老猿のオットット人生

石橋を叩いて渡れずオットットと転んで渡って七転び八起きならぬ七転八倒の人生

ハイキックディフェンス

2015年11月19日 19時47分07秒 | Weblog


これから紹介するコンビネーションディフェンスは  オーソドックススタイルから始める
十年一日の如く  相手の蹴り足をただ払い受けるだけでは時代の変化に遅れる
武器が時代を変え時代も武器の変化を促すように  武道も時代と共に変わらなければならない

相手の攻撃が変化に富む場合  あるいは複雑になったら防禦の形態も当然変わるべきである
そういった変化にとみ  複雑に構成されたこうげきに対処する手段として
考案されたのが  コンビネーションディフェンスである

1 普通のハイキックディフェンス
 ・ 1の合図で瞬時に上段中段下段を守る態勢になる
 ・ 前足はしっかり外に向け相手のローキックを対角線で脛受け
 ・ 右手は掌底で相手のミドルキックに備える
 ・ ハイキックは腕で防ぐ
 ・ 万一相手のハイキックがミドルキックに変化したら即座に足抱えを行う
 ・ 蹴りの軌跡が読めるようなら肘を蹴らせるようにする痛め受けは効果的



2 逆のハイキックディフェンス
 ・ 2の合図で写真のように1と逆になる  
 ・ 一旦オーソドックススタイルにも戻ってから2の合図でこの態勢になる
 ・ 後はすべて1に同じ 



オーソドックススタイル

2015年11月19日 00時14分07秒 | Weblog


・ 闘道の基本的な構え方  
 ・ 立ち方は肩幅かあるいは若干狭く
 ・ 重心は後ろ足6 前足4の割合で
 ・ 前足は攻防の起点になるので踵を浮かせて猫足の要領で軽く中足を床につける
 ・ 前足で出来ること
  ・ 押さえ前蹴り
  ・ 脛受け
  ・ 各種のローキック
  ・ 各種のハイキック
  ・ ワンステップの横蹴り
  ・ 小外刈
  ・ 小内刈り
  ・ 足底で相手の向きを変える
・ 両手を開いて構える意味
 ・ 開くことによって実戦なら闘う意思を隠す
 ・ 相手の蹴り足を取ってすぐ投げに移行できるようにする
 ・ 実戦で刃物等で命の危機を感じたら即座に貫手による目突
 ・ もちろん視野を広くして相手のパンチを見極める意味も
 ・ 手と顔を連動させることによって早い防禦を行う

細かいニュアンスは文章では伝わらないが  上記を踏まえて練習に励んでみよう
今までの他流試合の経験だと  相手は中段にスキありと思うみたいだね
俺さん待ってましたと足抱え投げ  何回か叩きつけられると相手は誘いであることに気付く

構え方の手の位置よく覚えておいてね  これ“お手上げ状態”の構え
もうちょっと低い位置に構えたら  ケンカの時に相手をまあまあと“なだめる”構え
グーじゃなくパーだから相手も油断してる  次の瞬間には地獄を見てもらう深謀遠慮