老猿のオットット人生

石橋を叩いて渡れずオットットと転んで渡って七転び八起きならぬ七転八倒の人生

足抱え大内刈り

2015年11月04日 15時12分17秒 | Weblog
足抱え大内刈りについては  以前書いたような気がするけどもう一度
組手でも試合でもいいけど  まず前提になるのは顔面パンチが有りか無しか
前提によって  様相というか技の使い方がだいぶ変わってくる

Youtubeにupしたストリートファイター  実は前半部分をカットしていた
カットした前半部分に  今回足抱え投げで語ろうとする部分が含まれている
倒れた相手の顔面に  M師範が蹴りを入れた  俺さん反則の注意

ところがM師範から  反則をしたのは相手が先という発言があった
足抱えの態勢に入った瞬間  相手は反則の顔面パンチをやったらしい
確かに  M師範の唇がキレて血が出ている

そういった経緯があったので  初めはカットしたんだけど
資料として残しておこうと考えなおし  カットした部分をストリートファイターⅡとしてup
結果として二つの映像をupすることになったんだけど

この映像でも分かるように  足抱え投げは相手のパンチを顔面に受けやすい
顔面パンチありと云うルールなら  足抱え投げをやる前の下工作は闘道にもいろいろある
そういったことはまた別な機会にやるとして  今回は単純に足抱え大内刈りの解説

足抱え投げは  相手のミドルキックを誘って蹴り足を抱えることから始まる
誘い方は腕を高く構えて  いかにも誘っていますではなくなんとなく隙があるように装う
蹴り足の取り方は  V字カットをピシッと決めて相手の蹴り足の自由を奪う

顔面パンチありなら  相手の蹴り足を抱えた瞬間に顔面パンチで反撃か投げる方向に掌底打ち
顔面パンチなしなら  相手の肩を押しながらやや振るようにバランスを崩して投げる
相手の真後ろに投げるという方法もあるが  この場合は逆転される可能性がある

相手の真後ろに軸足を刈り上げて投げる場合  相手は後頭部を打つ可能性があるので要注意
振るように投げる場合は  相手は尻もちを突く感じになるので多少は安全

足抱え投げ

2015年11月04日 05時58分23秒 | Weblog
俺さん闘道を総合格闘技として  創始したわけではない
ただ武道としての在り方を追求したら  現在の形になったというだけのこと・・・
だから名称なんかどうでもよかった  武道と呼ばれようと格闘技と評されようと

ところが武道だ格闘技だと一般名詞で言っても  周囲には理解されない
しょうがないから何か名称を付けよう  ということで格闘技の闘をとって“闘道”
極真空手と闘った経緯からか  月刊「武道空手」という雑誌の漫画で闘道は悪役にされた

武道空手の編集に極真空手の関係者が携わっているのが分かっていたし
他流試合を行った事実もある  漫画で悪役にして悪いイメージを拡散されたら
裁判で争うしかない  その旨を出版社に通知したら月刊「武道空手」は翌月号から廃刊
廃刊という形で責任取ったと俺さん理解したから  それ以上の追求はしなかった武士の情け

漫画の影響で闘道の名称は世間に知られるようになり  商標登録までする者も現れた
俺さん単なる武道バカで商標なんてことには疎いから  敏い人間には敵わんわ
ところで極真空手との他流試合で  効果的だったのが足抱え投げ
そりゃ効果あるわな  他流試合の会場となったのは校舎の屋上でコンクリートなんだから

足抱え投げって見た目はソフトだけど  やってみるとかなりエグい
背中から投げ落とされると  呼吸困難になって闘いは続行不可能になる
Youtubeで紹介した  闘道vs拳志会空手道との他流試合がそうだった
そこで使われたのが足抱え小内刈り  倒れた選手は苦しくてのたうち回ってた

10秒間立ち上がれなかったらKOというルールだったのに  後半を担当した拳志会側の審判
突然俺さんに一分間休ませてほしいと頼んできた  この段階で試合結果は決まりだから
俺さん一分間の休憩を認めた  本意は“徹底的に痛めつけて思い知らせよう”だったから

とまあ足抱え投げは効果的な技だが  同時に弱点もある
そういった効果的な側面とか技の使い方  弱点をカバーする方法などについて
何回かに分けて  ボチボチかフラフラかは分からないが説明して行こうと思う