老猿のオットット人生

石橋を叩いて渡れずオットットと転んで渡って七転び八起きならぬ七転八倒の人生

銭湯の絵柄

2015年11月09日 15時31分03秒 | Weblog
幹部の弟子達数名と  積立してツアーに参加していた時期があった
12月初旬の北海道は  閑古鳥が鳴く時期でツアー料金安かったんだよね
ホテルに着いて部屋に入ったら  暖房効きすぎ

風呂に入って食事を済ませ  俺さん弟子達と寛いでいた
普段闘道の活動では喫煙は絶対禁止  酒も禁止なんだけど旅行では缶ビール一本なら認める
暑いのでドアを半開きにし温度調整してたら  廊下がやけに騒がしい

酔って威勢がよくなったのか  ホステスの肩を借りた若いのが喚きながら廊下をフラフラ
あまりにも騒々しいので  俺さんドアの隙間に目をやった
酔った若いのと目が合った  その瞬間若いのが怒鳴ってドアを蹴りながら部屋に飛び込んできた

と思った瞬間弟子達が総立ち  若いのが逃げる弟子が追うといった一瞬の展開
奥まった所にいた俺さん出遅れた  廊下に出てみたら弟子の一人が若いのを吊るしあげている
ホステスが若いのの不躾を詫びながら  仲裁しょうと謝罪の嵐

俺さんホステスに免じて  若いのが不躾な行為を謝罪したら許そうと思っていた
謝罪すれば許すと言ってみたが  ホステスの手前もあってか若いのは「・・・・・」
そこに奥の部屋から数人ドヤドヤ  若いのの連れらしかったがとたんにヘタレが復活

威勢のいいこと「オメエラふざけやがって☆£%※$‥」  啖呵になっていない
若いのの兄貴分らしいのが「どちらの組の方ですか?」と俺さんに聞いてきた
俺さん「東京のもんだ 旅行を楽しんでるのに組も何も無いだろう 悪いのはその若いの」

兄貴分はホステスから事情を聞き  俺さんの話しどうりだと理解した
どうやらホテルのバーで悶着があり  その延長で廊下で揉み合いなったと誤解したらしい
大変申し訳ありませんでした  コイツは部屋に帰ってから〆ますのでと兄貴分謝罪

といったわけで一件落着したんだけど  聞こえてきました悲鳴が
「コリャ~ 俺に恥かかせやがって」ドス・・・バシッ・・・ギャ~  のオーケストラが30分ほど
翌朝ホテル前でツアーバスに乗り込んでいると  昨夜の連中黒塗りの高級車で先に出発
バスに乗る前の朝風呂で昨夜の連中とバッタリ  銭湯でもないのにいろんな絵柄を見させて頂きました