大工の学校 

築き人(きづきびと)を志す、職業能力開発校の徒然日記
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インテリアパース

2007年07月20日 | 大工の学校生活
さてさて、本日は製図の授業が最後となります。
製図室兼CAD室が非常に狭いために、1学期はドラフターを出して、2学期はそいつを片付けてからCADを勉強するのであります。
よって、一学期も来週で終業式、ドラフターを片付ける日が刻一刻と迫ってきたのです。

 建築製図、最後の課題は、室内パースです。
本当は、立面図って思ったんだけど、実はまだ書いてなかったり、CADでみっちりと練習するので、まぁ良いかな?こっちのほうが面白そうだし・・・

 一見難しそうなこの課題、一定のルールに従って描くだけで、意外と簡単に書けるのです。もちろんセンスや手先の器用さなども重要ですが、先ずはテクニックをマスターすることが大事かな?
先ずは横幅と、高さの四角を1/20で書きます、そして下から1200ミリのところに線を引き、VP(集点)をそのライン上にとります。
んでもって、あとは四隅からVPに向かい線を引き・・・・以下省略と言った具合です。








これはなかなか好評のようで好きな人は夢中でやっていましたね。

その後に、自分で描いたものや、あらかじめ用意していたパースを使って着彩です、色鉛筆は45度の角度で薄いところから細かく塗っていけば平均点以上の出来になるのです。



 色塗りは本当にセンスや性格が出てきますね。



「美に奉仕する」 大工の事をこのように表現した人がいました。
僕は人格とセンスは、技術や知識と同程度以上に必要だと思います。

プレゼンテーションって言うぐらいだから、お客様に贈り物を届けるような気持ちで丁寧に描くことが大事なのですよ。

おしまい

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