助手 「この間のCR-Vに続いて、今度はトヨタからRAV4が復活しましたね。」
所長 「ずいぶんと前から復活するって言われとったから、ようやくかって感じじゃけどな。」
助手 「でしたよね。復活するって話は確かCR-Vよりもこっちが先でしたよね。」
所長 「じゃったかの。」
助手 「で、ようやく出たRAV4ですけど、どう思われます。」
所長 「うーん、格好悪いのぉ。」
助手 「やっぱり。従来型よりも無骨な感じがワイルドと言えばワイルドなんですけど、なんかグリルとアンダーグリル、その間の溝、フォグランプのトコとか、いろんな要素がゴチャゴチャしてますよね。」
所長 「グッと低く構えとるトコなんかは、昔のチェロキー・スポーツみたいで懐かしい感じがしていいと思うんじゃが、もっとすっきりさせられんかったモンかのぉ。」
助手 「ですよね。でもRAV4って世界では凄く売れてるクルマですし、ああいうのが売れるというなら仕方がないのかもしれませんけどね。」
所長 「世界で3番目とか言っとったかのぉ。」
助手 「カローラ、フォードのFシリーズに続いて3位らしいですけど、どっちも複数ボディを合算しての台数なんで、単一ボディで言えばRAV4が一番になるんだそうです。」
所長 「ふーん、わからんモンじゃの。カムリにしてもアコードにしてもこれが海外ではベストセラーと聞いても、日本にいるとピンと来んしの。」
助手 「ですね。日本で売れる車種と世界で売れてる車種が、まったく違ってますからね。」
所長 「考えようによっては、そのどっちにも対応しとるトヨタってやっぱり凄い会社じゃの。」
助手 「確かに。で、その海外向けにつくったRAV4を国内でもヒットさせようとしてるワケですけど、うまくいきますかね。」
所長 「うーん、どうじゃろうな。まぁ、この間のCR-Vよりは売れるのは間違いないじゃろけど。」
助手 「CR-Vは値付けで厳しいですよね。その点RAV4は200万円台中盤から始まって、300万円後半までとこのクラスでは標準的な価格帯に収まってますし、さすがトヨタ抜かりなしって感じですよね。」
所長 「じゃな。」
助手 「でも日本で売ってた頃から、エクストレイルには太刀打ちできませんでしたし、フォレスターやCX-5なんかの強力なライバルもいますからね。」
所長 「ブランクがあったのが、吉と出るか凶と出るかじゃな。」
助手 「どういうコトですか。」
所長 「この間のCR-Vのときも言ったんじゃが、RAV4っていう名前って、やっぱり初代のライトクロカンのイメージが根強いじゃろう。それがアダになっとったトコってあると思うんじゃ。」
助手 「確かにRAV4を名乗るには大きいし、立派になりましたからね。」
所長 「それがしばらく表舞台から消えとったコトで、イメージを変えやすくなったと思うんじゃ。ほれっ前に海外向けのロングボディをヴァンガードって名前で、本家のRAV4よりようけ売っとったコトがあったじゃろ。あれって単にRAV4のロングとして売っとったら、ああはならんかったと思うんじゃ。」
助手 「ありましたね。」
所長 「販売力のあるトヨタのコトじゃし、イメージさえうまく変えるコトができたら、結果は自ずとついてくるじゃろ。」
助手 「ですね。C-HRの売れっぷりを見ててもやっぱりトヨタの販売力は侮れませんよね。」
所長 「それよりもRAV4にとって一番手ごわいのは案外、身内のハリアーなんじゃないかの。知っての通り、現行のハリアーって先代のRAV4を化粧直ししたクルマなんじゃが、ハリアーって名前とそれらしい外観、装備を与えたコトでバカみたいに売れたじゃろ。」
助手 「バカみたいは余計ですけど、確かによく売れてますよね。価格が高いにも拘わらずエクストレイルに匹敵する台数を売ってますからね。」
所長 「新機構を盛り込んだ最新のクルマとして、先代ベースのハリアーに負けるワケにはイカンじゃろう。」
助手 「ですね。でも日本でハリアーのわかりやすさに勝つのは至難の業でしょうけど。」
参考資料
トヨタRAV4(トヨタ自動車株式会社)
ホンダCR-V(轟クルマ文化研究所)
トヨタ・ヴァンガード(轟クルマ文化研究所)
トヨタ・ハリアー(轟クルマ文化研究所)
所長 「ずいぶんと前から復活するって言われとったから、ようやくかって感じじゃけどな。」
助手 「でしたよね。復活するって話は確かCR-Vよりもこっちが先でしたよね。」
所長 「じゃったかの。」
助手 「で、ようやく出たRAV4ですけど、どう思われます。」
所長 「うーん、格好悪いのぉ。」
助手 「やっぱり。従来型よりも無骨な感じがワイルドと言えばワイルドなんですけど、なんかグリルとアンダーグリル、その間の溝、フォグランプのトコとか、いろんな要素がゴチャゴチャしてますよね。」
所長 「グッと低く構えとるトコなんかは、昔のチェロキー・スポーツみたいで懐かしい感じがしていいと思うんじゃが、もっとすっきりさせられんかったモンかのぉ。」
助手 「ですよね。でもRAV4って世界では凄く売れてるクルマですし、ああいうのが売れるというなら仕方がないのかもしれませんけどね。」
所長 「世界で3番目とか言っとったかのぉ。」
助手 「カローラ、フォードのFシリーズに続いて3位らしいですけど、どっちも複数ボディを合算しての台数なんで、単一ボディで言えばRAV4が一番になるんだそうです。」
所長 「ふーん、わからんモンじゃの。カムリにしてもアコードにしてもこれが海外ではベストセラーと聞いても、日本にいるとピンと来んしの。」
助手 「ですね。日本で売れる車種と世界で売れてる車種が、まったく違ってますからね。」
所長 「考えようによっては、そのどっちにも対応しとるトヨタってやっぱり凄い会社じゃの。」
助手 「確かに。で、その海外向けにつくったRAV4を国内でもヒットさせようとしてるワケですけど、うまくいきますかね。」
所長 「うーん、どうじゃろうな。まぁ、この間のCR-Vよりは売れるのは間違いないじゃろけど。」
助手 「CR-Vは値付けで厳しいですよね。その点RAV4は200万円台中盤から始まって、300万円後半までとこのクラスでは標準的な価格帯に収まってますし、さすがトヨタ抜かりなしって感じですよね。」
所長 「じゃな。」
助手 「でも日本で売ってた頃から、エクストレイルには太刀打ちできませんでしたし、フォレスターやCX-5なんかの強力なライバルもいますからね。」
所長 「ブランクがあったのが、吉と出るか凶と出るかじゃな。」
助手 「どういうコトですか。」
所長 「この間のCR-Vのときも言ったんじゃが、RAV4っていう名前って、やっぱり初代のライトクロカンのイメージが根強いじゃろう。それがアダになっとったトコってあると思うんじゃ。」
助手 「確かにRAV4を名乗るには大きいし、立派になりましたからね。」
所長 「それがしばらく表舞台から消えとったコトで、イメージを変えやすくなったと思うんじゃ。ほれっ前に海外向けのロングボディをヴァンガードって名前で、本家のRAV4よりようけ売っとったコトがあったじゃろ。あれって単にRAV4のロングとして売っとったら、ああはならんかったと思うんじゃ。」
助手 「ありましたね。」
所長 「販売力のあるトヨタのコトじゃし、イメージさえうまく変えるコトができたら、結果は自ずとついてくるじゃろ。」
助手 「ですね。C-HRの売れっぷりを見ててもやっぱりトヨタの販売力は侮れませんよね。」
所長 「それよりもRAV4にとって一番手ごわいのは案外、身内のハリアーなんじゃないかの。知っての通り、現行のハリアーって先代のRAV4を化粧直ししたクルマなんじゃが、ハリアーって名前とそれらしい外観、装備を与えたコトでバカみたいに売れたじゃろ。」
助手 「バカみたいは余計ですけど、確かによく売れてますよね。価格が高いにも拘わらずエクストレイルに匹敵する台数を売ってますからね。」
所長 「新機構を盛り込んだ最新のクルマとして、先代ベースのハリアーに負けるワケにはイカンじゃろう。」
助手 「ですね。でも日本でハリアーのわかりやすさに勝つのは至難の業でしょうけど。」
参考資料
トヨタRAV4(トヨタ自動車株式会社)
ホンダCR-V(轟クルマ文化研究所)
トヨタ・ヴァンガード(轟クルマ文化研究所)
トヨタ・ハリアー(轟クルマ文化研究所)
デザインに関しては所長に同意です。
なんか上下半分に分離合体しそうなフロントマスクだなと思いました。
見慣れてきたら印象変わるかもしれませんが…
SUVのクセにクーペ風味で窓寝かせて視界悪くクソ狭いのとか、ガンダムの世界で走らせんのか?な不安感バリバリな未来志向デザインとか、そんなんよりはSUVらしくて良いかと。
個人的にアメ車のSUVのデザインが好きで日本車だとフォレスターとか好みだからかも知れませんが。
背後にタイヤ担ぐとかキャリア着けたりとか似合いそう。
今から思うと初代・2代目のころはホント小さかったですね。
ライトクロカンというなんちゃってな名称で軽く見られがちでしたが。
新型、デザインは好みじゃありませんが、ワイルドなキャラクターは結構好きです。
時間が経てば評価が上がっていくかもしれませんね。
顔がもう少しスッキリしてて、サイドのラインがもっとシンプルだったら、って感じですね。
ボクも昨今のSUVらしからぬSUVよりいいと思います。
背面タイヤ、なくなりましたね。スペアタイヤ自体積んでないそうですよ。
パンク修理材ってあんまりいい話を聞かないので、スペアタイヤぐらいは積んで欲しいですね。
この前、さっそく街中を走る実物を見ました。
ヘッドライトの形状など割りと好みかも…
確かに初代との繋がりは感じられませんが、
全体的に無骨な感じがなかなか良いと感じました。
余談ですが、本日MAZDA3のファストバック(1.5G)試乗して来ました。
あれ、めっちゃヤバイです。
資金に余裕が出来たら買い換え検討してます(笑)
しかし、今の愛車のDEデミオもめっちゃ気に入ってて、まだまだ走るんですよね…悩ましい。
>確かに初代との繋がりは感じられませんが、
>全体的に無骨な感じがなかなか良いと感じました。
そうそう、どこか無骨な感じがするんですよね。
ディテール部分は好きじゃないですが、無骨なところが昨今のSUVの中では新鮮に映りますね。
>余談ですが、本日MAZDA3のファストバック(1.5G)試乗して来ました。
>あれ、めっちゃヤバイです。
出ましたね、MAZDA3。
ボクもディーラーに見に行きましたが、カッコよかったです。
大衆車のレベルじゃないですね。スポーツカーかと思いました。