老猿のオットット人生

石橋を叩いて渡れずオットットと転んで渡って七転び八起きならぬ七転八倒の人生

城西大学での思い出

2015年09月27日 18時16分26秒 | Weblog
二回目の獨協大学における闘道対極真空手の対戦については
当ブログに「小さな巨人」という内容で詳細を7月に書いた
といった訳でここでの書き込みは割愛

闘道vs拳志会空手道の10人対10人の対戦が行われた後
城西大学に入学した弟子の一人を中心に
同大学で闘道同好会を作る話しが進んでいた
顧問となる教授も決まったので俺さん弟子と共に大学に出向いた

大学では事務長からいくつか注意というか警告があった
事実か否か定かでは無いが警告された内容をありのままに・・・
曰く先にできていた極真空手の空手部員が
後から部を作った少林寺拳法部の学生を街中で取り囲み
鉄下駄で殴って大怪我させた事件があったから闘道さんも気をつけて
という親切なのか警告なのかよく分からないお話

目には目歯には歯で対応しますからご心配なくと丁寧にお返事
それでその日は大学の道場で軽く練習して帰ることに
数人で道場の前に行ったら‥いました20人か30人
応援団風の学生服を着て顎を突き上げるような高い襟には極真のバッチ

俺さん内心アレマア‥随分早いお出ましと思ったけど
彼等が二列縦隊で並ぶ間を平然と歩きつつ5人か一人で何人相手に
なんて計算してたんだから俺さんかなり能天気
オッス‥ウオッスというドスの利いた挨拶を受けながら
戸惑ったね俺さんも一応オッスと返したけど
チラッと見たけど鉄下駄持つのいないしフレンドリーだった

で一応道場で流し組手始めたら道場の入り口は人人人が鈴なり
二列縦隊が一瞬で崩れて全員が我先に道場の入り口に詰めかけた次第
興味があったんだろうねどの顔も真剣に見てたから
で終わって帰る時もウォ~スの嵐彼等の知らない技いくつかサービス
その返礼なら俺さんも気持ち良く受けようとウォ~ス!!!
極真空手の名誉の為に書いておくけど気持ち良い出会いだった

だけどその後こちらの事情がよくなかった
城西大学の学生弟子が分派の中心人物だったので破門
この学生弟子破門された後にキックに転向
チャンピオンにはなれなかったのにチャンピオンベルト個人発注
といった経緯は注文を受けたスポーツ店の店主からもたらされた
もちろんベルト制作は断ったらしいけど・・・

貧すれば鈍する・・・何考えてるのかね大学生にもなって
そう言えば俺さんの弟子だった時は喫煙禁止だった
キックに転向後は煙草スパスバ‥体重調整に効果あるとかの理由で


獨協大学での闘い

2015年09月26日 15時37分50秒 | Weblog
闘道対空手道拳志会で10人対10で闘うにあたり
その一週間前に空手との闘い方について俺さん選手にレクチャーした
その時獨協大に通う弟子から極真空手と対戦した事実を聞かされた

闘うことになった理由は極真空手の稽古について
俺さん練習は空手オープントーナメントはキックスタイルはおかしいと
常々弟子達に話していたどちらかに一本化するべきと
余計なお世話だけど矛盾を抱えれば力は半減する

弟子はそのまま極真関係者の同級生に言ったらしい
で極真空手関係者に大学の屋上に呼び出され30人ほどにとり囲まれた
コンクリートの屋上で1対1で闘うことになったとか
巴投げでコンクリートの壁に頭激突を狙いましたとニコニコしてた

1対1の約束で始めた闘いなのに一人目が負けるともう一人また一人
結局三人相手にしたらしい‥でもって三人目に登場したのは
一ヶ月後にキックデビューを目論むプロのキックボクサー
180㎝の高身長だったとか‥でどうだったの?と聞くと
さすがに三人目は疲れて倒しきれなかったけど6:4くらいですか・・・

Youtube「闘道vs拳志会空手道」で紹介しているのが極真空手と闘った本人
この闘いでも彼の相手は184㎝の高身長だったから似たような闘い方かも
実は彼この映像の中でも相手を壁際に誘い巴投げで頭激突を狙ってた
幸いこの映像では試合場を囲む選手に助けられてケガはなかったが
俺さんそんな危険なことやれと指示してないからね・・・

空手道拳志会との対戦が終わり次は極真空手との対戦と準備したけど
闘道に破門騒ぎが起きて大量の弟子を破門他流試合どころではなくなった
なのにその数年後に再度獨協大学で弟子の一人が
極真空手関東地区大会で二位になった者と闘うことになるとは・・・
獨協大学だけじゃなく城西大学でもちょっと関わりがあったな

俺さん極真空手の出身だからってやたら関わりありすぎ
ブルース・リーが流行った当時入会して来た〇林も極真関係者
やたら本気モードの組手で突っかかると思っていたら
後日打ち解けてから「本当は闘道を潰しに来た」と打ち明けて来た
事前に言ってくれれば組手で手を抜かなかったのに(笑)




                                                                                            

逮捕術やってます・・・

2015年09月22日 06時33分20秒 | Weblog
昨日gooフログを開いてアララ!?となりいささか焦った
上段のブログを見るという項目と新規投稿の項目が消えている
gooブログを10年前後続けてきて初めてのこと
いろいろやってみたけど復活しない
さてどうしたもんか‥新しくどこかでブログを始めるかと考えたり
だけど俺さん一旦始めたことは全うしたいという性分
夕方近くになって再度gooブログを開いたら復活して書き込み可
ならば復活初手はソフトタッチでと彼岸花についてアレコレ

夜は日テレの「逃走者を追え交通警察」という番組をボケ~と見ていた
警察か~千葉か~とボケ~・・・俺さん高次機能障害があるみたい
何かやっているとやりかけのまま忘れてしまう
パソコンをやっている途中でトイレに立つとパソコンのこと忘れる
そんな俺さん番組を視聴しながらフト昔の電話を思い出していた
なぜか昔のことはよく覚えているのに
さっきやっていた事はスッと忘れるのだから笑ってしまう


闘道を創始した直後くらいだろうか
新聞や雑誌で紹介された影響もあってかちょくちょく見知らぬ人から電話が入る
その時の電話はちょっと変わっていた警察で逮捕術習った‥自分の実力は・・・
見知らぬ人の自慢話を電話て突然聞かされてもナァ~
ハァ~凄いですネェ~立派ですネェ~と相槌を打つのにもいい加減疲れ
自慢話しはお腹一杯なので取り敢えず来てみたらと誘った

何故か俺さん当時から一目で相手の実力を見抜く眼力を持っていた
江戸川闘道教室の練習に参加した若者を一目見た瞬間コリャ駄目だ!
力量のある人間のオーラのようなものがまったく感じられないのだ
他流試合ということで俺さんが相手にするつもりだったが急遽予定変更
緑帯(闘道では4級)の高校生と組手をやらせてみた
予想通り高校生にいいようにやられ逮捕術が~古武術が~と
豪語していた片鱗はどこにも見られなかった
後で高校生に「彼は電話で自分は強いと豪語していたんだ」と話すと
高校生ポカ~ン「あの実力でですか?」と苦笑


ちなみにこの高校生は闘道vs空手道の10人対10人の試合に緑帯で出場していたから
千葉からやってきた逮捕術云々の若者を相手にしたのはこの試合の前後のことかも








ダメージ学

2015年09月20日 11時23分34秒 | Weblog
俺さん昔とある医学技術専門学校に通っていた時
その時の講師が話したことがなぜか印象に残っている
世の中にはいろいろな人がいて蝿や痰の研究をして博士になってるとか

世の中には痛みを伴う病気も多々あるから
痛みを軽減する痛みの科学といった言葉を聞いたような記憶もある
なんかそんなことをいろいろ考えていたらフッと思った
ダメージ学ってあったら面白いんじゃネって・・・

一人で面白がっているだけで真剣に考えてるわけじゃない
俺さん若い時からいろんな道場で武道のあれこれ学んだけど
ダメージについて講釈してくれた先生一人もいなかった気がする
曰くダメージの分散とかダメージの隠蔽ダメージを逆手に取るとか

ダメージの分散は
意識的に他にスキを作って攻撃をそっちに誘うことだけど
感じとしては親鳥が外敵からヒナを守るために外敵に我が身を晒し
巣から遠い位置に外的を誘う‥そんな感じかな

ダメージの隠蔽は
文字通りダメージを隠すことだからポーカーフェイス
顔だけじゃダメね体の表情も隠さなきゃ
相手にアレッいまの攻撃まったくきいてないのかなと思わせることできたら
そこそこ成功の部類かなあとやることはその部位に連続攻撃をさせないこと

ダメージを逆手に取るは
ダメージを受けて体の表情を一瞬でも相手に晒し
相手がそこにつけ込んでくるようなら強烈なワナを仕掛けるといい
例えば強烈なローキックを貰ったら次には脛受けで対処するとか
ダメージの有無に関わらず俺さん他流試合では相手にズカズカ接近する
だから相手のローキックを食いやすい‥実はこれ計算済み
チャンスをみてガツッと脛受けをかませる

脛受けをまともに食らうと大概の相手はその瞬間にヘタレて沈む
自分の攻撃で自滅する相手の姿見るのが俺さん的には大好き
哀れみも同情もないその程度の実力で他流試合に来るなと思うだけ

ここで脛受けの講釈を一つ足をただ上げるだけが脛受けじゃないからネ
闘道では三方向の脛受けというのを教えている
どの角度からの攻撃でも脛でしっかり受けるのが大事だからね
足による相手の攻撃は足で受けるのが基本

強烈なキックを腕で払い受けるのは推奨出来ない行為
腕と足では筋肉量の違いによる威力や長さ運動距離の違い
何からなにまでみんな違う単純に考えれば分かることだから

一粒百行

2015年09月17日 08時39分30秒 | Weblog
今朝読売新聞の編集手帳で一粒百行という四文字熟語を知った
編集子も濁流に飲まれる稲穂や泥にまみれる米を見て
心を痛めたことが伺える
そのひと粒に百行の苦労があることを知る者によるペンの訴え

社会面を見ると熊谷連続殺人事件やJR東日本の不審火事件の詳報
熊谷連続殺人事件では小学生姉妹二人の命が奪われている
命はかけがえのないものだから年齢で差別する意図はないが
幼い命が消える様をみると濁流に飲まれる一粒を想起する

たとえ小学生であってもそこまで育てる過程で
子を育てた親として百行の苦労や楽しみがあったことを知るから
国会周辺に集まった多くの人々のニュースをふと思う
俺さんも戦争中に生まれた人間の一人として
山手線の電車で手足を失った傷病兵がアコーディオンを奏で
募金を募っていた姿を知る一人として戦争には絶対反対だ

その一方で備えがなければ母子共に殺傷された熊谷連続殺人事件のように
罪のない人間が不条理に殺される現実は看過すべきではないと思う
俺さん勉強しているわけではないから安保法案はよく分からない
あくまでも身についた武道家的見地からの意見にすぎない

日本の歴史を振り返ると太平洋戦争まで
ひっきりなしに戦争が続いていたように感じる
父親も招集されたからいつか自分の身にも起きることと覚悟していた
しかし戦後70年曲がりなりにも平和を享受しむさぼった

この平和と繁栄は何によってもたらされたのかフト思う自分がいる
そして安保改定時に遡って考える自分もいる
誰だって我が身や家族は大切だ戦士である自衛隊員の命も大切だ
しかし誰かが戦わなければ自分の命も家族も国も守れないのだ

ベトナム戦争が終わった直後の疲弊を狙い僅か4年後
中国はベトナムに攻め込んだ1979年2月のことである
ベトナム軍は果敢に戦い中国軍に多大な損害を与えて撃退した
チベットやウイグルの事例を見るまでもない
昔ある中国人青年から「朋友」と書いた紙を貰った
まさかこの言葉は侵略と読むわけではあるまい いかがかな?