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UCI自転車世界選手権2006 ロードエリート

2006年09月26日 01時01分33秒 | サイクルスポーツ
 書きたい事が有るから更新しちゃった。と書きましたが、
その序でにまた書いてしまいます。

 オーストリアのザルツブルグで行われた、男子ロード。
優勝したのはイタリア代表のパオロ・ベッティーニ!!
アテネオリンピックに続いて、ビッグタイトルを獲得しました。

 それにしても終盤は本当に白熱して面白かった。
まぁ、放送開始直後からも、周回コースなだけに、
逃げを吸収すると、カウンターアタック!
上り口に差し掛かるとアタック!と、常にアタック合戦が繰り広げられて、
ステージレースとはまた違ったアグレッスブな動きが見れました。
(特にイタリア勢の度重なる個人的な繰り返しのアタックは圧巻!)

 ただ、終盤まではどのアタックも決定的には成らなかったんだけど、
残り数周の時点で、メイングループの中に、日本代表の別府選手と、野寺選手も
先頭付近でローテーションに加わって居たので、期待に興奮しちゃいましたね。

 ただ、やはり注目は終盤のベッティーニのアタック!
それに追走する数人。 更にメイングループも本気の追走で、
実力の劣る選手はここでかなり千切られた様子で、メイングループもかなり絞られて居ましたね。

 最後、ベッティーニは追走数人グループに合流。
此処でのメンツは、ドイツ代表で、ベテランスプリンターの、エリック・ツァベル。
スペイン代表は、ヴァルベルデとサミュエル・サンチェスのコンビ。
 この4人の対決では、コンビで列車が出来るスペイン勢(ヴァルベルデ)や、
生粋のスプリンター、ツァベルのどちらかが有利かと思われたが、
 終盤のベッティーニのアタックを潰しに掛かったので、脚を使ってしまったのか、
合流したベッティーニの脚が残って居たのか、最後の最後のゴールスプリントで、
ツァベルの後ろからスリップストリームで見事飛び出し、差し抜きに成功!
 見事優勝した。

 後方から猛追したメイン集団と共に集団スプリントに持ち込もうとした、
ロビー・マキュアンは、作戦失敗の様で、集団ではTOPを取ったが、
5位に沈み残念な結果と成った。

 この優勝、ベッティーニは凄い喜び様。
本当に、この大会が、自転車版の、サッカーワールドカップなんだな?
と言う事が実感した。
 また、欧州では、やはり自転車ロードは、敬意を得られる競技なのだとも認識を新たに強くした。

 これで、イタリアは、今年サッカーに続いて、自転車でも世界一と成り、
地元では大騒ぎでしょう。
 おめでとう御座いました。

 そして我が日本代表は、別府選手が124位で完走した物の、
多分最終周のメイングループの大アタックで千切れてしまったのだろう。
下位に沈んでしまった。
 また、野寺選手と、福島選手は、リタイアと成ってしまいました。残念!
 でも、これにめげず頑張って欲しいです。今後の活躍、期待してます。

いやぁ~、楽しかったなぁ~、やっぱりサイクルロードは最高です。