老猿のオットット人生

石橋を叩いて渡れずオットットと転んで渡って七転び八起きならぬ七転八倒の人生

アスリートの魂

2015年11月07日 05時34分09秒 | Weblog
俺さんNHKでたまに「アスリートの魂」を見る  昨日見た空手関係のは再放送らしかった
家で療養するようになってから  わりと良く見るんだよねこの番組
“金メダルに最も近い男”か  フムフムといった感じで見ていた

パンチのスピードでは世界一と云われている選手が  世界選手権でなぜか優勝できない
その理由を沖縄空手に求め  騎馬立ちで横移動する形の中からヒントを得るというものだった
肩の上下動をなくすということで  パンチのスピードは1.5倍になったとか

何を今更と思ってちょっとガッカリした  闘道では昔からやっていること
というか俺さんが特にね  このことについては当ブログで今年の初め頃書いたような気がする
俺さんのパンチは速いとか見えないとよく云われる  皆が思うほど俺さんのパンチ速くない

相手より先にパンチを打とう  強く打つことより速く打つことを心掛けたら自然にそうなった
世界一のスピードパンチが  外国人選手がちょっと前足を上げただけで届かなかったとか
俺さんナレーターの「日本人選手ではちょっとやらない防御」の解説に笑った
相手を研究するってそういうことだろうに  闘道ではとっくの昔にやっている

空手のパンチや蹴りのスピードが  前屈立ちという独特の構えから生み出されていること
長所は何かを犠牲にして生まれる  その犠牲になった部分を衝かれると長所は容易に短所に変わる
押さえ前蹴り・・・闘道はこんな簡単な技だけで空手の鋭い飛び込みを防いできた

更に習性化されるまで鍛えた前屈立ち下段払い・・・これを逆用した二段蹴りハイキック
習性化は人間を野生の動物と同じにする  猟師は野生の動物の習性を利用して獲物を狩る
闘道対空手道の他流試合  俺さんただ猟師の心理になって獲物を狩っただけである  

スポーツは独立してその存在を認められる  ならば武道は如何に?
たとえオリンピック競技として認められようとも  俺さん興味はない
ガンモドキは所詮“もどき”  とはいってもカニ風味の蒲鉾は俺さんわりと好き
だけど武道風味の蒲鉾スポーツは  腹を壊しそうで俺さんの口には合わない