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一澤帆布騒動「長男が持つ遺言書は偽物」最高裁。

2009-07-08 12:40:00 | 巷の話題
さきほど知ったんですが。
一連の一澤帆布の騒動について、大きな前進があったようです。

前会長の故一澤信夫氏の3男で前社長の信三郎氏の妻が、同社と長男の
信太郎氏、4男の喜久夫氏を相手取り、三男の相続を否定する内容の
「前会長の遺言書は偽造」として無効確認を求めた訴訟の上告審で、
最高裁第3小法廷は6月23日、長男らの上告を退ける決定をした。

三男信三郎さんが訴えた分については敗訴だったんですが、その後
信三郎さんの奥様の名義で訴えた分が今回勝ったわけです。

よかった!
てか、今まで家を飛び出して銀行勤めしていた長男が、父親が亡くなった
からと急に戻ってきて「自分と四男が相続するようにと、この遺言書には
書いてある」と、筆跡からして似ても似つかないし、到底あり得ない
内容の書面で主張したんだもの。

かつてのロゴの「一澤帆布」も、これで信三郎さんの手元に戻ってくる・・・♪
と思ったら。
この騒動、まだ収まりそうにもないようなんです。

これを受け長男側は7月1日、同社の代表取締役を一時的に中立的な
第三者から選任することや、自身を取締役に選ぶことなどを求める仮処分を
京都地裁に申し立てた。

ひっこみつかなくなったみたいです。
と言うか、自分が雇った従業員の地位を守るために、まだ権利を主張する
おつもりのようです。

信三郎さんも、新たに立ち上げた「信三郎帆布」と戻ってきた「一澤帆布」
の今後について考えるため、当面休業するという話もあるようです。

せっかく立ち上げた「信三郎帆布」も残して欲しいな~。
引き続き注目したいと思います。

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