを伺える内容でした。
面白かったのが、ブロンズの作品。
『花の咲くジョウロ』は、本物のジョウロにいろいろな物を組み合わせて花にし、
(おしべが釘だったような・・・)
全体をブロンズで固めたのかな?(?。?)
どのように制作するのか分かりませんが、
ブロンズ像としてものすごく面白い作品になっていました。
『鶴』という作品も、
頭がガス栓、足がフォーク、羽根がシャベルで出来ていて、
それを石膏で固めた原型を使って鋳造したというような説明だったような・・・
・・・ん~やっぱりよくわからない。
これも素材を言われないと分からない、見事なブロンズ作品に仕上がっていました。
ユニークなのは、さらにそのブロンズ像に白い線でぐるぐる螺旋に模様を描いてるんです
…それが さすがピカソ!芸術的でとっても綺麗でした。
どちらもネット上にも画像がないので、実際に見に行ってもらうしかないんですが・・・。
陶器のお皿をキャンバスに見立てて、女性や闘牛や鳥を描いた作品もいくつかありました。
昔、息子が幼稚園でお皿に絵を描いていたのを思い出して、
楽しそうなその絵を見ていると、
なんだか、天才ピカソも遊び心のあった人なのかな~と。
そういう意味では、この作品「頬杖をついている顔の水差し』も、
ピカソが楽しんで遊び心で制作したんじゃないかな?という気がします。
パンフを写メ
4つの壺を組み合わせただけでなく、顔を描き、色を付けたんですね。
陶芸作品と絵画を組み合わせたような・・・自由な発想に驚きました。
66歳頃のピカソは、陶工の村ヴァロリスに移り住み、初めて本格的に陶芸に挑戦し、
夢中になっていったそうです。
そして、今回のピカソ展の1/3を占めるのは、ピカソの作品ではなく、
ピカソ(54才~89才まで)を、写真家が撮影した44点に及ぶ写真でした。
被写体としてもピカソは、
俳優かと思うほど端正な顔立ちで、とにかく目力が凄いんです
見つめられると目線を外したくなるような・・・そんな迫力で、
ちょっとびびりました!(・・・というのが正直な感想。
)
顔だけのショットの他、このような日常の一コマを写したのもありました。
パンフより
展示の最後近くにあったこの作品は、
ピカソ87才の時に描かれた油絵『銃士とアモール』
パンフより
エレルギッシュで、そんな高齢で描かれたとは思えません。
晩年の作品には、マスケット銃士(近代初期ヨーロッパでマスケット銃を武装した兵隊)
をテーマにしたものがもいくつかありました。
全部見終わったら1時間半ほど経っていて、人がとても増えていました。
ゆっくり鑑賞するには、朝早い時間がよかったみたいです。
併設されているカフェでは、ピカソ展に因んだ特別メニューがあって、
ピカソの母国スペインの料理・アヒージョがあったので頂いてきました。
残ったオリーブ油にバケットを付けて食べるといいんだそうです。
※ 香川県立ミュージアムピカソ展のサイトはこちらから・・・
http://www.pref.kagawa.jp/kmuseum/tenji/tokubetsuten/kaisai/
その中で昨日は唯一の晴れのようなので、高松へ行ってきました。
県立ミュージアム、三越、玉藻公園、そして高松駅付近の瀬戸内芸術祭と
盛り沢山なスケジュール、さてどうなることやら・・・。
まず9時の開館とほぼ同時に行ったのが県立ミュージアム。
折角高松へ行ったら、やっぱりピカソ展を見たいな~と思いまして。


車を裏側に付けてくれたので、初めて裏口から入ります。
この時間、さすがに人はまばらです。

このポスターの絵は、かなり大きい油絵で、
ピカソ42歳の時に制作された『手を組んだアルルカン』という作品です。
この絵について、音声ガイドで、
ピカソの所に遊びに来た友達がふざけて
自分の服の下に道化師のアルルカンの衣装を着ていたことがあって、
それを思い出して描いた というようなことを言っていたと思います。
ピカソはスペインの生まれなので、闘牛が生涯好きで、闘牛を描いた作品が今回もたくさんありましたが、
サーカスのアクロバットや道化師も好きで、若い頃から好んで取り上げたモチーフだそうです。
でも、作品は全体的に、女性を描いたものが多かったという印象です。
ピカソの作品は、油絵、版画、陶器、彫刻・・・と多岐にわたり、
本当に多才だったことを伺える内容でした。
面白かったのが、ブロンズの作品。
『花の咲くジョウロ』は、本物のジョウロにいろいろな物を組み合わせて花にし、
(おしべが釘だったような・・・)
全体をブロンズで固めたのかな?(?。?)
どのように制作するのか分かりませんが、
ブロンズ像としてものすごく面白い作品になっていました。
『鶴』という作品も、
頭がガス栓、足がフォーク、羽根がシャベルで出来ていて、
それを石膏で固めた原型を使って鋳造したというような説明だったような・・・
・・・ん~やっぱりよくわからない。

これも素材を言われないと分からない、見事なブロンズ作品に仕上がっていました。
ユニークなのは、さらにそのブロンズ像に白い線でぐるぐる螺旋に模様を描いてるんです

…それが さすがピカソ!芸術的でとっても綺麗でした。
どちらもネット上にも画像がないので、実際に見に行ってもらうしかないんですが・・・。
陶器のお皿をキャンバスに見立てて、女性や闘牛や鳥を描いた作品もいくつかありました。
昔、息子が幼稚園でお皿に絵を描いていたのを思い出して、
楽しそうなその絵を見ていると、
なんだか、天才ピカソも遊び心のあった人なのかな~と。

そういう意味では、この作品「頬杖をついている顔の水差し』も、
ピカソが楽しんで遊び心で制作したんじゃないかな?という気がします。

4つの壺を組み合わせただけでなく、顔を描き、色を付けたんですね。
陶芸作品と絵画を組み合わせたような・・・自由な発想に驚きました。
66歳頃のピカソは、陶工の村ヴァロリスに移り住み、初めて本格的に陶芸に挑戦し、
夢中になっていったそうです。
そして、今回のピカソ展の1/3を占めるのは、ピカソの作品ではなく、
ピカソ(54才~89才まで)を、写真家が撮影した44点に及ぶ写真でした。
被写体としてもピカソは、
俳優かと思うほど端正な顔立ちで、とにかく目力が凄いんです

見つめられると目線を外したくなるような・・・そんな迫力で、
ちょっとびびりました!(・・・というのが正直な感想。

顔だけのショットの他、このような日常の一コマを写したのもありました。

展示の最後近くにあったこの作品は、
ピカソ87才の時に描かれた油絵『銃士とアモール』

エレルギッシュで、そんな高齢で描かれたとは思えません。

晩年の作品には、マスケット銃士(近代初期ヨーロッパでマスケット銃を武装した兵隊)
をテーマにしたものがもいくつかありました。
全部見終わったら1時間半ほど経っていて、人がとても増えていました。
ゆっくり鑑賞するには、朝早い時間がよかったみたいです。

ピカソの母国スペインの料理・アヒージョがあったので頂いてきました。

残ったオリーブ油にバケットを付けて食べるといいんだそうです。
※ 香川県立ミュージアムピカソ展のサイトはこちらから・・・
http://www.pref.kagawa.jp/kmuseum/tenji/tokubetsuten/kaisai/