皆様もご存じのとおり、リオ五輪で男子柔道は全七階級でメダル獲得。女子も男子に勝るとも劣らぬ大活躍!素晴らしいことです。
井上康生監督と、山下強化委員長のコンビによるお家芸復活劇に関する報道は、おそらくこれから、一知半解のバカマスコミが何度も同じことを垂れ流すであろうと思われるので、弊ブログでは「選手のトレーニング」という一点に絞ってお話をしたいと思います。
まず、井上監督と比較の対象を成す人物を紹介します。
惨敗を喫したロンドンオリンピック時における全柔連強化委員長・吉村和郎。
ロンドンでの強化を思いっきり失敗した直後の平成25年冬、女子選手15名が全柔連及びJOCに対し、指導体質の改善・指導陣の刷新を求めて全柔連幹部を訴えましたが、なぜかその混乱の中で強化委員長の上のポスト・強化理事になった人物。しかもロンドンの直後には「進退伺を出す」としながらも、全くそういうことをせず、なぜか混乱の中でタナボタの地位をゲットしております。
また、ロンドン直前の選手発表記者会見では、なぜか選考に漏れた選手まで同席させ、また、平岡拓晃選手(当時)の名前を言い間違え、「キログラム」をまともにしゃべれないオッサン、という、ある意味、当時の全柔連の幹部レベルを象徴する人物です。
このバカ強化委員長(当時)の発言と、井上監督がストレングストレーニングについて語った記事(「パワーリフターに学ぶBIG3パーフェクトメゾット ベースボールマガジン社刊・平成28年5月31日)を、並べて比較してみたいと思います。
なお、バカ委員長の発言は、平成21年、「柔道チャンネル」の取材に対して回答したものを使用します。
まず、バカ委員長のストレングストレーニング・パワーに関する認識をご紹介。
「男子の場合は。まずは基礎。基礎ができていれば、応用が利くわけよ。ただ、体力がなさすぎると思うんだよ、今は。普段から厳しい練習をして、自分を追い込んでいないと、難しい部分はあるね。」
「外国の選手の技を真似してもダメ。日本人は手先が器用だからいろんなことができるわけだ。それを生かさないでパワーに頼っていたら、うまくいくわけがない。」
「みんな技が中途半端になってきていると思うんだわ。それは、やはり打ち込みが足らないから。
自分の技を作るのは打ち込みだし、技が掛からなくなったとき、微妙な足のずれとか腰のずれとか、技を矯正するのも打ち込みだからね。男子なんかは特に、全面的に原点に返って、基本に戻って、再出発しないとダメだと思うね。」
世界と戦うための武器は何かと問われれば「基礎が大事」。そんなおためごかしなら、小学生でも言えますね。アホが。
日本代表選手に「体力がない」といいながら、その解決策は「厳しい練習をすればいい」。その練習の中身はといえば「打ち込み」。
確かに打ち込みは重要ですが、打ち込みさえすれば、日本人だけ技がうまくなって、何でも解決すると思っているこの愚かな神経。
トレーニングには全面性の原則がある以上、「これさえやってればいい」なんてものはありません。
しかも「体力がなさすぎ」と言いつつ、「パワーに頼ったらダメ」「打ち込みすればいい」と叫ぶ「強化委員長」。
ストレングストレーニングの重要性、専門性のカケラもない、絵にかいたような無知蒙昧。
今更ながら、このバカのバカさと、それを強化委員長に据えた全柔連の愚かさに怖気がします。
続いて井上監督の認識を並べてみましょう。
「いわゆる総合的筋力がなければ、世界と戦っていけないのが現状だと思います。しかしこれまでの柔道界は、「トレーニング=ランニング」というのが主流でした」
「我々が世界で戦っていくには、究極の部分を求めていかなくてはなりません。いわゆる健康的トレーニングではダメですから、常に究極を求めながら、柔道に特化した、そして選手個人に特化したトレーニングを考え抜いたうえで活用」
「重量級になると、練習相手にも限界がありますから、あとはどうしても練習がマンネリになることがあるので、時には変化をつけていきたいということで、私自身はトレーニングを活用していた部分が大いにあります。」
「柔道の世界には「柔よく剛を制す」という言葉がありますが、今は「柔剛一体」でないと勝てないのです」
・・・先のバカ委員長と比べると、その考え抜かれた認識に、目の覚めるような思いです。
奥さんのデスブログをやめさせた?いや、今回はデスブログも普通に書かれていましたが、それを上回る好成績でした。
ロンドンの惨敗と今回の躍進は、どちらも「必然」であったわけです。そう、井上監督の奥さんのデスブログを上回るほどに(←しつこい!)
このバカ強化委員長に踊らされた、当時の監督の篠原も、チャラチャラテレビに出ている場合じゃないと思います。ちっとは反省しろよ(-_-;)
井上康生監督と、山下強化委員長のコンビによるお家芸復活劇に関する報道は、おそらくこれから、一知半解のバカマスコミが何度も同じことを垂れ流すであろうと思われるので、弊ブログでは「選手のトレーニング」という一点に絞ってお話をしたいと思います。
まず、井上監督と比較の対象を成す人物を紹介します。
惨敗を喫したロンドンオリンピック時における全柔連強化委員長・吉村和郎。
ロンドンでの強化を思いっきり失敗した直後の平成25年冬、女子選手15名が全柔連及びJOCに対し、指導体質の改善・指導陣の刷新を求めて全柔連幹部を訴えましたが、なぜかその混乱の中で強化委員長の上のポスト・強化理事になった人物。しかもロンドンの直後には「進退伺を出す」としながらも、全くそういうことをせず、なぜか混乱の中でタナボタの地位をゲットしております。
また、ロンドン直前の選手発表記者会見では、なぜか選考に漏れた選手まで同席させ、また、平岡拓晃選手(当時)の名前を言い間違え、「キログラム」をまともにしゃべれないオッサン、という、ある意味、当時の全柔連の幹部レベルを象徴する人物です。
このバカ強化委員長(当時)の発言と、井上監督がストレングストレーニングについて語った記事(「パワーリフターに学ぶBIG3パーフェクトメゾット ベースボールマガジン社刊・平成28年5月31日)を、並べて比較してみたいと思います。
なお、バカ委員長の発言は、平成21年、「柔道チャンネル」の取材に対して回答したものを使用します。
まず、バカ委員長のストレングストレーニング・パワーに関する認識をご紹介。
「男子の場合は。まずは基礎。基礎ができていれば、応用が利くわけよ。ただ、体力がなさすぎると思うんだよ、今は。普段から厳しい練習をして、自分を追い込んでいないと、難しい部分はあるね。」
「外国の選手の技を真似してもダメ。日本人は手先が器用だからいろんなことができるわけだ。それを生かさないでパワーに頼っていたら、うまくいくわけがない。」
「みんな技が中途半端になってきていると思うんだわ。それは、やはり打ち込みが足らないから。
自分の技を作るのは打ち込みだし、技が掛からなくなったとき、微妙な足のずれとか腰のずれとか、技を矯正するのも打ち込みだからね。男子なんかは特に、全面的に原点に返って、基本に戻って、再出発しないとダメだと思うね。」
世界と戦うための武器は何かと問われれば「基礎が大事」。そんなおためごかしなら、小学生でも言えますね。アホが。
日本代表選手に「体力がない」といいながら、その解決策は「厳しい練習をすればいい」。その練習の中身はといえば「打ち込み」。
確かに打ち込みは重要ですが、打ち込みさえすれば、日本人だけ技がうまくなって、何でも解決すると思っているこの愚かな神経。
トレーニングには全面性の原則がある以上、「これさえやってればいい」なんてものはありません。
しかも「体力がなさすぎ」と言いつつ、「パワーに頼ったらダメ」「打ち込みすればいい」と叫ぶ「強化委員長」。
ストレングストレーニングの重要性、専門性のカケラもない、絵にかいたような無知蒙昧。
今更ながら、このバカのバカさと、それを強化委員長に据えた全柔連の愚かさに怖気がします。
続いて井上監督の認識を並べてみましょう。
「いわゆる総合的筋力がなければ、世界と戦っていけないのが現状だと思います。しかしこれまでの柔道界は、「トレーニング=ランニング」というのが主流でした」
「我々が世界で戦っていくには、究極の部分を求めていかなくてはなりません。いわゆる健康的トレーニングではダメですから、常に究極を求めながら、柔道に特化した、そして選手個人に特化したトレーニングを考え抜いたうえで活用」
「重量級になると、練習相手にも限界がありますから、あとはどうしても練習がマンネリになることがあるので、時には変化をつけていきたいということで、私自身はトレーニングを活用していた部分が大いにあります。」
「柔道の世界には「柔よく剛を制す」という言葉がありますが、今は「柔剛一体」でないと勝てないのです」
・・・先のバカ委員長と比べると、その考え抜かれた認識に、目の覚めるような思いです。
奥さんのデスブログをやめさせた?いや、今回はデスブログも普通に書かれていましたが、それを上回る好成績でした。
ロンドンの惨敗と今回の躍進は、どちらも「必然」であったわけです。そう、井上監督の奥さんのデスブログを上回るほどに(←しつこい!)
このバカ強化委員長に踊らされた、当時の監督の篠原も、チャラチャラテレビに出ている場合じゃないと思います。ちっとは反省しろよ(-_-;)
…柔道の審判も、レスリング(←こっちも誤審がままありますが、柔道よりはかなりマシ)のように、国際審判の資格をもっと厳格にする必要がありますね。本当に誤審ばっかりで…そんな中での日本勢圧勝には、本当に溜飲が下がりました。