山城めぐり(兄弟ブログ biglob)

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安倍外交の破綻

2018-01-11 16:54:32 | 日記
安倍はアメリカトランプ政権に盲従していけば、今の潮流からすれば、日本は孤立すると以前発言しましたが、その通りになってきました。北朝鮮がミサイルを発射する度に、学校生徒に座布団を頭にかぶさせて、教室の隅で伏せる避難訓練をさせて、住民は頑丈な建物に避難させ、農民は畦道に体を伏せて避難行動をとるなど、全国自治体に指示して、このような避難訓練をさせてきた。これによって国民の多くは北朝鮮は怖いという世論形成ができたでしょう。このニュースを見て、ヨーロッパのマスメディアは嘲笑したという。「いつの時代の避難訓練だと」核ミサイルが発射されれば、教室の中で座布団で防げるのか、建物に籠ったところで熱線が防げるのか、言うまでもない。こんな避難訓練は国民を憲法9条廃棄のための、世論造りに過ぎない。この前段階として、最近安倍が言い出していることだが、自衛隊を9条に組み込み、軍隊を憲法で持つことを法制できれば、あとはどうにでもなるという考え方である。戦争はもうかる、かつて四大財閥が暗躍し日本帝国軍を侵略戦争に駆り立てたが、今現在、大企業が兵器を量産し、輸出まで行ってきている。(安倍政権以前は武器輸出は禁止していた。)


安倍政権は大慌て 「南北会談」北の狙いは米朝ロ3者会談

日刊ゲンダイDIGITAL / 2018年1月11日 9時26分

会談で握手する韓国の趙明均統一相(左)と北朝鮮の李善権・祖国平和統一委員会委員長/(C)AP
 9日、2015年12月以来、約2年ぶりの開催となった韓国と北朝鮮の高官級会談。南北の軍事境界線にある板門店の韓国側施設「平和の家」で午前10時から始まり、韓国代表団は北朝鮮が平昌冬季五輪に選手団や応援団、芸術団などを派遣し、正式参加を表明したと明らかにした。
■ハシゴを外された安倍外交
 韓国側は北に対し、五輪での南北選手団の合同入場行進などを要望したほか、非核化に向けた対話再開なども提案したが、北からは特別な反応はなかった。一方、会談の冒頭、韓国の趙明均統一相が「急がず根気を持って臨み、良い結果を出したい」と発言すると、北の祖国平和統一委員会(祖平統)の李善権委員長は「同胞に新年の素晴らしい結果を届けられるようにしたい」と応じ、西海(黄海)地区の南北間軍通信回線を再開すると表明したという。
 何はともあれ、北に対する主に日米両国の圧力一辺倒の強硬姿勢による一触即発の緊張状態が一時的にも和らいだのは間違いなく、世界もホッと胸をなで下ろしたに違いない。中国やロシアでは早速、今回の南北会談が緊張緩和につながる――と高く評価する声が広がっているが、なぜか、この状況を歓迎していないのが安倍政権だ。
 菅官房長官は北の五輪参加意向の報道を受けても「日米韓が連携しながら、北朝鮮に政策を変えさせるためにあらゆる手段を講じて圧力をかけていきたい」と言い、政権、与党からは「五輪参加は核・ミサイル開発のための時間稼ぎ」「おそらく北は何らかの条件を隠している」とケチョンケチョン。
 森友、加計問題で野党の追及をノラリクラリと「時間稼ぎ」で逃げまくっていた政府、与党がよくぞ言えたものだが、安倍政権にとっては南北交渉がうまくいけば、北の脅威を煽って憲法改正につなげる手法が使えなくなるから必死なのだろう。まったく、どうしようもない極右政権だが、北の平昌冬季五輪への参加表明にはもっと深い意味が込められているのだ。
「見返りもないまま、北が早々に五輪参加を言い出すはずがない。裏で約束事があると考えるのが当然です。何らかの確約がなければ、有力な外交カードをみすみす手放すことになりますからね。米国は『時間の無駄』と一蹴してきたトランプ大統領がここにきて『問題はない』と態度を軟化させていることから、可能性があるのは『米朝ロ』の3者会談でしょう。ロシアは今も水面下で北との貿易を続けているし、トランプ大統領のロシアゲート疑惑のカギを握る国です。ウラジオストクで、トランプ、金正恩、プーチンが3者会談を行うなんて話も流れ始めた。ハシゴを外された安倍政権は真っ青でしょう」(外務省担当記者)
 元外交官の天木直人氏はこう言う。
「トランプ大統領は『南北対話を100%支持』と言っているわけですよ。『米国と完全に一致』と言っていた安倍首相は一体、どうするのでしょうか。焦りまくって、北はケシカランと叫んでいるが、安倍外交がまったく機能していないことがハッキリしたわけです」

 北朝鮮危機を理由にした改憲がオシマイになる日は近い。

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