助手 「クラウンと同日に発売が開始されたカローラスポーツですけど。」
所長 「ああ、いろいろと話題にコト欠かんクルマじゃのぉ。」
助手 「言えてますね。まずネーミングですけど、これまでのオーリスからカローラに戻りましたけど、どう思います。」
所長 「思ったようにオーリスって名前が浸透せんかったってコトなんじゃろうな。」
助手 「そういうコトでしょうね。2世代に渡ってオーリスを名乗りましたけど、クルマに興味のないヒトには、オーリスって名前すら知られてないんじゃないですかね。」
所長 「かもしれんの。アクセラやインプレッサの方がまだ知れ渡っとる気がするの。」
助手 「インプレッサはともかく、そんなに歴史の違わないアクセラに負けるようだと、トヨタとしても見過ごせませんよね。」
所長 「ま、スバルやマツダと違って車種が多いからの。売れんかったら埋もれてしまうんじゃろうな。」
助手 「なんでオーリスって売れなかったんでしょうね。」
所長 「売れとらんワケでもないじゃろうけど、あんまり売れたとも思えんの。」
助手 「初代はまだそこそこ売れてましたけど、2代目は酷かったみたいですね。」
所長 「そんなに悪かったのか。」
助手 「初代は総台数が10万7,000台ほどで、最初の4年の月平均で2,000台弱って感じですね。で、2代目は総台数が6万台で月平均で1,000台いってないですからね。」
所長 「ま、このクラスのハッチバックには厳しい時代じゃからの。」
助手 「でも、2代目になってからは、アクセラやインプレッサにも完全に置いて行かれてますからね。」
所長 「そうなのか。」
助手 「調べてみたんですけど、現行アクセラで4年間の月平均で1,700台、インプレッサは現行がまだ4年経ってないんで先代ですけど2,000台超えって感じですね。現行ならもっといきそうですけどね。あ、もちろんどっちも5ドアのスポーツのみの台数です。」
所長 「ほぉ、そうか。」
助手 「そうかって、もっとないんですか。結構調べるの大変だったんですよ。」
所長 「そりゃスマンかったのぉ。ま、魂動デザインとクリーンディーゼルで販売を伸ばしたアクセラと、アイサイト効果が絶大じゃったインプレッサ、どっちも強力な武器を手にして販売を伸ばしとる車種じゃな。それにしてもインプレッサの半分も売れとらんのは問題じゃろうな。」
助手 「でしょ。トヨタとしては似たようなサイズでプリウスやアクアっていうドル箱を抱えてますけど、盟主としてスバルやマツダの後塵を拝すのはやっぱり具合悪いでしょうしね。」
所長 「で、テコいれとしてカローラの名前を引っ張り出したってコトじゃな。」
助手 「ヨーロッパでは新型もオーリスを名乗ってますし、北米ではずっとカローラですからね。トヨタとしては売れそうな方の名前にしただけなんでしょうけどね。」
所長 「カローラにして売れるとも思わんが、意外に『カローラスポーツ』って悪くない気がするの。」
助手 「アクセラやインプレッサに倣ったんでしょうけど、確かにこれまでのカローラのイメージがうまく変わってる気がしますね。」
所長 「雑誌では、やれカローラのハッチバックが何年ぶりに復活とか、カローラがついに3ナンバーになったとか、賑やかなモンじゃがな。」
助手 「ですね。オーリスはこれまでもずっと3ナンバーでしたし、カローラにしても3ナンバーのルミオンがありましたけど完全に黒歴史化してますよね。」
所長 「ま、それだけカローラって名前がニュースになるってコトじゃけどな。」
助手 「雑誌としてはオーリスよりカローラの方が何倍もネタが作れますからね。あと定番の『新型はゴルフを超えたか?』とで数ページは埋めれますからね。」
所長 「言えとるの。雑誌はそれでいいんじゃろうけど、販売店の目線で見てみると、たまったモンじゃないと思えるんじゃが。」
助手 「どういうコトですか。」
所長 「元々のカローラFX時代はずっとカローラ店での販売だったワケじゃろ。」
助手 「そりゃ、カローラですからね。」
所長 「で、95年にFXの日本での販売が終了して、1代飛ばして2001年にカローラ・ランクスで復活したワケじゃ。」
助手 「はい。」
所長 「ランクスの姉妹車としてネッツ店向けにアレックスができて。」
助手 「アレックス、ありましたね。」
所長 「で、オーリスになったとき、ネッツ店の専売じゃったから、実際にはランクスの後継車じゃなくってアレックスの後継って位置づけじゃったんじゃ。」
助手 「カローラ店には後継車がなかったんですね。」
所長 「そういうコトじゃ。で、今回、オーリスからカローラ・スポーツに変わって、またカローラ店の専売に戻ったワケじゃろ。アレックスからオーリスと17年間売ってきたネッツ店からすると梯子を外されたようなモンじゃないのかの。」
助手 「歴代モデルを乗り継いでるユーザーなんかもいるんじゃないですかね。」
所長 「あと先代のハイブリッド投入時に拡販のためにトヨペット店でも扱い出したんじゃが、わずか2年で取り上げられるコトになったんじゃが、販売員の士気にかかわるんじゃないかのぉ。」
助手 「ですね。でもカローラの冠の付いたクルマを他店で売るワケにもいきませんし、かと言ってオーリスの名前のまま併売すればカローラスポーツにした効果が半減してしまいますしね。」
所長 「どうしようもないじゃろうな。トヨタも全体を見て、一番良さそうな戦略を考えとるんじゃろうし、個々の都合まで考慮しとれんのじゃろうな。ま、思いつき程度で名前を変えただけじゃったら、エライ迷惑な話じゃけどな。」
助手 「言えてますね。で、そのカローラスポーツですけど、どう思います。」
所長 「うーん、顔以外は悪くないんじゃないか。」
助手 「キーンルックの中では、まだマシな方だと思いますけど。」
所長 「徐々に良くなってきとるのかもしれんが、ワシは好かんの。」
助手 「全体のフォルムなんかは結構いいんですけどね。」
所長 「サイドから見たトコなんか、初代の正常進化って感じがするの。」
助手 「やっぱり先代は失敗って認識なんでしょうかね。」
所長 「向こうではどうじゃったのか気になるところじゃが。」
助手 「それにしてもキーンルックって、いつまで続けるつもりなんでしょうね。」
所長 「海外では認識される顔つきが必要って話じゃけど、ホントに向こうでは効果が上がっとるのかのぉ。正直、今のトヨタのクルマを見てどれも欲しいとは思えんのじゃがな。」
助手 「ですよね。変にこねくり回したようなのばっかりで。」
所長 「現場のデザイナーなんかはどう思っとるんじゃろうな。心からいいと思ってつくっとるんじゃろうかのぉ。」
助手 「組織が大きくなればなるほど、言いたいコトが言えなくなる気がしますね。」
所長 「昔の個性がないと言われとったころのトヨタ車が懐かしく感じるの。」
助手 「言えてますね。」
参考資料
トヨタ・カローラスポーツ(トヨタ自動車株式会社)
トヨタ・オーリス(先代)(轟クルマ文化研究所)
トヨタ・オーリス(初代)(轟クルマ文化研究所)
所長 「ああ、いろいろと話題にコト欠かんクルマじゃのぉ。」
助手 「言えてますね。まずネーミングですけど、これまでのオーリスからカローラに戻りましたけど、どう思います。」
所長 「思ったようにオーリスって名前が浸透せんかったってコトなんじゃろうな。」
助手 「そういうコトでしょうね。2世代に渡ってオーリスを名乗りましたけど、クルマに興味のないヒトには、オーリスって名前すら知られてないんじゃないですかね。」
所長 「かもしれんの。アクセラやインプレッサの方がまだ知れ渡っとる気がするの。」
助手 「インプレッサはともかく、そんなに歴史の違わないアクセラに負けるようだと、トヨタとしても見過ごせませんよね。」
所長 「ま、スバルやマツダと違って車種が多いからの。売れんかったら埋もれてしまうんじゃろうな。」
助手 「なんでオーリスって売れなかったんでしょうね。」
所長 「売れとらんワケでもないじゃろうけど、あんまり売れたとも思えんの。」
助手 「初代はまだそこそこ売れてましたけど、2代目は酷かったみたいですね。」
所長 「そんなに悪かったのか。」
助手 「初代は総台数が10万7,000台ほどで、最初の4年の月平均で2,000台弱って感じですね。で、2代目は総台数が6万台で月平均で1,000台いってないですからね。」
所長 「ま、このクラスのハッチバックには厳しい時代じゃからの。」
助手 「でも、2代目になってからは、アクセラやインプレッサにも完全に置いて行かれてますからね。」
所長 「そうなのか。」
助手 「調べてみたんですけど、現行アクセラで4年間の月平均で1,700台、インプレッサは現行がまだ4年経ってないんで先代ですけど2,000台超えって感じですね。現行ならもっといきそうですけどね。あ、もちろんどっちも5ドアのスポーツのみの台数です。」
所長 「ほぉ、そうか。」
助手 「そうかって、もっとないんですか。結構調べるの大変だったんですよ。」
所長 「そりゃスマンかったのぉ。ま、魂動デザインとクリーンディーゼルで販売を伸ばしたアクセラと、アイサイト効果が絶大じゃったインプレッサ、どっちも強力な武器を手にして販売を伸ばしとる車種じゃな。それにしてもインプレッサの半分も売れとらんのは問題じゃろうな。」
助手 「でしょ。トヨタとしては似たようなサイズでプリウスやアクアっていうドル箱を抱えてますけど、盟主としてスバルやマツダの後塵を拝すのはやっぱり具合悪いでしょうしね。」
所長 「で、テコいれとしてカローラの名前を引っ張り出したってコトじゃな。」
助手 「ヨーロッパでは新型もオーリスを名乗ってますし、北米ではずっとカローラですからね。トヨタとしては売れそうな方の名前にしただけなんでしょうけどね。」
所長 「カローラにして売れるとも思わんが、意外に『カローラスポーツ』って悪くない気がするの。」
助手 「アクセラやインプレッサに倣ったんでしょうけど、確かにこれまでのカローラのイメージがうまく変わってる気がしますね。」
所長 「雑誌では、やれカローラのハッチバックが何年ぶりに復活とか、カローラがついに3ナンバーになったとか、賑やかなモンじゃがな。」
助手 「ですね。オーリスはこれまでもずっと3ナンバーでしたし、カローラにしても3ナンバーのルミオンがありましたけど完全に黒歴史化してますよね。」
所長 「ま、それだけカローラって名前がニュースになるってコトじゃけどな。」
助手 「雑誌としてはオーリスよりカローラの方が何倍もネタが作れますからね。あと定番の『新型はゴルフを超えたか?』とで数ページは埋めれますからね。」
所長 「言えとるの。雑誌はそれでいいんじゃろうけど、販売店の目線で見てみると、たまったモンじゃないと思えるんじゃが。」
助手 「どういうコトですか。」
所長 「元々のカローラFX時代はずっとカローラ店での販売だったワケじゃろ。」
助手 「そりゃ、カローラですからね。」
所長 「で、95年にFXの日本での販売が終了して、1代飛ばして2001年にカローラ・ランクスで復活したワケじゃ。」
助手 「はい。」
所長 「ランクスの姉妹車としてネッツ店向けにアレックスができて。」
助手 「アレックス、ありましたね。」
所長 「で、オーリスになったとき、ネッツ店の専売じゃったから、実際にはランクスの後継車じゃなくってアレックスの後継って位置づけじゃったんじゃ。」
助手 「カローラ店には後継車がなかったんですね。」
所長 「そういうコトじゃ。で、今回、オーリスからカローラ・スポーツに変わって、またカローラ店の専売に戻ったワケじゃろ。アレックスからオーリスと17年間売ってきたネッツ店からすると梯子を外されたようなモンじゃないのかの。」
助手 「歴代モデルを乗り継いでるユーザーなんかもいるんじゃないですかね。」
所長 「あと先代のハイブリッド投入時に拡販のためにトヨペット店でも扱い出したんじゃが、わずか2年で取り上げられるコトになったんじゃが、販売員の士気にかかわるんじゃないかのぉ。」
助手 「ですね。でもカローラの冠の付いたクルマを他店で売るワケにもいきませんし、かと言ってオーリスの名前のまま併売すればカローラスポーツにした効果が半減してしまいますしね。」
所長 「どうしようもないじゃろうな。トヨタも全体を見て、一番良さそうな戦略を考えとるんじゃろうし、個々の都合まで考慮しとれんのじゃろうな。ま、思いつき程度で名前を変えただけじゃったら、エライ迷惑な話じゃけどな。」
助手 「言えてますね。で、そのカローラスポーツですけど、どう思います。」
所長 「うーん、顔以外は悪くないんじゃないか。」
助手 「キーンルックの中では、まだマシな方だと思いますけど。」
所長 「徐々に良くなってきとるのかもしれんが、ワシは好かんの。」
助手 「全体のフォルムなんかは結構いいんですけどね。」
所長 「サイドから見たトコなんか、初代の正常進化って感じがするの。」
助手 「やっぱり先代は失敗って認識なんでしょうかね。」
所長 「向こうではどうじゃったのか気になるところじゃが。」
助手 「それにしてもキーンルックって、いつまで続けるつもりなんでしょうね。」
所長 「海外では認識される顔つきが必要って話じゃけど、ホントに向こうでは効果が上がっとるのかのぉ。正直、今のトヨタのクルマを見てどれも欲しいとは思えんのじゃがな。」
助手 「ですよね。変にこねくり回したようなのばっかりで。」
所長 「現場のデザイナーなんかはどう思っとるんじゃろうな。心からいいと思ってつくっとるんじゃろうかのぉ。」
助手 「組織が大きくなればなるほど、言いたいコトが言えなくなる気がしますね。」
所長 「昔の個性がないと言われとったころのトヨタ車が懐かしく感じるの。」
助手 「言えてますね。」
参考資料
トヨタ・カローラスポーツ(トヨタ自動車株式会社)
トヨタ・オーリス(先代)(轟クルマ文化研究所)
トヨタ・オーリス(初代)(轟クルマ文化研究所)
新型カローラですが、全体のシルエットとして捉えた場合、
程よい塊感があり、なかなか綺麗にまとまっていると感じました。
しかし、例によって顔があまり好きではありません。
ライト回りとアンダーグリルをもう少しすっきりとまとめたら、
かなり印象が変わると思うのですが…。
昔、某サプライヤに従事してました。現セダン&ワゴンを泣く泣くコンペで逃し、その後も再三説得を試みた経験があり…その時関係者に[オーリスもってるならそっちのほうがワールドでは将来性あるのでは]と言われたことは未だに焼き付いてます。
国内では販売店の鞍替えが上手くいくのか、オーリスの下取り車の輸出などにも関わりますし、なにか応急策が出るのか見物だと思ってます。
デザインに関してはやはり奇を狙い過ぎたのではと。なぜ提携会社にインプやアクセラという見本があるのにと正直思ってはしまいますよね
CMでは、初代は、CG合成で道路にリスを走らせたり、(おーリス・・ダジャレですね。)
2代目は「常識に尻を向けろ。」と、タモリ倶楽部のOPの様にお尻のアップが続く(女性の様に見せて実は、綺麗な男性外国人モデル。先入観に惑わされるな、との事ですかね。)CMや、『機動戦士ガンダム』とコラボした「シャア専用オーリス」を限定販売したり、広報関係者は頑張っていたんですけどね。
>新型カローラですが、全体のシルエットとして捉えた場合、程よい塊感があり、なかなか綺麗にまとまっていると感じました。
フォルム自体は悪くないと思います。
世界のトヨタの基幹車種として考えれば、ゴルフのような確固たる「芯」が必要なのかも、とも思えます。
>しかし、例によって顔があまり好きではありません。
>ライト回りとアンダーグリルをもう少しすっきりとまとめたら、かなり印象が変わると思うのですが…。
顔に関しては今のトヨタの方針なんで、どうしようもないですね。
早く次のテーマに移るのを願うばかりです。
>昔、某サプライヤに従事してました。現セダン&ワゴンを泣く泣くコンペで逃し、その後も再三説得を試みた経験があり…その時関係者に[オーリスもってるならそっちのほうがワールドでは将来性あるのでは]と言われたことは未だに焼き付いてます。
ユーザーが感じるよりも、サプライヤーなど業界内での影響力の方がはるかに強そうですね。
やっぱり「カローラ」って、世界に誇る日本のクルマだとあらためて感じました。
>国内では販売店の鞍替えが上手くいくのか、オーリスの下取り車の輸出などにも関わりますし、なにか応急策が出るのか見物だと思ってます。
カローラスポーツの話題がひと段落したタイミングで、姉妹車登場とか、あるかもしれませんね。
>デザインに関してはやはり奇を狙い過ぎたのではと。なぜ提携会社にインプやアクセラという見本があるのにと正直思ってはしまいますよね
販売台数に如実に表れてますし、トヨタのデザインを見直す時期だと思いますが。
>「オーリス」って名前、浸透しなかったですねー。
個人的には国内のカローラのイメージとヨーロッパのハッチバックのキャラクターの乖離を埋めるにはいい方法だと思ったのですが、オーリス自体にチカラがなかったんでしょうね。
>CMでは、初代は、CG合成で道路にリスを走らせたり、(おーリス・・ダジャレですね。)
>2代目は「常識に尻を向けろ。」と、タモリ倶楽部のOPの様にお尻のアップが続く(女性の様に見せて実は、綺麗な男性外国人モデル。先入観に惑わされるな、との事ですかね。)CMや、『機動戦士ガンダム』とコラボした「シャア専用オーリス」を限定販売したり、広報関係者は頑張っていたんですけどね。
ありましたね。初めて2代目のCMを見たときは、驚きました。
シャア専用オーリス、企画としては面白いと思いますが、なんでオーリス?って疑問が残りました。
個人的には三菱のiでやって欲しかったんですが。
初代オーリスの外観は結構好みなんですけどね。ちょうど良い可愛らしさを感じるんです。
次期アリオンプレミオは無いらしく、生産終了となると海外用カローラセダンを持ってくる必要があるでしょう。となるとトヨペット店でカローラが・・・
>最近気付いたんですけど、キーンルックのアンダーグリルって猛獣の口の様に見えます。メッキやランプの配置が牙・犬歯っぽく見えて、実際マジでモチーフにしているのかなと。
言われてみれば、牙っぽく見えますね。
猛獣が口を開けてるトコを重ね合わせて想像してみてると、少しマンガっぽい感じがします。
モチーフとしてはいいのかもしれませんが、あんまりやり過ぎると子供っぽくなりそうです。
>初代オーリスの外観は結構好みなんですけどね。ちょうど良い可愛らしさを感じるんです。
スポーティという面では少し物足りなく感じる初代ですが、塊り感とかバランスは綺麗ですね。
ゴルフなど他メーカーのライバルを意識せずに進化させた方が良かったのかもしれませんね。
>次期アリオンプレミオは無いらしく、生産終了となると海外用カローラセダンを持ってくる必要があるでしょう。となるとトヨペット店でカローラが・・・
カローラ店の名称が違ってたら、カローラを全店扱いって手もあるんでしょうけど。
年齢層の高そうなトヨタ店やトヨペット店で小型セダンが用意できないのは辛いでしょうし、どうするのか興味があります。
カローラという名前で興味を持つのはダイブ年配の層で、そんな層はもっと保守的なセダンを求めるでしょうし、今回の車に訴求力がありそうな層にはむしろ同じカローラでも「レビン」という名前をアリオンやオーリスにつけた方が訴求力があったのではと思います。
もしくはオーリスなんかはヨーロッパ的な乗り味として売ろうとしていたのであれば数字の名前(昔の180SXやA180とかみたいな)でもよかったのでは無いかと思います。
まぁ、トヨタは昔からアメリカ方式で車に独自の名前を付けエンブレムも専用で作る会社なのでレクサスみたいな英字+数字の名前には競合をおそれてなかなか踏み切れないでしょうが…
するとやはり「レビン」とかが惜しいな。
もちろん「86」がすでにあって「レビン」を別の車にするのも悩みどころだろうけどベースが違う車に「カローラルミオン」とか「コロナプレミオ」とか「マークXジオ」とかつけてしまうのだから何でもありだとは思いますけどね(笑)
グローバルで名称を統一するみたいですね。
ヨーロッパでもオーリスを廃止してカローラにするようですし。日本の事情を挟む余地はなさそうなですね。
>カローラという名前で興味を持つのはダイブ年配の層で
本文にも書きましたが、「カローラスポーツ」とスポーツをつけただけですが、なんとなくカローラの名前の印象が随分と薄まった気がします。
ただFX時代からこのクラスのハッチバックはどうも苦手なようなので、名前云々ではないのかなって気がします。