2021年4月。コロナでツアーが行えない分、
配信用にアコースティック練習も増やし、
リハーサル・スタジオJIVEに籠もるロザリの日々でしたが。
一方で来たるべき10枚目のアルバム用のRECも
凸ヤマの自室“スタジオ ロザリ”で着々と進行中。
それこそそのスタジオJIVE船越氏から頂戴した
RANDALL/ISO12C ISOLATION CABINET
(https://white.ap.teacup.com/yama-rosali/2419.html)
のお陰で飛躍的にGuitarのレコーディング効率がUP
したのではありますが。
但しそれは、夜間でも音がある程度出せるし、
凸ヤマみたいなマイキング・センスの無い人間でも
それなりにどうにか音を拾える、って“出口”の部分
だけのお話でありまして。
“入り口”にコレ導入してみた。
Walrus Audio ACS1 Amp + Cab Simulator。
いやはや素晴らしい。コレは凄い。(語彙力)
ライヴでは年がら年中Metal Zone買ったばっかりの中学生
みたいに歪んでる凸ヤマですが、RECの際は若干ですが
クランチとかクリーンも必要で。
逆説的に強烈なFUZZサウンドとかが欲しい場合も、
いつもの歪みAmpじゃ駄目なんですよね、Amp自体は
クリーンで無いと(^_^;)
ってな訳でライヴで愛用の“ROCK”では無く、
レコーディング用に
VOX MV50-BQ “Boutique”ってえのを買って
試行錯誤してたんですが…
コレがどうにも音が決まらない('~`;)
凸ヤマが不器用なのが主因とは存じますが、
直感操作で使える音のひとつやふたつ、スパっと
見つけられない機材は“合ってない”と判断する
傲岸不遜な凸ヤマなのでありましたw
そんで導入してみたWalrus Audio ACS1。
いや、コレ凄いっすよ。なんだろう、各ツマミをイジった
結果、出る音が全部頭で思い描いた通りに反応すると
でも申しましょうか?
(意外とそうはならない機材のなんと多いことかw)
キャビ・シミュに関してはまるで判りませんが
アンシミュとしては甚だ優秀。
アルバム『空論城の住人』、“Pacific High”で
ゲーリーさんにリードを弾いて戴いた際、
須田っちがKEMPER Profiling Amp を持って来て
鳴らしてくれたのですが、Amp選定段階は
ナルホド、と興味深く拝聴していたのですが
凸ヤマが『コレでイんじゃね?』と音にOKを出した
後に『いやいや、こっからキャビ選定で全然違いますから』
と始まったキャビ選びの比較は
凸ヤマには全然判らなかったもの(^_^;)
確かに、
ライヴハウスで、行った先毎に借りるマーシャルのキャビで
全然出音が違うのは体感上判るんですが…
REC中にヘッドフォンで聴いてると、そのキャビの違いが
身体には伝わって来ないと申しましょうか。
Ampシミュレーターのサウンドが決まったら、全体の
アンサンブルの中に入れて、それがキャビで
どの程度整合性や主張が変化してるのか、
シミュレーターを通してでは(凸ヤマのキャパでは)まるで
体感、実感出来ない、って亊なんだろうと思われるのですが。
でも、Walrus Audio ACS1のキャビ・シミュの部分に
付属してます“ROOM”って機能。
所謂マイクからAmpまでの
距離感演出用のリバーヴだと思われるのですが、コレが
抜群に美味しいところ突いてまして
“わかってらっしゃる!”と使い勝手良いこと夥しいw
ま、若干お話が逸れましたがクリーン、クランチの
アンシミュとしては極上品だと思われます。
お高いのですけど、これは良い買い物しました。
ブースターとか噛ませないと、GAINフルテンにしようが
どーやっても歪みませんけれどもw
(歪みエフェクターを使って歪ませる、が物凄く苦手な
凸ヤマなのであります)
まあ、歪みの方はVOX-MV50 ROCKでライヴのまんまの
セットを仕込み直してレコーディングすれば
OKなんですけどね。
(スタジオ ロザリではBassも繋いであるから、3系統
繋ぎ変えが面倒くさいだけで(≧∇≦))
んで、全く関係ない方向に脱線するんですが
このアンシミュの空箱見てたら、なんか既視感あるなあ('~`;)?
と。
コレだったw『ACCA13区監察課』ってアニメ。少女漫画っぽい
キャラデザでなかなか異色の作風でしたが
凸ヤマは結構好きでした~♪
札幌のスーパー・ギタリスト川村さん。
練習用のギターやエフェクターにロザリの
ステッカーを貼って、SNS上でアピールして
下さって有り難いのですが、他に御自身でその日に
聴かれたCDの寸評等もなさってまして。
この2021年4月のある日、ロザリの7枚目
『NANACOROBI』のレビューを上げて下さってました。
いやはや、正しく仰る通りのその通り。
『Drop』はビックカントリーやシンリジィ、
『Moonrise』はピーター・グリーンさん当時の
フリートウッド・マックを頭に描いて作ったし、
録音した作品でございます。
見抜かれていると申しましょうか的確無比!
そう捉えて戴いて物凄く光栄と申しましょうか(^_^;)
川村さん、いつもありがとうございます♪
時にこの『NANACOROBI』はロザリの7枚目のアルバムで
2010年作ってコトはもう12年前ですか( ゚Д゚)
今でもその出来栄えに満足してる数少ないアルバムの1枚ですw
ROSALIND過去作としましては、まあ1stと2ndがもはや
幻で、持ってない方が多かろう事はまあ順当と申しましょうか
当然として。
メジャー流通でプレス枚数も桁違いだったはずの『参』まで
幻、ってのはどう云う訳なんでしょうかねえ?('~`;)
もっと中古市場とかに投げ売りで出て来て然るべしなんですが…?
更に
『俺は、まあまあロザリのアルバムは持ってるぜ?』って
方でも意外にお手元にお持ちでないのが
コレですよねw
『参』と『Ⅳ』の間に位置する作品ですが、5曲入り
“ミニ・アルバム”って設定が悪かったのかしら?w
じゃあコレは?デビュー・シングルw
つい先日(これを書いているリアルタイム2022年2月)
仙台JUNKBOXのTOMさんが『俺持ってましたよ!』と仰ってた
ばかりですが。
世評は甚だ低いながら、この中の『Blind World』って曲は
だるまさんの歌詞との共作第一号作品で、この曲無くして
ROSALINDは今日存在してないと申しましょうか。
打ち込みのプログレ・POPみたいな亊を主に演っていた
凸ヤマが生のギター・バンドでの方向性と申しましょうか、
『あ、これならやってイケルかも!?』と
覚醒した1曲、本人の中でだけマイル・ストーンとなった
曲でございますw
更にコレはどうよ~?w
まあ非売品だったしね(^_^;)先述の『Blind World』を
書き上げ、方向が見える以前の試行錯誤の集成であります。
なんせ、だるまさんが未だ歌詞を書いてないのだから
ロザリとは呼べない。
そんな中で、歌詞も凸ヤマとだるまさんの共作と言う
『雪だるまの唄』はアコースティック・プログレの佳曲と
呼べる仕上がり(≧∇≦)?
この2021年4月は数字のトリックを駆使してまで感染拡大を
加熱報道される状況。根拠のない領域まで恐怖心警戒心が
拡散肥大してしまい、社会は完全に萎縮。
11日にfive盛岡で
予定されてた河内REDSさんを関西から迎えてロザリと
GODZZILAとWaikatoのライブが直前でキャンセル。
更には、
25日に仙台JUNKBOXでのアコジャンにロザコで
誘って戴いており、いわきのハヤミさん達と
共演の予定だったのですが…。こちらはイベントは開催
でしたが、我々が県域を跨いで往来出来る空気では無く
参加を断念、と言った顛末でした。
せめてもスタジオ練習に週二で励み『元気に練習してまーす!』
とか仲間に写真送ったり、SNS載せたりするぐらいしか
打つ手ナシ。
でもそれすらも、この時期は家族の反対でスタジオに集うこと
すら憚られ、練習すら困難に陥ったバンドが大多数でした。
スタジオでニコラスに逢えた時だって、果たして
大っぴらにして良いのか悩むレベル('~`;)
飲食店が諸悪の根源みたいに叩かれて、
『会食が元凶だ』みたいなバッシングさえ。
わかんたんかの瀬川さんなんか尋常でない
対策と警戒態勢で細心の注意を払ってましたぜ、
この頃から。
サスガに前述の通り“県域跨ぎ”までは
ツッパリ通せなかったロザリですが、
ライヴハウスと飲食店には
『行かなきゃ助けられない!』って姿勢で
練習後は食べにお邪魔したし、FREAKSさんでの
企画配信も毎月続けたのでありました。
めっちゃ美味しいぽん太さんの“塩野菜ラーメン”を
見つめるだるまさんの眼鏡も曇る、
この2020年春先の世相でございましたとさ。