日本のボクシングジムには二通りのジムがあります。
JBCに所属している、正式なプロボクシングジム。そしてアマチュアのボクシングジム。
一般の方には分かりづらいかもしれませんが、簡単に言えば、プロのジムかアマチュアのジムかと言う事です。
この二種類しかないはずなのに・・・
もう1つ、どちらでもないボクシングジムが存在します。
プロボクシングジムを装うボクシングジムです。
普通の人はこんなチラシを見たら・・・

完全にプロボクシングジムだと勘違いするでしょう。(イラストも問題あるのでは・・・)
他にも、プロボクシングジムではないジムなのに、プロボクサーが在籍している等とホームページで堂々と宣伝するジムも存在します。
http://iwakisouken.hp.infoseek.co.jp/gaiyou.htm
東京の大手ジムの名前を使い、あたかも支店のように宣伝しているボクシングジムも有ります。(プロボクシングジムは支店を作ってはいけないという規則があります)
こういうジムは、地元では、プロボクシングジムのような存在を装い、内情は、関東のプロボクシングジムに多少のお金を支払い、そこのジムの所属選手に成りすまし、そこの選手のふりをして、プロのリングにボクサーを立たせます。
ジムに通うのに、車で三時間以上かかって通うプロボクサー、電車で三時間以上かかって通うプロボクサーが多数存在するボクシングジムなんて有り得ないでしょう。
JBCさんも協会も、所属プロボクサーの住民票や仕事先を調べれば、簡単にこの不正が分かると思うのですが・・・
なぜ、こんな事が起きるのか・・・
正式なプロボクシングジムになる為には、協会に支払う加盟金と言うものが存在します。
一般的に言われるのは、元世界チャンプがジムを開いた時の加盟金は300万円、元東洋チャンプが400万円、元日本チャンプで500万円、そして・・・その他の人は1000万円です。
(東日本協会独自の方針で名義買いなんて事も現在あります。北日本協会は300万円で加盟できます。)
北日本ボクシング協会に所属しているプロボクシングジムは現在七軒しかありません。この三年で三軒のジムが潰れました・・・
現在やられているジム経営の皆様は、経営と言うより、遣り甲斐、生き様として、ボクシングジムを苦しいながら経営しています。
事情を何も知らず、広告やホームページを見て、プロボクサーを目指し入会し、ボクシングという過酷なスポーツを、一生懸命練習して強くなり、そして、自分の通うジムが正式なプロボクシングジムでは無いと知る日が来るのでしょう。しかし、毎日通うジムに愛着も出てくるでしょうから、ジム関係者に不満も言わずに他のジムの名前でリングに立つ。そのボクサー達が一番の被害者であると思います。
自分がいつも練習しているジムの名前では試合に出られず、色々な事を口止めされ、他のジムの名前で試合に出て、普段、指導していない人がセコンドについて指示を出す。これは本当に危ない事だと思います。
そして、1番問題なのは、もし試合中等に「事故」が起こったら、誰が責任を取るんだ。と言う事です。
ボクシングが好きで、ボクシングジムを運営し、プロボクシングジムとして活動したいなら、何としてでも金を作り、協会に加盟するべきだと思います。一生懸命に練習しているボクサー達、そして命懸けでリングに上がるボクサー達に責任がある筈です。絶対に協会に加盟するべきです。
「事故」が起こってからでは遅いです。
今月、三年に1回しか行われない「北日本ボクシング協会」の総会があります。
ボクシング界を盛り上げていく為にも真剣に、こういう問題を話し合いしていく協会であってほしい。
(因みに、福島県二本松市に在ったプロボクシングジムが突然潰れてしまったのですが、そこに所属していたプロボクサーが,どうしてもボクシングを続けたいと言うので、「最低、1週間に1回は練習に来る」と言う約束をして当ジムへの移籍を受け入れました。しかし、その約束は守られなかったので、辞めてもらいました。普段の練習を見れないボクサーをリングに上げる訳にはいかないと考えての事でした。)
第8回北日本ボクシング大会のお知らせ
JBCに所属している、正式なプロボクシングジム。そしてアマチュアのボクシングジム。
一般の方には分かりづらいかもしれませんが、簡単に言えば、プロのジムかアマチュアのジムかと言う事です。
この二種類しかないはずなのに・・・
もう1つ、どちらでもないボクシングジムが存在します。
プロボクシングジムを装うボクシングジムです。
普通の人はこんなチラシを見たら・・・

完全にプロボクシングジムだと勘違いするでしょう。(イラストも問題あるのでは・・・)
他にも、プロボクシングジムではないジムなのに、プロボクサーが在籍している等とホームページで堂々と宣伝するジムも存在します。
http://iwakisouken.hp.infoseek.co.jp/gaiyou.htm
東京の大手ジムの名前を使い、あたかも支店のように宣伝しているボクシングジムも有ります。(プロボクシングジムは支店を作ってはいけないという規則があります)
こういうジムは、地元では、プロボクシングジムのような存在を装い、内情は、関東のプロボクシングジムに多少のお金を支払い、そこのジムの所属選手に成りすまし、そこの選手のふりをして、プロのリングにボクサーを立たせます。
ジムに通うのに、車で三時間以上かかって通うプロボクサー、電車で三時間以上かかって通うプロボクサーが多数存在するボクシングジムなんて有り得ないでしょう。
JBCさんも協会も、所属プロボクサーの住民票や仕事先を調べれば、簡単にこの不正が分かると思うのですが・・・
なぜ、こんな事が起きるのか・・・
正式なプロボクシングジムになる為には、協会に支払う加盟金と言うものが存在します。
一般的に言われるのは、元世界チャンプがジムを開いた時の加盟金は300万円、元東洋チャンプが400万円、元日本チャンプで500万円、そして・・・その他の人は1000万円です。
(東日本協会独自の方針で名義買いなんて事も現在あります。北日本協会は300万円で加盟できます。)
北日本ボクシング協会に所属しているプロボクシングジムは現在七軒しかありません。この三年で三軒のジムが潰れました・・・
現在やられているジム経営の皆様は、経営と言うより、遣り甲斐、生き様として、ボクシングジムを苦しいながら経営しています。
事情を何も知らず、広告やホームページを見て、プロボクサーを目指し入会し、ボクシングという過酷なスポーツを、一生懸命練習して強くなり、そして、自分の通うジムが正式なプロボクシングジムでは無いと知る日が来るのでしょう。しかし、毎日通うジムに愛着も出てくるでしょうから、ジム関係者に不満も言わずに他のジムの名前でリングに立つ。そのボクサー達が一番の被害者であると思います。
自分がいつも練習しているジムの名前では試合に出られず、色々な事を口止めされ、他のジムの名前で試合に出て、普段、指導していない人がセコンドについて指示を出す。これは本当に危ない事だと思います。
そして、1番問題なのは、もし試合中等に「事故」が起こったら、誰が責任を取るんだ。と言う事です。
ボクシングが好きで、ボクシングジムを運営し、プロボクシングジムとして活動したいなら、何としてでも金を作り、協会に加盟するべきだと思います。一生懸命に練習しているボクサー達、そして命懸けでリングに上がるボクサー達に責任がある筈です。絶対に協会に加盟するべきです。
「事故」が起こってからでは遅いです。
今月、三年に1回しか行われない「北日本ボクシング協会」の総会があります。
ボクシング界を盛り上げていく為にも真剣に、こういう問題を話し合いしていく協会であってほしい。
(因みに、福島県二本松市に在ったプロボクシングジムが突然潰れてしまったのですが、そこに所属していたプロボクサーが,どうしてもボクシングを続けたいと言うので、「最低、1週間に1回は練習に来る」と言う約束をして当ジムへの移籍を受け入れました。しかし、その約束は守られなかったので、辞めてもらいました。普段の練習を見れないボクサーをリングに上げる訳にはいかないと考えての事でした。)
第8回北日本ボクシング大会のお知らせ