これから紹介するコンビネーションディフェンスは オーソドックススタイルから始める
十年一日の如く 相手の蹴り足をただ払い受けるだけでは時代の変化に遅れる
武器が時代を変え時代も武器の変化を促すように 武道も時代と共に変わらなければならない
相手の攻撃が変化に富む場合 あるいは複雑になったら防禦の形態も当然変わるべきである
そういった変化にとみ 複雑に構成されたこうげきに対処する手段として
考案されたのが コンビネーションディフェンスである
1 普通のハイキックディフェンス
・ 1の合図で瞬時に上段中段下段を守る態勢になる
・ 前足はしっかり外に向け相手のローキックを対角線で脛受け
・ 右手は掌底で相手のミドルキックに備える
・ ハイキックは腕で防ぐ
・ 万一相手のハイキックがミドルキックに変化したら即座に足抱えを行う
・ 蹴りの軌跡が読めるようなら肘を蹴らせるようにする痛め受けは効果的
2 逆のハイキックディフェンス
・ 2の合図で写真のように1と逆になる
・ 一旦オーソドックススタイルにも戻ってから2の合図でこの態勢になる
・ 後はすべて1に同じ