北見のハッカ記念館の話の続きになる。ハッカ記念館を偶然に訪ねたのは冬季オリンピックでカーリングチームがもぐもぐタイムで赤いサイロを食べ北見の赤いサイロが話題となり有名になっていたとき。赤いサイロを購入しようと北見市を訪ね偶然前を通りかかったのがきっかけだった。
キッカケといえばハッカ記念館を訪ねて変わった陳列物を見つけた。
ハッカ記念館を出て駐車場に向かう途中でふと目に付いたのが古びた除雪車だった。冬の北海道、除雪車の種類は沢山あるはず。その中でも国鉄時代の珍しいものが展示?されていた。展示しているにしては説明書もなく野晒しのまま放置に近い状態だった。でも放置状態にしては草刈りもされよく見ると補修もされている様だ。その時は何気なく写真を撮りその場を後にしたが気になってネットで検索すると、どうも個人所有の列車たちで国鉄からJR北海道になる時代に個人が譲り受けたとのこと。※なまらあちこち北海道さんのホームページを引用させていただくと、現在はNPO法人オホーツク鉄道歴史保存会が保存・管理しているとのこと。
展示列車は、急行列車などとして使われていた気動車「キハ27」、雪かき用貨車「キ100」「キ700」、ロータリー除雪車「DD14」、郵便車「スユ15」、車掌車「ヨ3500」、車掌が乗り込む場所と貨物を載せられる場所がある緩急車「ワフ29500」です。
結構ブログやホームページで取り上げられておりハッカ記念館に来館時不思議に思っていた方や鉄道オタクの間では話題の列車たちだった。
北海道には各所にSLなど国鉄時代の車両たちが保存されているのを見る。北海道開拓の歴史とともに伸びた鉄路が少しずつ廃線されていくのは寂しい限りだ。