「重症筋無力症」と闘うオジサンの日記

福岡市内在住の50歳代の普通のオジサンです。重症筋無力症を発症して現在闘病中です。発症時~現在までを日記風に報告します。

⑯入院4日目~テンシロンテスト実施・・・やっぱり陽性><;

2014-04-09 10:20:38 | 日記
<2月28日・・・金曜日>
今日は、静脈からとある試薬を流し込み、その反応を見る検査をするらしい。
何やら、この重症筋無力症の症状(特に、眼瞼下垂)に影響が出るとか・・・
いつもの看護婦さんからの検診(検温・血圧・酸素血測定)を受け、そのまま待機していると、やがて看護婦さんが、点滴を始めま~す。
程なく、私の腕に針がブスっと。点滴袋が取り付けられ、「ハイ、しばらくこのままで・・・ゆっくり歩いたりはできますからね~」と看護婦さん。

(点滴しながら、自由に歩き回る事はできる)

しばらく、点滴(生理食塩水)を静脈に流し込んでいると、やがて主治医さんと助手のドクターさんが登場。まずは私の現在の症状(目や口・・・喉等の・・・症状)の確認を。
その時は、瞼がやや重い感じで、目がかゆいような(花粉症に似た)あった程度である。
今回の試薬(テンシロン)テストというのは、点滴から少量の薬液(恐らく、神経を一時的に活性化させる?)を注入して患者の変化を診る為のものだそうで・・・という説明をされつつ、「今から薬液を流入します」と・・・点滴チューブの継ぎ目から、とある試薬を数滴注入。
主治医さん、助手ドクターさんが私をじーっと観察して、「何か、変化ありますか?目は開くようになったとか・・?」と。
私の感じでは、確かに目の周囲の痺れというかかゆみみたいな症状が消えたように感じていた。
瞼の重みはもともとそれほど無かったので、それについての症状変化は体感できない・・・と。
助手の先生が、さらに、数滴注入・・・・う~ん、確かに瞼もシャキッとなった感じだし、何より目が開けやすい(かゆみ、痺れが消えた)事を伝え、この薬はいいですね!と伝えた所、これは反応を見る為の試薬であり、治療薬では無いとの事だった。

(目が、シャキッと開くようになり、かゆみや痺れの類も消えた)

という事で、症状に対する改善が見られたとの事で、改めて、「陽性ですねぇ」との診断が(ドトメ的に)下った次第である。

この試薬による効果は数十分で消えてしまった。
その後、主治医さんと助手の方との面談で、当初検査入院一週間という事でしたが、来週もしばらく入院してもらいます!との事。完全陽性である点で、治療をしていきたいとの事だった。その旨を会社側に伝えた所、きちんと治してもらいなさい・・・との事で検査入院続行の許可を得た次第。
という訳で、翌週も引き続き、入院治療する事となった。
具体的な治療方法としては、ステロイド投薬3回(三日間の・・・パルス云々とか言う)法や、血糖値4回法等を駆使して行う・・・他、弱った顔の筋肉(舌、喉、顎等)のリハビリとして、きちんとしたリハビリ師からの訓練実施・・・等である。
来週から大変だなぁ・・・という実感がふつふつと沸いてきた次第であった。