文明化重視から文化再生へ、日本の文化の根源を支える、生業(なりわい)。その再構築にIT技術の導入を

ふゆみずたんぼで生態系保全農業。商工業はIT生産技術。出版はXMLフオーマット、フルバッチ制作で再構築を.

生物技術者連絡会総会&シンポジウムの開催

2006-01-29 07:47:03 | 生物情報収集とWEBGISと監査制度再構築
 「生物技術者の最前線2006」と題して、東京・お茶の水・中央大学駿河台記念館内で開催。出席者60名。会員100名規模の任意団体。本年度から会員からチョイスされた(かなり申し込みの早いもの順)5名が研究課題の発表。 そのほかにも論文が数点。
 学会発表形式に近いが、自由研究であり、多面的な内容。より柔軟に、現場での独自な研究調査と、研究者同士の横断的な意見表明と言うこともあって、結構盛り上がりと内容のすばらしさに注目が集まりました。
(1) 羽毛識別マニュアルの作成と今後の課題 未だ過程であっても出来たらすごいガイドブックになるなと直感
(2) 小笠原に於ける外来種対策 外来種の排除の困難さと、それなりに出来てしまった生態系のバランスが、どうなるのか。頂点にいる、家猫(野生化)とオガサワラノスリ、そして最悪のは虫類であるグリ-ンアノール+クマネズミ+ノヤギが、本来の固有種を食い荒らす実態との狭間をどうするのか。生態系が進化論や"棲み分け理論"というよりか、入り乱れて曼荼羅状態となってしまっている状況を聞かされました。うーんとうなって言葉が出ない。猫を減らすとクマネズミが増え……
(3) 直接観察法による日本リスの生息環境調査 個々の調査対象を自然の状態でじっと目視しながら調べていく方法を、おたく的に徹底した方法と理解。
(4) 昆虫調査を定量化 ライトとラップでの実験 生物技術者の現場では大事な技術の定量化で、同じ捕虫用蛍光灯でもメーカにより、使用期間に寄る格差が魅し出来ないほど大きいとの実証実験結果の発表。
(5) 自然環境教育での生物技術者の協力のあり方の発表。
 総合学習の場への協力要請で、小学4年生1クラスへの協力の当初と結果の発表
現場の先生、父兄、そして優れた自然環境があっても殆ど遊びにも利用されない現況に驚愕し、手取り足取り1年後の成果を評価。物事を具体的にしっかりと捕らえることの重要さを、こどもの成長を通じて再認識しました。
 この分野での協力の重要さが浮かび上がってきます。

 

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