山城めぐり(兄弟ブログ biglob)

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真田氏と戦国時代の吾妻

2016-12-22 10:47:41 | 歴史資料
真田幸隆が吾妻地方へ進出してくる以前には斎藤氏(岩櫃城主)鎌原氏(鎌原城主)羽尾氏(羽尾城主)の三氏が勢力を張っていました。

中之条町歴史資料館の企画展に出かけてきました。

横に加沢記の記述されたページが開いてあります。

岩櫃城の全貌


1564年、武田信玄が折田将監に岩櫃城を陥落させた戦功を賞した宛行状の古文書です。
なんども私のブログで、「岩櫃城」は真田幸隆が築城したなどと主張する群馬の歴史家がおりますが、全くの誤りです。折田将監は中之条町折田にある折田城(内山城とか仙蔵城とも別名で言われています。)の城主で武田氏に従い、岩櫃城攻めに参加したと思われます・

歴史資料館を離れて、戦国時代に真田氏に従い活躍した中之条町の忍者がいました。この墓を案内します。




割田下総守重勝は吾妻忍者の棟梁の立場にあったとされ、真田氏の吾妻の山城攻めに参加し城内に忍び込み敵をかく乱を起して城攻めを成功させたと伝えられています。この加沢記の出浦対馬守(真田丸では真田昌幸の片腕として活躍)に討ち捕られた経緯は調べたいものです。


もう一人中之条町には唐沢玄蕃という忍者が居て、やはり真田氏の命令で敵城に忍び込み、城め攻略に活躍したそうです。

町道に案内板があり、両者の墓は近くにあります。道路は不確かな記憶で歴史資料館の職員に尋ねてください。








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