モノを捨てられない人（３）

別荘に不要なものを運ぶというのは別の意味では節約になったことも事実。

バブル当時我が別荘地には建売　+　家具付の高級別荘が何棟も売りに出ていた。

家具もヨーロッパ調の高級輸入品らしく全体の価格を押し上げていたと思う。
別荘で４０００万超～、これには驚かされた。

こういった物件が飛ぶように売れた時代だった。

ともかく遊びの「中継基地」としての意味付けだったので予算は控えめで何もかも家にあるお古で調達した。

役立ったというのは家具、電化製品のこと。
最初にそろえた家具や電化製品がそろそろ買い替えの時期となったころだった。

したがって別荘には結婚当初の（安物の）食器棚、ガス台、洗濯機、掃除機、スチール棚、ダイニングテーブル、炬燵、が並ぶ。
食器類もすべて捨てなかった（不ぞろいになった）皿や茶碗がならぶ。なにかのオマケでもらったコップも置いてある。

新品で購入したのは冷蔵庫だけ。
家にある400Lの冷蔵庫はさすがに別荘むきではありません。

（写真は旧芝離宮恩賜庭園～浜松町～さつき展）