拓庵思考~妻との日々・映画と音楽の毎日

巴座ホーム社長の私的なつづれ織り【妻にだけ弾くギタリスト 猫6人の父になる】

笑顔は世界共通

2016-02-15 16:24:44 | 日記・エッセイ・コラム

台湾へ行くことにした。故宮博物院が観たいからだ。時期は結婚記念日の4月29日で二泊の予定だ。

台湾は中華民国ともいいチャイニーズタイペイとも呼ばれる。ちなみに我が日本は中華民国(台湾)を国家として容認していない。台湾のなりたちはとても数奇である。おもしろいので国家と容認している国を調べたらバチカン市国があった。ヨーロッパで唯一である。私たち夫婦はそんな台湾を『ワクワクする国』と認定して旅することにした....

なので縁あってバチカン市国へも行くことにした。8月の中旬からアリタリア便でミラノからイタリア入りして、ベネチア、フィレンツエそしてローマに入る8日間の旅になる。ローマには二泊するのでバチカン市国では、ばっちりと美術や建築鑑賞にひたりたい....私は土地勘がいい。

ロンドンもパリもロスもソウルも地図をつかわないで歩ける。イギリスは車の移動でも全く問題ない。東京都内もナビ無しでどこにでも行ける。京都もかなり詳しい。ただそれなりに学習もする。30代の頃の初渡英時にはバージンの機内でずっと英国地図を見ていた。最初から人を頼らず車で廻る覚悟をしていったので必死に学んだ.....ロンドンから湖水地方まで行きコッツウオルズのキャッスルクームという小さな山間の町で車が故障するまで一度も迷わず目的地に着いた。その時の英文の英国地図は今でも大切にとってある。

30代の頃にアメリカのシアトルでタクシーに乗ったら見当違いの方向に車が進みだしたことがある。私は土地勘がいいのですぐに運転手がミスしているのではないかという疑念がよぎった。黒人の運転手だったが『お前この道 違うぞ!!』と語気を強めて話すと黒人の運転手が急に車を停めて「ソーリー ソーリー」というので『この馬鹿野郎!!ぶっ飛ばすぞ!』と今度は日本語で怒鳴ったら その運転手はそれまでの運賃をくれといった素振りをしたので「払うか!この馬鹿!」とにらみつけて車から降りると手を合わせて頭を下げて去っていった。

字が読めない運転手や計算の出来ない店員はアメリカにはたくさんいる。なにせビバリーヒルズの路面店のCOACHの店員でさえ平気でおつりを間違える...イタリアもタクシーの運転手のモラルは低いと聞く....パリ市内は噂ほど悪くはなかった。評判の良いロンドンタクシーもモラルが悪い運転手は時たまいる。もちろんチップは払わない。

結局は世界どこにいっても同じで善い人はたくさんいるし、親切じゃない人もいるのである.....台湾は親日家の人が多いと聞く....

私と妻は世界のどこに行っても笑っている。必然的に相手も笑ってくれる.....

笑顔は世界共通である。