拓庵思考~妻との日々・映画と音楽の毎日

巴座ホーム社長の私的なつづれ織り【妻にだけ弾くギタリスト 猫6人の父になる】

『11人家族の家を建てる』と二世帯住宅ロマン

2012-10-19 13:45:44 | 日記・エッセイ・コラム

Main_topb昨年、テレビ朝日の金曜ナイトドラマで放映された宮藤官九郎脚本の『11人もいる!』はとても良いドラマだった。私と妻が選ぶ2011~2012ドラマアワードでも1位候補の一つだ。

で...だ...私は現在11人家族の図面を書いている。42坪前後でキッチンはひとつで玄関もひとつ。トイレはふたつ。お風呂とシャワー室。洗面ふたつ。3世帯....すでに41坪の図面は完成した。土地が75坪で車を5台止めなければならない。当然、自転車置き場や物置のスペースもいる....うまくクリアした図面を書いたのだが、ちょっと修正しなくてはいけない....これが大変なのだ.....もう二日もかけているがしっくりこない。私はデザインや美しさをウリにしているので外観も重要だ。おまけにローコスト・ハウスメーカーなみの予算で工事をしなければならない.....自分のプライドとして変なものは造れない。

今日、長女夫婦が産婦人科の帰りに懐妊報告に来るそうで妻が授業の前に夕食の下ごしらえをせっせとしていた。娘は子供ができたら3人家族。私たち夫婦はふたり。長男は東京の大学に来春行くだろう....『二世帯住宅』の5文字が頭をよぎった。私は建築家ではないか...完全二世帯住宅を考えるのも造るのもなんら問題はないのだ。

実は新事務所予定場所を確保している。事務所と住まいを計画しているが古すぎる建物で白アリに食われている。ビフォー・アフターをしようと考えているのだが、二世帯住宅の図面でも書いてみようかな....『11人家族の家を建てる』に比べたら楽勝だ。最近、『親の敷地内に建てる』や『11人家族』の図面を書いてずいぶん色々なことを考えさせられた。私も妻も老いてきた。孫ができる実感はまだないが、私の中で何かが変わった。

私だったらこうしたいという『二世帯住宅』。頭休めでちょっと書いてみよう.....
私が書くのできっと各部屋は狭いだろう。収納さえあればむやみに大きな部屋はいらないというのが自分の考えだ。寝室は4畳半か5畳でもいいな。私と妻のリビングは6畳で充分だ....

季節が秋になってきた。窓から見る景色がすこし寒そうだ。妻が娘夫婦たちのために下ごしらえした大根の煮物が鍋のガラスのふた越しに見えた...きっと娘たちはおいしく食べて笑って話しをしていくのだろう....日本の秋がはじまった。