努力のあり方・・・

当ジム所属プロボクサー「健太郎」君と「魔炸獅」君・・・

この２人、自信を持って言えるのが・・・

「本当に真面目で、素直で、良い子です」



「真面目で素直」の反対語・・・

「不真面目で偏屈」・・・

「不真面目で偏屈」に比べればは、「真面目で素直」は、とても素晴らしい事です。



しかし・・・

「真面目で素直」が成功者と成りえるか・・・

決して、そんな事はありません。

「不真面目」は、どうしようもないと思いますが・・・

「偏屈」・・・

意外と、ボクシング界は「偏屈」な方が成功者になっているケースが多いかも・・・



成功者になる為の鍵は、「才能」と「努力」と「運」この３個だと思っています。



「才能」は、持って生まれたもの・・・

「運」は、持って生まれたもの？？？自身の生き方？？？

「努力」は、自身のやり方、考え方によって大きく左右されます。

「才能」がなくても、「努力」で補えると思っています。

しかし・・・

間違った事を、いくら一生懸命「努力」しても、まったく意味がありません。



プロボクサーの朝の日課と言えば・・・

「ロードワーク」

しかし・・・

目標が陸上選手ではなく、強いボクサーならば、ただ走れば良いって言うものではありません。



今朝・・・

「健太郎」君と「魔炸獅」君と久しぶりに合同で朝練習しました。

山が沢山ある、ここ山形で・・・

「なんで、平坦な所ばかり走ってんの？？？」

何時間も何時間も・・・

「だらだら、何ｋｍ走っても意味ないよ・・・」

たった１時間半で、２人とも泣き入る朝練習になりました。



某所に美味しいカレー屋さんがありました。とっても美味しいカレー屋さんです。親の代から流行っていました。そこを継いだ息子は、自身の努力なのでしょう、美味しい味は完全に受け継ぎました。しかし、息子が継いだ途端に、段々とお客さんは来なくなりました。

なんででしょう？？？

私も、この店のカレーは大好きでした。以前は頻繁に行っていました。息子が継いで変わった事とは・・・

前にいた客の食べ終わった皿をさげなくなったんです。「空いている席に座って下さい。」それで駄目なら「隣に皿を重ねて下さい」なんて言い出したのです・・・前の客の食べ残しのカレーの残骸や、カレーのこびりついた皿を目の前に食欲わきますか？？？カレーを食べた皿が綺麗にピカピカになっているなんて事は有り得ないし・・・カレーの食べ終わった残骸なんてねー・・・ウ★チみたいだし・・・当然匂いはカレーなんでしょうが・・・違う匂いがして来そうで・・・



なんか、変な話になりました・・・

なんで、こんな話になったかと言うと・・・

今日、久しぶりに早起きしたので、某全国チェーン牛丼屋さんへ行きました。それは、テレビのＣＭで「炊き立ての御飯を・・・」なんていうのを見た為です。某★★屋さんに入っていくと、そこは、前にいた客の食べた残骸がカウンターやテーブル中に散乱していました・・・店員は元気良く「いらっしゃいませー、空いてるお席にどうぞ」・・・空いている席を探し、朝定食を頼み・・・出てきた朝定食を食べようと思っても、廻りの何人分もの食器の残骸の気持ち悪さと、一向に残骸をかたずけないでお喋りしている店員達への怒りとで、半分も食べずに店を出ました。

もう行かない・・・



話をまとめると・・・

意味のない努力は、努力には値しないと言うことです。
（まとまりきれてない・・・？？？）

一生懸命頑張った・・・

素晴らしいですが、何をどう、どのぐらい頑張ったのかによって結果は変わります。

ボクシングを強くなりたくて、一生懸命にキャッチボールやバットの素振りをしても強くなりません。一生懸命にサッカーのリフティングの練習をしても強くなりません。

同じように、マラソン選手を目指すんじゃなければ、ただ走っても意味がありません。

ボクシングが強くなりたいなら、顎上げていくら走っても意味が無いのです。



この台詞、何百回、写真左の子に言ってきた事か・・・