「重症筋無力症」と闘うオジサンの日記

福岡市内在住の50歳代の普通のオジサンです。重症筋無力症を発症して現在闘病中です。発症時~現在までを日記風に報告します。

(45)”気まま人”殿からのコメント及び返信の公開回答

2014-12-26 20:20:25 | 日記
重症筋無力症を完治させたとブログで発表されておられる”気まま人”殿から、当方に対して
コメントを寄せて頂きました。せっかくなので、こちらに公開・回答させて頂きます。

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初めまして 気まま人と申します。
ブログ拝見致しました。ご苦労のほど伺い知れます。
私も同じく2年前にMGを発症し、胸腺摘出・免疫グロブリン投与等医者の言われるまま治療を受けてきました。
退院後も毎日朝晩免疫抑制剤やステロイド剤を飲み副作用にも苦しめられておりました。
幾分安定しても屈伸も出来ず、ちょっと動くと息切れ。
医者は言います。MGは不治の病です、一生薬を飲み続け付き合って行きましょうと。。。。
でも私は今薬を飲まなくても症状は全く出ていません。
ブログに書いていますが AWGやMMS、ライフデジタルで完治させました。糖尿病も克服しています。
勿論持論をお持ちだと思います。
しかし実際に胡散臭いと思われる療法で効果が出る場合もあると言うことを知ってほしいのです。
宣伝のたぐいと思わるならそれでも結構です。
私の得た結論です。
医者は完治させてくれません。
極論ですが患者は利益を得られるお客様なのです。
長引きますよと言われれば信じるしか無いのです。
出された通りの薬を大量に飲み続けます。
勿論私も重篤な状態を医学によって助けられました。
AWGやライフデジタルの発明者はアメリカの医学会から迫害を受け国外逃亡を計っているのです。
このような機械だけで難病や癌が治れば製薬会社や医者は必要なくなるからです。
自分で病気を克服する努力をしなければ医者の言いなりです。

長々と失礼しました。
不快に思われるのであれば削除して下さい。
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気まま人殿

長いコメント(ご意見)をありがとうございます。
貴殿の、ブログ「MGと戦い、健康を取り戻した記録」については、拝見させて頂いておりました。
誤解しないで頂きたいのは、貴方様が、コメントで主張をされておられる、
「AWG治療器を使って、症状に改善があった」とされる点については、貴殿の主張される通り気分的
に何らかの改善が出た!それはその通りなのだと思います。

しかし、残念ながら気まま人殿のブログの書き方の問題なのか・・・ニュアンス表現の捉え方
(考え方)が違っておられるのか・・・
ブログ内では、”完治”とか”克服”という事を主張しておられます。更には、他のあちこちの
難病患者さんのブログやHPのコメント欄等にも、「AWGを使って、この難病を完治・克服した」と
書き込みしておりますね。
この表現方法及び第三者への効果宣伝書き込みが、他の方々からも指摘されておられる通り、
「AWG治療器の宣伝は止めて、自身のブログだけでやって下さい」という返事になっている
ものと思います。AWG治療器なるものが、重症筋無力症を完治させる夢の治療器だと貴殿は
宣伝している事になりますが、残念ならが、貴殿のブログでは、AWG治療器による施術だけでは
治癒しなかった。だから、再度、そのAWG治療を受けた挙句・・・自分でその治療器に似た
別の治療器までをも購入した・・・オマケに他の薬品(MMSですよね?)の服用も併用して
・・・完治・克服している・・・とあります。
これ、表現がおかしいですよね!?治療機器を導入した上、薬までも服用しているという事、
なので、正しくは、”現在、治療中!”と言う事ですよね!
このような状況下においても、「自分の得た結論です!」と言い切ってしまうのであれば、
もうこれ以上は貴方様に何を申し上げても無駄でしょう!他の方々と同様、貴殿の主張や
コメントは無視するしかありません。これ以降の私の所見も無視して下さい。

まず、AWG治療器なる治療機器ですが、きちんと厚生労働省に認可された治療器ですので
別段、貴殿やら皆様が使用しても問題ないと思っています。問題はそのAWG治療器の効能が
第三者の手によって、過大に宣伝広告され、それが愉快犯によって、コピー宣伝されて
しまっている事です。ありもしない効能(すべての難病が完治できるだの、切り取られた
乳房がよみがえるだの、末期癌患者があっという間に完治しただの・・)を謳い文句した
挙句、治療に使われていない理由として、「医者が儲からなくなるから・・とか、
厚生労働省のお役人の利権に絡むから・・・等の謀略・策略説」等を吹聴されてしまって
せっかくのAWG治療器も、我々一般人からは逆に信用できないものへと写るようになって
しまっています。開発者の松浦博士?もこんな広まり方は期待していなかったはずです。
健康治療器(いわゆる、低周波治療器・・・肩こりが良くなる・・・とか、ちょっとした
足の痺れが良くなる・・)とかで、広めようとしていたはずです。しかるに厚生労働省も
その健康機器として認可しているはずです。なのに、第三者の手によって、「HIVが完治す
るとか、末期癌患者が簡単に治るだとか・・・C型肝炎があっという間に完治した・・・
挙句に、重症筋無力症にも効果がある・・・等。そこまでの治療器であるなら、今アフリカ
で発生しているエボラ出血熱も、完全完治させる事ができるはずですが・・・

それから、貴方が主張される、
>AWGやライフデジタルの発明者はアメリカの医学会から迫害を受け国外逃亡を計っているのです。
>このような機械だけで難病や癌が治れば製薬会社や医者は必要なくなるからです。

いい加減な効能効果を謳って販売しようとしたから(日本でいう、薬事法違反)国外逃亡をして
いる訳ですよね?それで、逆に迫害を受けた事を逆手に取っての謀略説の引用ですか・・・
こういった謀略説・陰謀説についても、単に第三者が勝手に遊び半分で造り、広めているだけだと
私は思います。大方、AWG宣伝のブログにコピペ転載されている内容を見てしまったのでしょう!!
こんな事をもし信じているのであれば、とんでも無い事です。こんな謀略・策略説なんでいくら
でも簡単に作り出せます。例えば、
■AWG治療器にはあらかじめ欠陥が仕込んであります。理由は、同じ開発者がライフデジタル
 という別の製品を作って、販売を伸ばす為です!
■警察は、犯人を逮捕しても、検察とグルになってすぐに犯人を釈放します。でないと、犯罪
 を犯す人が減ってしまいます。すると、自分達の仕事も減ってしまって、査定に響くからです。
等等・・・

それから、
>医者は完治させてくれません。
>極論ですが患者は利益を得られるお客様なのです。

これまたすごい理屈ですね!(苦笑)
”医者”とは何か?(最後にWikipdeiaより抜粋した説明をしておきますので参照下さい)・・・
医師・医者とは、医療従事者であり、傷病の診療・予防・公衆衛生の普及とあります。
難病の完治請負人ではありません。全ての病気を完治させる事が義務付けられたら誰も医者には
なれないです。
ちなみに、私個人の医者に対しての理解は、患者さんの希望に沿って、その患者さんのQOLを高めて
くれる者(高める手助けをしてくれる人)・・という理解をしております。
気まま人殿の病気を、きちんと「重症筋無力症」と判定し、きちんと標準治療(胸腺摘出手術、
パルス療法・グロブリン療法)を施してくれた主治医さんがおられるはずですが、その主治医さんと
何かあったのでしょうか?もし、主治医さんの言う事(MGは難病で、免疫抑制によって治療していく
必要がある・・・云々)が納得できなかったという訳でしょうか?
いづれにせよ、きちんとした治療(標準治療)を蹴って、第三者治療(AWGのような民間処方)に走った
という事には、お医者さんに対する何らかの不信感があったからそうなった訳でしょうか?
貴殿の文面から察すると、自身の病気を治してくれない医者なんかは医者ではない!こうなったら
自分は民間療法を試して、病気は治してやるんだ!・・・という事ですかね!!

AWG治療器は、マイナスイオンの波動照射機器という(第三者とおぼしき方々がコピペ転載引用した
だけのブログ等では)説明がなされ、免疫力を高めて自然治癒力がつくだの・・・もっともらしい
効果・効能が謳われています。
そもそも、MGは、自己免疫疾患ですよね!?その自己免疫抗体(アセチルコリン抗体)を高める事が
治療になるのでしょうか?(マイナスイオンなる語句についての説明も、最後に付加しておきます)
まあ、きっとその治療器を販売宣伝されておられる所からは、「特定周波数により、その抗体だけを
殺します!」とか、「この治療器は、本来の貴方が持つ自然の免疫力に近づけるものです!」等と、
適当な説明をされたのではないでしょうか?
このAWG治療器を使って、このMGを完治させた!と声高々に叫び、他の方へも推奨するのであれば
それなりの証拠(医学的には、臨床データー)を示していただかないといけません。例えば、
AWG治療を受ける前と受けた直後に採血してもらい、アセチルコリン抗体の数値データーの変化を
公表する・・・とかです。(100あった抗体値が、一気に0.1までに下がった・・・等です)
糖尿病も同じです!。ヘモグロビンA1Cの値が、波動照射する前と後でどう変化したのか・・・等。
単に、”自分は、完治・克服したんだ!!”と声高々に叫んだ所で、現状の貴殿のブログでの成り行き
や、他のネット内での説明をを拝見すると、とてもAWG治療器にMG(他の難病も含めて)を完治させる
能力がある医療機器であるとは到底信用できませんし、そのこと(完治できない事を)皮肉にも
貴方ご自身がブログで書き綴っておられるからです。
MGという疾患について、現代医学をもってすれば、命に関わる程の重病ではないので多少の誤解や
誤認は寛容されるかもしれませんが、自身のかかっておられる疾患についてもっと真剣に向き合って
勉強された方が良いと思います。
ちなにに、AWG治療器にまつわる宣伝をしていたブログやHPは、最近になって記事を閉鎖したり、
”あくまでも○○からの転載記事”!と表現を変えたり、AWGの紹介はもうやってません!という
風に、あからさまにまるで他人事の表現に変えていっておられるようです。

貴殿の主張される、「諦めないで、もっと色んな治療法や薬を試しましょう!」・・・という、
チャレンジ精神は立派です。ただ、私みたいに一般庶民の人間では色んな民間治療を試すだけの
経済的余裕、精神的余裕、時間的余裕がありません。そこで、気まま人殿におかれましては、
ぜひこれからも色んな民間処方にチャレンジして頂いて、ご自身のブログ内でその成果を発表して
頂けたらと思いますし、切にお願い申し上げる所存です。
YouTube等の紹介では、「気功で重症筋無力症を克服した」方もいらっしゃいますし、東北には、
「超能力を持つ治療家」もいらっしゃるそうです。世の中には色んな治療方法、色んなサプリメント
があふれています。ぜひ、今後とも引き続き、様々な民間療法についての体験調査・結果報告活動
頑張って頂きたいと存知ます。

もう一つ、気になったので追記させて頂きますが、
気まま人殿が、自慢されておられる治療薬(MMS)って、海外から輸入販売されている未認可の
サプリメント(ミラクル・ミネラル・サプリメント)の事でしょうか?もしそうであれば、
私なら頼まれても服用等はしません。中身は、塩素酸ナトリウム(次亜塩素酸とも聞いてます)
だそうです。MMS1とかMMS2とかもっともらしい名前をつけられていますが、塩素は、ご存知の通り
小学校のプール等に入れる消毒剤です。排水パイプ洗浄剤にも使用されます。独特の匂いがします。
要は消毒液です。服用すれば健康どころか、病気になる(腹痛・下痢・発熱等を引き起こす)と
調査結果が出た為、米国FDAやらWHOがサプリメントとしての製造販売を取り消している
(もう何年か前の事です)はずです。
輸入販売業者は、当然ながら、「万能な治療薬であるMMSを妬んだFDAの役人が認可を取り消し
したのです」というような謀略説を撒き散らしているようですが・・・
念の為ですが以下、MMSについて・・・知恵袋に説明がありますので、ご参考にどうぞ。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1055650680

http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1026492415;_ylt=A2RAEENgdZ1UqGgAlKyOAPR7?pos=2&ccode=ofv

では、今後とも重症筋無力症に有効な、治療方法の探求探訪調査報告、頑張って下さい。


~~以下、Wikipediaの説明より抜粋~~
〔医者〕: 医療および保健指導を司る医療従事者。医学に基く傷病の予防、診療および公衆衛生
      の普及を責務とする。
〔完治〕: 体に負った傷、あるいは病気などが完全に治ることを指す。狭義では「よくなった」
      ことを指し、「完全に
      治った」ことを表す。
〔寛解〕: 永続的であるか一時的であるかを問わず、病気による症状が好転または、ほぼ消失し、
      臨床的にコントロールされた状態を指す。
〔糖尿病〕:血糖値やヘモグロビンA1c値が一定の基準を超えている場合を糖尿病という。
〔マイナスイオン〕:空気中の過剰電子によりイオン化した大気分子の陰イオンを表すと思われる
          和製英語である。マイナスイオンの健康面の効果については、いわゆる
          「マイナスイオンブーム」が巻き起こった。1990年代の終わりから21世紀の
          初頭にかけて、十分な裏付けが得られないまま効能を謳うメーカーが数多く
          現れた結果、「似非科学商法」を糾弾する社会問題に発展した実態がある。
          また、厚生省の認可を受けた医療機器として、マイナスイオン電子波動投射装置
          (AWG)が存在する。大阪大学の菊池誠教授は「イオンという科学用語を使用して
          あたかも科学的に立証されているかのように誤解を故意に与える疑似科学・
          オカルト・霊感商法として関連物品の販売に使用されているのが実情である」
          と報告する。
〔MMS〕: ミラクル・ミネラル・サプリメント又はソリューションの略。成分は、亜塩素酸ナトリウム。
     <以下、Natorom氏(内科医)の説明書から抜粋>
     最低限の医学知識を持った人で、「物質X」つまりMMSがさまざまな病気に効くと考える人
     はいません。病気に効果あるどころか、米国FDAは、亜塩素酸ナトリウムを含む製品が
     「吐き気、嘔吐、下痢、脱水などの健康被害を生じる可能性がある」と警告しています。

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4 コメント

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Unknown (fuzino)
2015-01-04 17:38:44
病は気からとは、よく言ったものです

 難病オジサン も少し素直になりましょネ!

 誰もあなたを、騙したりしませんよ (^^)

 
 気ままな人もきっと、あなたの為を思い

 コメントしてくれてるんですよ
返信する
コメントありがとうございます。 (闘うオジサン)
2015-01-27 12:47:46
Unknown (fuzino) 様
コメントありがとうございます。
私も、気まま人殿が詐欺や騙しを目的としている等とは思っておりません。ただ、医学や病気に関して違った理解をしているように思えている訳です。
ぜひ、↓でその認識を改めてみる事をお勧め致します。

http://dain.cocolog-nifty.com/myblog/2014/10/post-b5e1.html

http://www.cml-office.org/atom11archive/wwatch/nion/comment_ni_09.html

MGではありませんが、癌に関しての医療系記事「呪縛を解く」等の放置治療説を唱えていた著名人も結局は、癌で亡くなっています↓
http://blogs.yahoo.co.jp/sw19760827/27013724.html

自身のかかっている疾患について、患者はきちんと理解しないと、もしもの事があった時に、悔いが残る事になります。またその悔いを他人に撒き散らしている事にも繋がります。そのような事態に陥らないように個人個人できちんと自己管理・自己理解をする必要があると私は思っています。

最後に、気まま人殿の好きな言葉に、「病は気から・・」があるようですが、この喩えは、親しい人等が病気にかかった際に、励ます意味で使われる言葉ですよ。
仮に、貴方のご友人が、末期癌や、エボラ、白血病にかかって苦しんでいる時に、この言葉はかけられない筈です。この喩えについての乱用ももう少し考えて使うべきだと思います。
では、くれぐれもご自愛なさいませ。

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AWG (シゲ)
2017-02-07 19:17:42
初めましてもし宜しければ、AWGどのくらいの期間治療して良くなられたのか教えて下さい?
コード番号も知りたいので宜しくお願い致します。
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Unknown (気まま人)
2017-08-22 22:43:31
医学を盲信される貴殿には何を進言しても無駄でしょう(また反論されると思いますが)
私は既に健康な体を取り戻していますよ。
医学界と製薬業界の問題は薬問屋に勤める身内からよく聞いています。
勿論昔ながらの医は仁術と考えている先生もおられるでしょうが。。。
貴殿のような患者が医者と製薬会社を儲けさせているのでしょう
繰り返します 病は気からは他人に向ける言葉ではは無く自分に言い聞かせる言葉ですよ
勘違いなさらぬように
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