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上野忍ばずの池 キンクロハジロばかり! なぜ

2009-01-29 09:56:53 | 利根川下流域に水鳥の大規模越冬地形成
2009/1/29
 上野動物園分園内や、ボート池には、例年と変わらないほどのキンクロハジロが終結していました。しかも、ボート池のはずれにです。
 見てきた人が、オナガガモやほかのカモが一切いないけどどうしたのかという話になって、餌が足りなければ移動できるタイプのカモはほとんど移動してしまった。
 しかし、キンクロハジロだけは移動できないタイプ。しかも
ひそかに誰かが餌をあ立てている可能性が高いと思うよと回答しました。が、そういいながら、とても気になって、早速調査に行きました。
 結果はその話の通りでした。
 オナガガモ(圧倒的多数)、カルガモ、(少数)マガモ(20以下)、ハシビロガモ(100+)、ヒドリガモ(少数)は、少数のオナガガモを除いて全く見ることができませんでした。
 上野不忍池は、結構カモの個体数だけでなく、多様性に富んでいて、フイールド博物館としても意味がありましたが、
 蓮池側にはそれでも、オナガガモが最盛期の1/10程度の個体がのこって、キンクロハジロと一緒にいましたが。
 とても心配なことは、これから春の渡りのときなどに、餌不足で体力が落ちたままで、鳥インフルに汚染されたカモなどが、渡来してそれらと移動中に触れたりしたら。かえってインフルエンザによりかかりやすい状態であれば、かかりやすいのではないかと思います。
 その結果として、東京都等の環境対策課などが、観念的に鳥インフルが怖いということでとった対策が、逆に最悪の結果を招いてしまうことにならなければいいがなと思います。まさかそのようなことはないと念じつついます。

 でも、幸いなことに、ボート池でも早朝などにキチンと餌を与えてくれる方々が存在するようです。蓮池でも同様にして、最小限の餌の供給はされているようです。

 

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